文章加藤

昭和加藤/人力舎絶賛所属中のお笑い芸人です

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最近の記事

「ナミビアの砂漠」意味わかんないウワーって気持ち

河合優実さんのウツロな目と表情のポスターに惹かれて見ました。 主人公の女がクズで最悪、みたいな感想をよく見かけましたが僕はそう思いませんでした。かっこつけて描いてないだけで、みんなこんなもんなんじゃないの本当は。みんなが言ってんのそれ棚上げ論法じゃね?と思いました。 いやでも、皮肉ではなくみんなちゃんとした人なのかもしれないですね。僕がクズなのかもしれません。 たしかに主人公のカナは彼氏に暴力を振るったりクズなスパークをするんですが、僕もスパークしてないだけで同じようなもん

    • スラップ訴訟によるeasy life改名騒動で思ったこと

      イギリスのバンドイージーライフが、ハードライフに改名した。どうやらイージーグループという企業に商標の問題で訴えられて、裁判になるとお金も時間もかかるので泣く泣く改名、ということらしい。 今回はこの改名騒動で僕が思ったことを話そうと思う。 まず企業とか権力を持つ人が有名人に訴訟を起こして圧力をかける、みたいなことは日本でもたまに見る。権力側が経済的に不利な個人を追い詰める、いわゆるスラップ訴訟と呼ばれるものだ。 僕が知ってる限りだと1989年の「バス会社ビッグホリデーが漫画家い

      • 「密輸1970」の70年代ファッションが良かった

        「密輸1970」を見ました。 1970年代が舞台の韓国映画です。海洋汚染で魚が獲れなくなって困った海女さんが密輸に手を染め、そこにヤクザやベトナム帰還兵が絡んできて、三つ巴、四つ巴の騙し合いになるという話です。そのダークな話を70年代韓国歌謡とギラギラの70年代ファッションで、レトロポップな世界観で見せていく映画です。 その見せ方が最高でした。全編通して流れる韓国歌謡も良かったのですが、やはり70年代ファッション、70年代スタイリングが最高だったので、印象に残った洋服やスタイ

        • 加藤の本気の裾上げ・加藤の裾上げ論

          今回は僕がスラックスの裾上げをして感じたことや、裾上げに対する思いを書いていきます。「加藤の本気の裾上げ」「加藤の裾上げ論」の二本立てでまとめました。好きな方から読んでください。 ◼️加藤の本気の裾上げ 古着のスーツを買いました。ジャケットのサイズやズボンのウエストサイズは合っていたのですが、スラックスの丈が長かったので裾上げしました、本気で。 まあ本気といっても裾上げ作業そのものはおしゃれ工房さんというお直しのお店さんに丸投げしたので、縫ったり切ったりを本気でしたわけでは

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        「ナミビアの砂漠」意味わかんないウワーって気持ち

          2023年に買った70’sスーツ4着をレビューする

          2023年にヤフオク!とメルカリを駆使して買ったスーツ4着をレビューしていきます。4着とも肩パッドが入っていてウエストの絞りがタイトで襟が大きく、ズボンの裾が広がっている70年代型のスーツです。 では1着目。 濃紺のダブルブレスト4つボタンのスーツです。このスーツは西武百貨店のタグとKilgour French Stanburyというイギリスサビルロウのテーラーの織りネームが2つ付いていました。

          ¥300

          2023年に買った70’sスーツ4着をレビューする

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