50歳からの働き方
※366日間チャレンジ、139日目。
それぞれの年代に応じた働き方、というのが、きっとあると思う。
50歳を超えて、20代の人たちとまるっきり同じような働き方は難しい(体力も気力も)と思うし、その人その人によって全く違うと思う。
これまで積み上げてきたものを活かしながら、自分なりの働き方というものを考えていけるのが50歳以上の人たちなのではないかな、と思う。
そこそこ生きてきたわけだから、自分の向き・不向きもそれなりに知っていると思うし、ストレングス・ファインダーやMBTIテストのような自己理解系テストを受けても、これまでの自分の経験と照らし合わせて考えるから、理解度の深さが若い人とは違う気がする。
あとは、
「今ある/もらえる仕事の中で、自分にはどれがいいか」
だけで考える就職方法から自由になって、もっといろんな『働き方』を自分で考えていければいいんだと思う。
雇ってもらうのが一番楽ですよ、個人事業主の立場から言わせていただけるなら。
あてがわれた仕事を淡々とこなすのは、本当に楽だと思う。
でも、50歳以上になると、それが難しい。
まず、就職の時に、リスペクトのない扱いを受けることが多い。
そして、『相手が自分をリスペクトしていない』ことがすぐに分かってしまうくらいの人生経験は積んできてしまっている。
そうすると、そこから先の選択が難しい。
自分をリスペクトしていない人たちの中に入って、どうふるまっていくか?
あるいはその職場は辞退するのか?
いろんな選択肢があると思う。
私は、そこに、『雇われる側が変わることによって、雇う側がリスペクトしたくなる人材になる』という選択肢もあると思ってる。
そしてその選択をする人は、少なくないかもしれないけれど、多くもないということも感じている。
しばらく働いていなかった人が社会復帰する時に、まずはパソコン教室に通って、Word、Excel、パワポくらいは、かなり上級までマスターしておくといい(資格まで取ればなおよし)。
助成金がもらえる自治体もある。
自分が住んでいる自治体の助成金を調べるといい。
英語が得意なら、TOEICや英検を受け直して(それらが全く実践には役立たないと知っていたとしても)、新しいデータを持っておくといい。
やりたい仕事に必要な資格なら、取っておくといい。
外側からの働きかけじゃなくて、自分から変わっていくことで、周りの扱いも変わる。
自分の考え方ひとつで、人生はどんどん変わる。
自分の理想の生き方から逆算して考える。
自分はどういう生き方をしたいのか?
「無理して、頑張れば」
ではなくて、今の自分の延長上に実現可能なハードルの低さでね。
ずーっと高いハードルを必死に飛び続けるなんて、50歳を過ぎたら、無理だから。
自分をよく知る50歳以上の人だからこそ、できる選択があると思う。
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