⑱懐メロは合唱コン

懐メロ（なつメロ）とは、ある程度年月の経たかつての大衆歌謡で、聞くとその歌が流行した頃が懐かしく思い出されるような歌の総称。 “懐かしのメロディー”の略語で、狭義には1930年代 - 1950年代まで大衆歌謡の主流であった「流行歌」の俗称。

私にとっての懐メロは、中学生の合唱コンクールで歌ったり聴いたりした曲たち。

私にとっては超懐かしのメロディー。

たまたまTikTokでこれとかこれが流れてきてさ、ちょっと聴いてみて！

懐かしすぎてなんとも言えない気持ちになっちゃった。

曲の一部しか聴いてないのに、合唱コンクールのことたくさん思い出した。

広いホールでたくさんの照明を浴びて緊張したことも、そのために朝も昼も放課後もずっと練習していたことも、賞をとって素直に嬉しかったことも。

早起きして朝練の前に海まで行ってビーチボールで遊んたら、海に流されちゃったこともあったっけ（笑）

スカートが濡れたまま朝練参加したなぁ。

青春だったなぁ。

それに、それ以外のことも思い出した。

うまくいかなかったクラスの子たちとの人間関係、全然わからん数学、部活のかわいい後輩と鬼のように難しかった練習、ギリギリまでためこんでしまった夏休みの宿題、隠れてサボったプールとバドミントンの授業、ついつい寝ちゃう国語の先生の朗読、あんまり意味の無い掃除の時間、クラス全員が「はい」と答えなかっただけで怒って職員室に帰るする先生、部活に遅れていくための委員会、最後だけ拍手を大きくする卒業生退場、大好きな友達と今も苦手で見かけたら避けちゃう人たち。

懐メロ聴いたら、すべてが思い出された。

別に楽しくもなかったけど、小さなこと1つ1つがくだらなくて面白かったなぁ。

懐メロって絶大な何かを持ってる気がする。

聴いただけなのに、あの頃の記憶と感情が思い出されて、心臓がぎゅ〜ってなった。

あんまり頻繁には聴きたくないけど、1年に1、2回くらい聴いてもいいかなと思えた。

みんなにとっての懐メロはなに？