【「楽観的総理!」 尾見会長が怒り爆発「IOCバッハ会長の再来日、なぜ来るオンラインで出来ないのか」「夏休み延長&新学期の変更を」⏩菅総理「明かりは見え始めている」…ワクチンは「デルタ株にも効果」と強調? 政府の野戦病院の整備しない これも自治体まかせか?】
【「楽観的総理!」 尾見会長が怒り爆発「IOCバッハ会長の再来日、なぜ来るオンラインで出来ないのか」「夏休み延長&新学期の変更を」⏩菅総理「明かりは見え始めている」…ワクチンは「デルタ株にも効果」と強調? 政府の野戦病院の整備しない これも自治体まかせか?】
菅政権の無能さは、毎度毎度のことでうんざりでしょうが……。あまりにも楽観的な言葉に唖然としたので、記事にしました。
きのう8月25日の国会で新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が、ついに政府に怒りを爆発させた。
その一方で、菅総理や「緊急事態宣言の拡大」の記者会見で「明かりは見え始めている」などと発言。
分科会の「危機感」と、菅総理の「楽観的」でまったく乖離してる認識であり、思いを共有していないことがまたも暴露された。
誰がみても、感染は地方に拡大しており、「自宅療養」を少しでも回避する「野戦病院的な施設増設」についても、政府は「検討」で「実行していない」のには、「遅い」を通りこして「やる気」がないのではないか?という疑念が湧いてくる。
当然、世論はこの菅総理の「明かりは見え始めている」に、原稿丸読みで、今の現実を認知していないなどの、またも批判の声が上がっている。
【🔽の2つのことで、政府対応の遅さ、甘さに、強い口調で怒り爆発させた】
尾見会長は以下の2つの事について、国会閉会中審査で「私たち専門家の分析より、政府は楽観的な状況分析をされたのではないか」と強い口調で怒り爆発させた。
❶バッハ会長の挨拶が必要なら、なぜ「オンラインで出来ないのか、なんでわざわざ来るのか。常識なら判断できるはずだ」と述べ、IOCのバッハ会長が再来日するのは問題があると指摘。 さらに続けて何度も重ねて、「何故来るのか」と繰り返し、「一般庶民への間違ったメッセージを伝える要因」になっている。かなり強い口調でバッハ会長の再来日を批判しており、尾身会長の発言を聞いた野党議員からは拍手も飛び交っていた。
❷「新たに学校が始まることで、一度、感染スピードが鈍化しても、また感染の拡大があり、さらに医療のひっ迫ということもあり得る」と述べ、新学期の開始時期を変えるべきだと発言。「夏休みの延長をすることで新学期の変更に対応させることが可能だ」として、さらなる感染拡大を防ぐためにも政府が早く判断する必要がある。
一方の菅総理はというとーー
【「明かりは見え始めている」として、またも、ワクチンは「デルタ株にも効果」と間違った見解を強調】
25日夜、新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言の追加発令などを決めたことを受けて記者会見で、ワクチンは変異ウイルス「デルタ株」にも効果があると強調し、接種率がこれからも進むことで、「明かりははっきりと見え始めている」と強調した。
【首相「明かりは見え始めている」…ワクチンは「デルタ株にも効果」と強調 読売新聞 2021/08/25 21:55配信】
菅首相は25日夜、新型コロナウイルス対策として緊急事態宣言の追加発令などを決めたことを受け、首相官邸で記者会見した。首相は「国民の協力をいただきながらこの危機を何としても乗り越えていく」と述べた。そのうえで、1兆4000億円の予備費の使用を週内に決定することを明らかにした。
首相は、ワクチンはインド由来の変異ウイルス「デルタ株」にも効果があると強調し、接種率が向上していることから「明かりははっきりと見え始めている」と指摘した。
衆院解散については、「選択肢は非常に少なくなってきている。あくまでも新型コロナ対策を最優先するとたびたび申し上げてきている。そういう中で判断していきたい」と述べた。衆院選前の党役員人事については、「まったく白紙だ」と語った。
