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【CAN SLIM】VRT買いました

免責事項

当記事に掲載されている内容は、筆者自身の投資記録および個人的な意見をまとめたものであり、いかなる銘柄や金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。また、投資に関する助言を行うものでもありません。読者の皆様におかれましては、投資の最終判断を自己責任で行っていただきますようお願いいたします。特に、記載された情報は執筆時点でのものであり、その後の市場環境や銘柄の状況により変化する可能性があります。正確性や完全性を保証するものではありませんので、参考情報としてご活用ください。投資にはリスクが伴い、元本割れや損失の可能性があります。当ブログの情報を基に発生したいかなる損害についても、筆者は一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

CAN SLIM始めました


こんばんは。
僕は最近W .オニールのCAN SLIM投資法を実践し始めました。
CAN SLIMとはざっくり言えば成長性が高く、機関投資家が買うような銘柄を然るべきタイミングで買うという投資法です。
それを効率よく実現するためにIBDとMarketSurgeに登録しました。
2つで3万円/月程度の料金がかかります!
高いですね・・・
それだけの価値があるのか、今後検証して行きたいと思います。

VRT買いました


CAN SLIM投資法に基づいてVRTをPivot Pointの価格で60株購入しました。
詳細はまた別の機会に触れますが、IBD50リストに載っており、EPSのRatingやSMR Ratigなどで高い評価を受けていたのが主な理由です。

VRT購入履歴

完全な買いポイントのタイミングではなかったのですが、一度戻ったタイミングの11月4日に購入しています。
その翌日から急上昇して今日時点で18%程度の利益が出ています。
11日22時35分現在のプレでさらに上がっているようです。
あまりにも呆気なく結果が出ていますが、IBDの高額サブスクの評価については今後も評価検討して行きます!


VRTの日足チャート

その他、ご参考にVRTの銘柄についての情報を以下にまとめていきます。

VRTってどんな株?

VRT(Vertiv Holdings Co.)は、データセンター、通信ネットワーク、商業・産業分野のための電源、冷却、およびITインフラソリューションを提供する企業です。本社はアメリカのオハイオ州にあり、インフラストラクチャ技術のリーダーとして知られています。以下にVRTについての詳細をまとめます:

主な事業内容

  1. データセンター向けソリューション

    • 電源管理(無停電電源装置(UPS)、バッテリー管理など)

    • 精密冷却システム

    • モニタリングおよび制御システム

  2. 通信およびネットワークインフラ

    • 高信頼性の通信ネットワーク向け電源ソリューション

    • ネットワークの可用性を向上させる製品

  3. 商業および産業分野

    • 電気設備や冷却ソリューションを含む、エネルギー効率を高める製品

成長ドライバー

  1. デジタル化の進展
    データセンターの需要拡大、5Gの普及、クラウドサービスの成長に伴い、VRTの製品やサービスの需要が増加しています。

  2. サステナビリティ
    エネルギー効率の高いソリューションを提供しており、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)目標に貢献しています。

  3. グローバル展開
    VRTはアジア、ヨーロッパ、中南米などでも事業を展開しており、新興市場での成長が期待されています。


投資視点

  1. 強み

    • データセンター需要の拡大に伴う安定成長が期待される。

    • 高いブランド力と顧客基盤。

  2. リスク

    • サプライチェーンの課題や原材料コストの上昇。

    • 技術革新における競争。

VRTは、データセンターやITインフラの成長とともに、注目すべき株式の一つと言えるでしょう。

しかし、このような銘柄はIBDの推奨リストに載っているのを見るまでは知りもしませんでした。

製品やサービスの新規性

VRT(Vertiv)の製品やサービスの新規性は、データセンターや通信インフラの進化に合わせた革新的なソリューションに特徴があります。特に以下の点で新規性が際立っています。

1. エネルギー効率とサステナビリティへの対応

  • 新規性:

    • エネルギー効率の高い製品設計を採用しており、データセンターの運用コストと環境負荷を削減。

    • 再生可能エネルギーの使用を促進する技術やソリューションを提供。

  • 具体例:

    • 高効率UPS(無停電電源装置)は、エネルギーロスを最小限に抑える設計。

    • 精密冷却技術により、データセンター内の温度管理を効率化。

2. 5Gとエッジコンピューティング対応製品

  • 新規性:

    • 5Gインフラの普及に伴い、エッジコンピューティング向けの小型で分散型のインフラソリューションを提供。

    • 従来のデータセンター向け製品とは異なる、迅速なデプロイと柔軟なスケーラビリティを実現。

  • 具体例:

