保留することができる余裕と勇気
11年前(2013年)の今日、私はFacebookで、こんなことを書いていた。
当時の私は内田樹さんの書籍を読み漁っていて、その中にこういうことが書いてあり、それをおおよそトレースしたのがこの投稿。
『待ったなし』や『決断が迫られる』などといった、考える余裕を失わせるような言葉が世に飛び交っていたことについて、私は大変つらい気持ちを抱えていたと記憶している。
そんな時に、心底共感できる言葉を得ることが出来て、とても救われたのだ。
「何も決めなくてよい」と言っているわけではなく、「決められないときに無理に決めて良いのか」という問いかけである。
保留することができる余裕と勇気を常に保っていたいと思う。