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Twitterの反応ーー。
菅総理の「明かりははっきりと見え始めている」ーーーーーー
ーー以下略ーー
【全国で、新規感染者が右肩上がりの現在のどこに明かりが見えるのだろうか 自分の頭で考えていない、官邸が書いた原稿を丸読みだ!】
今の、コロナの有事にも「官邸主導」でやってきている。こんな有事には「官邸ムラ」主導ではだめだ。そもそも、そこに間違いがある。
官邸ムラは、簡単に言えば、「内閣総理大臣を直接に補佐・支援する機関で、総理の支持率の向上のためにある」からだ。そこには、コロナ、防災の専門家などはいない。だから、専門家分科会を作って助言を得ている。
ところが、専門家である尾見会長の意見はこれまで、「官邸ムラ」によって無視され続けてきた。だから、科学的根拠で話している尾見会長も政治に踏み込んだ怒りを上げるしかなくなっているのだ。
しかも、その官邸の側近の官僚が書いた原稿を丸読みしているから、国民にその切迫感、緊張感、危機感は絶対に伝わらず、共有されない。
しかも、総理にとって不都合なことは絶対に言わないから、信用も完全に失っている。
つまり、「官邸ムラの側近」の目線は、国民目線とは真逆だということなのだ。
従って、「会見、国会答弁をすればするほど内閣支持率が下がる」のだ。
【「自宅療養」で急変して亡くなっている。解決するために「野戦病院的」な医療を構築することをまったくやっていない】
昨夜、BS TBSの「ニュース1930」で、福井県の「自宅療養をゼロ」のための、野戦病院のことを報道していた。
これは、昨年4月から、「医師会、看護師、保健所、県行政など」でその時に既に「自宅療養をゼロ」を打ち出し、体育館でずっと前から実践している。まずは、危機感があったことだろう、まったくコロナを甘くみていない。「出来ない言い訳はしない」が合言葉になっている。「施設は作っても人手が足りない」というのも、医師会などが、開業医などは自分の診察がおわれば「いくらでも手を貸したい」と言って、そこの看護師もセットでこれを維持しており、実際は病床使用率は75%であるが、この施設はあるために50%まで下げていおり、急変した患者は即病院だそうだ。だから、これまでのコロナでの死者はゼロだ。
入院コーディネートセンターが立ち上がったことで小さなクラスターで抑えることができてそして感染爆発が起こらなかった。
責任者は、「まずは規模は小さくてもやってみること」が重要だと話していた。
この福井方式は厚生労働大臣も発言しているが、まったく進んでいないーー。
【“野戦病院”型施設を「常設」の意向 田村厚労相 だが、実際には何も具体的に動いていない。 これも「官邸ムラ」が邪魔をしている】
田村憲久厚労相は8月22日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」に出演し、患者を1カ所に集めてケアする臨時の医療施設、いわゆる“野戦病院”型施設を各地に整備する考えを表明した。田村厚労相は、「新型コロナウイルスとは長い戦いになる」として、医療施設について「臨時とは言いながら、基本的には恒常的にいつでも使えるような状況で対応してもらう」と述べ、長期間運用する考えも示した。
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【ところが、なぜかまったく進んでいない、これもまた「地方自治体」の丸投げになっている】
「官邸ムラ」は菅閣僚の言うことは聞かない。菅総理がいえばべつだろうが…。ところが、菅は「ワクチン」しか頭にないから。
野戦病院ことも官邸に支持を出していないのだろうか。
昨夜、TBSのテレビに出ていた、福山 哲郎幹事長は「政府レベルで野戦病院が、まったく進んでいなことにビックリした」、コメンテーターの堤伸輔(フォーサイト元編集長)も「国民からみれば、全部、地方自治体任せで、政府は具体的な行動を起こさないとみられているのはこのためだ」と話していたが、まったくそのとおりである。
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