    • 「Vertiv™ VRC-S」:プレハブ型エッジデータセンターソリューション。

    • コンパクトで展開が容易な冷却および電源管理システム。

3. デジタルトランスフォーメーションへの対応

  • 新規性:

    • IoTとAIを活用したインフラ監視・管理ソリューションを提供。

    • 自動化や遠隔監視機能により、リアルタイムの最適化が可能。

  • 具体例:

    • 「Vertiv™ Environet™ Alert」:AI駆動型監視プラットフォームで、インフラのパフォーマンスをリアルタイムに追跡・最適化。

    • 電力使用の異常や潜在的な故障を予測して運用を最適化する機能。

4. カスタマイズ性とモジュール型設計

  • 新規性:

    • 顧客の特定のニーズに合わせたカスタマイズ可能なモジュール設計。

    • データセンターや通信事業者向けに、迅速な導入と柔軟な拡張が可能な製品を展開。

  • 具体例:

    • 「Vertiv™ Liebert® EXL S1」:特定の負荷要求に対応するスケーラブルな電源ソリューション。

    • モジュラー型冷却システムで、データセンターの成長に応じて拡張可能。

5. サービスの新規性

  • 新規性:

    • ソフトウェアを通じた予測メンテナンスやリモートサポートサービス。

    • 設備のダウンタイムを最小限に抑えるための「サービスとしてのインフラ(Infrastructure as a Service)」モデルの導入。

  • 具体例:

    • 遠隔監視サービス「Vertiv™ LIFE™」で、24/7のプロアクティブサポートを提供。

    • データ分析を活用した予測保守により、トラブルの発生を事前に防止。

まとめ

VRTの製品・サービスの新規性は、エネルギー効率の向上5G・エッジコンピューティングへの対応デジタルトランスフォーメーションの推進、および柔軟なカスタマイズ性にあります。これにより、急速に進化するITインフラのニーズに応え、他社との差別化を図っています。

生成AI銘柄との関連性


Vertiv (VRT) のようなインフラストラクチャ技術企業と、NVIDIA、ARM、AMD などの半導体メーカーとの関係性は、直接的な提携や顧客関係だけでなく、これら半導体メーカーの製品が支える技術インフラの需要に大きく依存しています。以下にその具体的な関連性をまとめます。

1. データセンター市場を通じた間接的な関係

  • 半導体メーカーの役割:

    • NVIDIA、AMD、ARMなどの企業は、高性能GPU、CPU、AIプロセッサ、そしてエネルギー効率の高いチップセットを提供しています。これらの半導体製品は、データセンターやクラウドサービスの心臓部となる計算リソースを支えています。

  • VRTの役割:

    • これらの半導体を最大限に活用するための環境(電源、冷却、インフラ管理)を提供。

    • 高密度計算(AI、マシンラーニング、ビッグデータ分析など)による発熱や電力需要に対応するための、冷却技術や電源管理システムを導入。

  • 関係性:

    • NVIDIAやAMDなどの半導体メーカーが提供する高性能プロセッサの採用が進むほど、VRTのソリューション需要が増加します。

2. AIおよびマシンラーニング分野の成長

  • 半導体メーカーの寄与:

    • NVIDIAのGPUは、AIトレーニングや推論プロセスにおけるデファクトスタンダード。ARMやAMDも、AIやIoT向けに設計されたプロセッサを提供しています。

  • VRTの役割:

    • AIを活用する大規模なデータセンターでは、高い処理能力を支えるために安定した電力供給と高度な冷却技術が必要。

    • AI計算の負荷に対応した特化型の冷却技術を開発。

  • :

    • NVIDIAのDGX H100のようなAI向けスーパーコンピュータは、熱管理や電力供給でVRTのソリューションが重要。

3. エッジコンピューティングとIoT

  • 半導体メーカーの寄与:

    • ARMの低消費電力アーキテクチャはエッジコンピューティングデバイスに最適化されており、AMDやNVIDIAもエッジ対応のプロセッサやチップセットを提供。

  • VRTの役割:

    • エッジコンピューティング用に設計された分散型インフラソリューションを提供。小型かつ高効率の冷却・電源管理システムが必要。

    • モジュール型ソリューションがエッジ環境での迅速な展開を可能に。

  • 関係性:

    • ARMのIoTチップやエッジデバイス向けプロセッサの成長は、エッジ用インフラの需要を押し上げ、VRTに恩恵をもたらす。

4. 持続可能性とエネルギー効率

  • 半導体メーカーの取り組み:

