ササキリユウイチ2

考え中、筋トレ、健康

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最近の記事

2020年10月10日の日記(「わっしょい 西早稲田 居酒屋」)

これは、2020年10月10日に書かれた、友人数人だけが見ていた飯ブログです。2020年の冬に、たった10本ほどですが、書きました。ササキリが、文芸創作を始める前の個人的な日記であり、今読むとあまりに拙くて読みきれませんが、「わっしょい」にひさびさに出会いそうなので、思い出しましたので、置いておきます。 ────────────────── 「わっしょい」に来た。早稲田のどうしようもない連中がぞろぞろとやってくる店だ。この辺じゃ有名な居酒屋で信じられないくらい生ビールが安

    • 林やはの第一詩集『春はひかり』を読んで書いた長すぎるコメント

      長文A 網−膜、肉体=膜、義務教育「羊水の詩」(世界)から「きみ、誕生」(からだ)へ、「這う」(あるからだ)までにある痣、原因。「ピュア」の膜。 B 心身二元論、意志。自殺。論理、納得。「マーチ」「踊りの詩」 C 肉体/精神から、骨抜きの肉体=膜「骨格の詩」「幽けき骨」 D 骨無=膜、断層、歴史「浸透の詩」 E 海=断層「あいなめ」 F 地理学=別の環境、起源なし、彗星なし「刃物の詩」「ルア・ルアーナ」「消化の詩」 G 四季の春、春の四季、起源破壊「月経の詩」「リンネ」 H 

      • 2024年6月6日、23:30-50の20分間憎悪

         私が何を言おうが、便所がくせえことには変わりない。話は逸れるが(なぜ逸れているか、そのことは後にしよう)日本において水洗トイレが発展すればするほど、水位は下がり、流すための水は少なくなる。水量ではなく、水流を利用する。  どこから水を吐き出し、どういう経路であの衛生陶器の研究し尽くされた釉薬のガラス面を這い、結局のところどうやって糞の塊を流すのか。  で、以下のようになる。糞の塊さえ流せればいいんだ。これが、水流のシミュレーションにおける最適解だ。水の量は少なくて済む。円筒

        • 重力の虹

          ⚪︎重力の虹  玄関を出ると、庭の伸び切った草が擦れて音を立てる。風ではない。風はどこにあるのかわからない。風の音に決まった居場所はない。生き物がいる。すばっしこいいきものがいる。伸び切った草よりも小さいいきものがいる。それでもなお草を動かすことができるいきもの。じゅうぶんな体重を持ったいきもの。蜥蜴だ。蜥蜴に違いない。その音に似た音を加湿器は発している。窓は結露し、集まり、垂れる。室外機は唸る。空調機は一時的に室内への送風を停止する。室外機は霜取りのために温度を上げる。霜

          【明晰|小野寺里穂『いきしにのまつきょうかいで』の感想の草稿①】川柳に魅了されたわけは語の荷下ろしの鮮やかさだったのだが

          ○明晰  もう何も深く考えられなくなっている。もやがかかったまま。主治医に、よくないことを考えるトリガーになるのであまり、夕方になってからは脳を使わない方向にもっていくために、本を読まないほうがいい、と言われたことがある。本を読まないほうがいいは具体的なアドバイスであって、要するに夕方からあんまり考えこむと眠れないし、眠れないともっと体調わるくなっちゃうよってわけなんだから、そのメッセージだけ受け取って、適宜それと同等の対策を生活にさしこめばいい。 とはいえ、単に自分のライ

          【明晰|小野寺里穂『いきしにのまつきょうかいで』の感想の草稿①】川柳に魅了されたわけは語の荷下ろしの鮮やかさだったのだが

          【漂うあの鳥|単車|生きる貨幣|グリフィス】こたつの中で思い出すのは太陽のみ

          ◯漂うあの鳥  正確な描写。確かに、人に比べればじゅうぶん大きな川の、亀の甲羅のような極めて自然的で鯖的な地球の記憶を残した水面の、初日の出、とかいういつもと変わらない太陽を凝視して、赤から、だんだんと光量を増してゆき、馬鹿げた白色、ついにの白色、その複雑な膜の肌理を台無しにしてしまう白色がすっかり空っぽの愛撫になり、橋に犇く人間のうちの誰もが、この寒さに耐えきれず、向こうに見える水鳥を指差して、あの空よりも自由な、とうの昔に落ちた木の葉が浮くように漂うあの鳥を見ながら、と

          【漂うあの鳥|単車|生きる貨幣|グリフィス】こたつの中で思い出すのは太陽のみ

          【黒い袋|ほんと、|森|ブレーキ|黒|シール】相槌は会話を止める

          ◯黒い袋  サランラップ、アルミホイル、ポリ袋、なぜどこのホテルも、ドライヤーは埃だらけなんだろう。ドライヤーの埃を取れ、との命は通達されていない。黒い袋は使われているのに。あの可視光はすべてお断りの袋。 ◯ほんと、  carnophallogocentrisme.  素朴な疑問がある。ソローキンの青脂は焼かれている。セリーヌは戦争と同化し、反ユダヤのパンフレで賛否両論。ほんと、どういうこと?多分、もう全く読んでいる界隈が違うんだと思う。 ◯森  相槌は会話を止める

          【黒い袋|ほんと、|森|ブレーキ|黒|シール】相槌は会話を止める

          【基礎知識|ポマード|食道何分目|汚垂石】手だ。何の意味もない。

          ◯基礎知識  人生における基礎知識の一つとして、排尿をすることによる身震いは、その水に保存されていた熱が逃げ、急激な体温変化を感じるからなのだが、そのアナロジーとして糞をしたあとの、というか糞をしているときの寒さを、その糞が熱を持って逃げた、と言うのは全く見当違いで、そのケツを露出して、半裸だから寒くなった、という単純な事実を確認しておかなければならない。  なぜ、半裸になっていることを覆い隠すのだろうか、それをなぜ自分に秘密にするのだろうか  個室の扉が薄くて、明らかにそ

          【基礎知識|ポマード|食道何分目|汚垂石】手だ。何の意味もない。

          【洋服|宇宙スケール|2000年】付録のような価値しかないと言っている

          ◯洋服  冬のアウター。クソどうでもいいもののはずだ。ほんとうにどうでもいいもののはずだ。それに限らず、洋服は本当はどうでもいいはずだ。なのに、洋服の話はしないんだ。はやく洋服の話をして、どうでもいいものだと自然に思いたい。 ◯宇宙スケール  雨が街を、場合によっては世界の至るところを綺麗にしてくれたと皆は言うけれど、それをうまく描写した人はいない。そもそも、その描写をする努力の価値すら発見されていない。直観だけどそう思う。この直観を述べるとき、なんとなく空と便器が繋が

          【洋服|宇宙スケール|2000年】付録のような価値しかないと言っている

          【メモ|花粉症】概ね、人間以外はアレルギー

          ◯メモ  と、メモしていたのだが、明らかにTwitterの文字制限をオーバーしていた。メールの下書きにメモを溜めるのにハマっているが、ツイートにすることもあるし、ある程度長くなりそうだと思うとGoogleドキュメントを使ったり、紙に書き殴ることもあり……、羅列すればもっとある。散逸している。散逸自体にはそれほど問題を感じていない。散逸するのは場所がいっぱい欲しいからで、noteも場所とする。こうしてメモ帳に書くようなことを公開するのは、作る欲望を満たしかねないので、抵抗がか

          【メモ|花粉症】概ね、人間以外はアレルギー