    • AMD、NVIDIA、ARMなどは、より少ないエネルギーで高い性能を実現する技術に注力。例えば、ARMの低消費電力チップ設計、AMDのEPYCプロセッサ、NVIDIAのGrace CPU Superchipなど。

  • VRTの取り組み:

    • 高性能半導体が要求する消費電力の管理を支援するため、高効率のUPSや冷却技術を提供。

    • エネルギー効率を高め、データセンターの運用コストと環境負荷を削減。

  • 相互依存:

    • 半導体メーカーの省電力設計とVRTの高効率インフラ技術が組み合わさることで、エネルギーコストを大幅に削減。

5. 直接的な提携の可能性

  • NVIDIAとの可能性:

    • NVIDIAは、自社データセンターや顧客向けスーパーコンピュータ構築のため、インフラプロバイダーと協力する可能性が高い。

  • ARMとIoT:

    • ARMが推進するIoTエコシステムの拡大に伴い、VRTがそのエコシステムを支えるインフラとして採用される可能性。

  • AMDとの提携:

    • AMDの高性能プロセッサが導入されるデータセンターで、VRTの電源・冷却システムが採用されるケースが増加。

まとめ

VRTは、NVIDIA、ARM、AMDのような半導体メーカーとの間接的な関係性を通じて、成長市場で重要な役割を果たしています。これらのメーカーの技術革新や市場拡大が進むほど、VRTの製品需要も拡大するため、半導体業界の動向はVRTにとって非常に重要です。

競合他社との差別化、競合優位性、市場順位は?

Vertiv (VRT) は、競合他社との差別化や競合優位性、市場順位においても強力な地位を築いており、財務実績もその競争力を裏付けています。以下に財務データを織り交ぜて整理します。

競合他社との差別化ポイント

  1. 幅広い製品ラインナップと統合ソリューション

    • Vertivは、データセンター市場で必要な電源管理、冷却システム、インフラ監視、エッジコンピューティング向け製品を包括的に提供。

    • 2023年度の売上高約68億6,320万ドル(前年比増加)は、これら統合ソリューションが市場で評価されている証拠です。

  2. 高度な冷却技術

    • 高密度計算環境(AI、マシンラーニングなど)向けの冷却技術で、省エネルギー性と冷却性能を両立。

    • 特に、AI関連のデータセンター需要増加により2024年第3四半期売上高は約20億7,350万ドルを記録しました。

  3. エッジコンピューティングと5G対応

    • エッジコンピューティング向け分散型ソリューションやプレハブ型データセンターを提供。

    • 2023年度の地域別売上では、アジア太平洋地域が全体の22%を占めており、エッジ市場の成長が業績を押し上げています。

  4. サービスとアフターサポート

    • 遠隔監視および予測保守サービス「Vertiv™ LIFE™」が、インフラ運用効率の最大化を支援。

    • 2024年第3四半期純利益約1億7,660万ドルは、こうしたサービスモデルが収益性向上に寄与している結果です。

競合優位性

  1. 長年の実績と信頼

    • 旧Emerson Network Powerとしての経験を活かし、データセンター事業者との長期的パートナーシップを保持。

    • 株価の年初来上昇率134%(2024年11月現在)は、顧客からの信頼と成長性を市場が評価していることを示しています。

  2. 研究開発力と技術革新

    • AIや5Gインフラの進化に対応した革新的な製品設計が強み。

    • 冷却技術と電源管理の両分野で競合に先行していることが、持続的な売上増加につながっています。

  3. グローバル展開とローカルサポート

    • 世界中の主要市場で事業を展開し、2023年度には**アメリカ市場で売上の56%**を記録。

  4. 成長市場のフォーカス

    • AI関連プロセッサ(NVIDIAやAMD)の普及を支えるインフラ需要に対応し、特に北米およびアジア市場での需要拡大が顕著。

競合他社との市場順位

Vertivの主な競合と比較すると以下のような市場ポジションが浮かび上がります:

  1. Schneider Electric

    • 持続可能性とIoT統合でリード。

    • Vertivとの差異: Schneiderは全体的な持続可能性に注力する一方、Vertivは冷却と電源分野で高い専門性を持つ。

  2. Eaton

    • 電力ソリューションでVertivと競合。

    • Vertivとの差異: Eatonが汎用電力管理に注力する一方、VertivはAI・エッジ向けソリューションに特化。

  3. Delta Electronics

    • 価格競争力が強い一方、Vertivはブランドと信頼性で優位性を発揮。

市場順位:
Vertivは、Schneider ElectricやEatonとともに、データセンターインフラ市場で世界トップクラスの地位を占めています。特に冷却技術とAIインフラ対応製品で競合との差別化を図り、グローバル市場でのシェア拡大を続けています。

財務データのまとめ

  • 2023年度売上高: 68億6,320万ドル

  • 2024年第3四半期売上高: 20億7,350万ドル

  • 2024年第3四半期純利益: 1億7,660万ドル

  • 2024年株価上昇率: 年初来134%

  • 時価総額: 472億8,858万ドル(2024年11月現在)

結論

Vertivは、競合他社との差別化ポイントを明確にしつつ、成長市場(AI、5G、エッジコンピューティング)への対応力を強化することで、着実に業績を伸ばしています。財務面でも堅調な売上と利益の増加が確認されており、業界リーダーとしての地位を維持しています。

なぜマーケットで評価されているのか


Vertiv (VRT) がマーケットで高く評価されている理由は、以下のような複数の要因が挙げられます。特に、成長市場への対応力競合他社との差別化が、投資家からの注目を集めています。

1. 成長市場(AI、5G、エッジコンピューティング)への対応

  • AI需要の爆発的な成長:

    • NVIDIAやAMDの高性能プロセッサを活用したデータセンターの需要が急増しており、AIトレーニングや推論処理を支えるインフラの需要が拡大しています。

    • Vertivの強み:

      • 高密度計算に対応した冷却技術。

      • 電力管理ソリューションでエネルギー効率を向上。

      • AI向けデータセンター市場をターゲットとする製品群が成長を牽引。

  • 5Gの普及とエッジコンピューティング:

    • 5Gネットワークの拡大により、分散型データセンターやエッジコンピューティングの需要が増加。

    • Vertivの貢献:

      • エッジデバイス向けの小型インフラソリューションを迅速に展開。

      • IoTデバイスやエッジ計算の成長を支えるインフラ技術。

2. サステナビリティと省エネ技術の注目

  • 環境意識の高まり:

    • データセンターの消費エネルギー削減は、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)目標達成に直結しています。

    • Vertivの対応:

      • エネルギー効率の高い冷却技術やUPS(無停電電源装置)を提供。

      • 環境負荷を低減しつつ、コスト削減を実現する製品で差別化。

  • 市場評価ポイント:

    • サステナブルなインフラを提供する企業として、投資家の間でESG投資の対象となっている。

3. 財務パフォーマンスの堅調さ

  • 売上高と利益の増加:

    • 2024年第3四半期では売上高約20億7,350万ドル純利益約1億7,660万ドルを達成し、前年同期比で大幅な増収増益。

    • これらの成績は、AI市場やデータセンター需要の拡大を背景に、製品の収益性が向上していることを示しています。

  • 高い収益性:

    • 製品の競争力と効率的な運営により、利益率が改善。

    • 投資家にとって魅力的な収益構造を確立。

4. 株価パフォーマンスと市場の期待

  • 株価の大幅上昇:

    • 2024年の株価は年初来で約134%上昇。これは、AI関連やエッジコンピューティング分野の需要拡大への期待が直接反映されています。

    • 時価総額も472億8,858万ドルに達し、競合他社に引けを取らない評価を受けています。

  • 市場の期待:

    • 投資家は、VertivがAIやエッジ市場のインフラ需要を引き続き取り込むと予測。

    • 成長市場での収益増加と、新興市場(アジア、ヨーロッパなど)の開拓が期待されています。

5. 競合との差別化による信頼性

  • 統合ソリューションの提供:

    • 電源管理、冷却、モニタリングを一体化した製品群で、ワンストップサービスを実現。

    • 顧客にとって簡便かつコスト効果の高い選択肢を提供しており、競合(Schneider Electric、Eatonなど)に対する優位性を確立。

  • 技術革新と顧客対応力:

    • 製品のカスタマイズ性や、高度な技術を用いたアフターサポート(Vertiv™ LIFE™など)が顧客からの信頼を獲得。

6. 長期的な市場の成長性

  • データ量の爆発的増加:

    • グローバルデータトラフィックの急増(AI、IoT、クラウドの普及)は、今後もデータセンターの需要を拡大させる見込み。

    • Vertivは、これらの長期的トレンドを背景に安定した成長を続けることが期待されます。

まとめ

Vertivがマーケットで評価されているのは、成長市場での需要を的確に捉えた製品ポートフォリオ、競合他社との差別化を実現する技術力、そして収益性を支える堅実な財務パフォーマンスによるものです。投資家は、VertivがこれからもAIやエッジコンピューティング市場でリーダーシップを発揮すると見込み、同社の成長可能性に期待を寄せています。

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