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時間をかけて煮込む料理が好きだと気づいた話
※366日間チャレンジ、97日目。
私は料理に苦手意識がある。
でも、表題の通り、今日、私は、自分が作るなら
『時間をかけて煮込む』
のが好きだ、と気づいた。
きっかけはこのYoutubeである。
↓
これを見ていて、猛烈にやりたくなった。
とはいえ、この料理は、数時間煮込む・・・とかではない。
豚かたまり肉を塩とニンニクとオリーブオイルでマリネして1日置いたら、あとは新玉ねぎ4つをスライスして1時間ほど煮込むだけだ。
でも、この、どーんと大きい肉を、時間をかけて仕込んでいく・・・という工程に、たまらなくワクワクしている自分がいた。
そして、とるものもとりあえず、近所のスーパーに行って、ラス1だった豚肩ロースブロックをシュバッとゲットし、おうちに帰って速攻で仕込んで冷蔵庫にしまった(煮るのは明日)。
こんなにすぐ仕込むなんて、滅多にないことだ。
思えばカナダに住んでいた時、スロークッカーを3千円程度でゲットして、めっちゃ気に入っていろいろ煮込んでいた。
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カナダで購入したので、英語とフランス語の二か国語表記
(カナダは英語とフランス語が公用語なので併記するのが義務)
スイッチのところをご覧いただくとわかると思うけれど、とにかく
『温める』
だけの電気鍋である。
圧力かけるとか、炒めるとかの機能は一切ない。
日本のシャープ製ほにゃららとは全く勝負にならない、ごくごく単純な作り。
だけど、これで8時間とかゆっくり温めることで、びっくりするようなほろっほろ肉が煮上がるのだ。
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こうやって、鍋に入れとくだけで、しみっしみ、うまうまのチャーシューが出来上がってしまうのだ。
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↑
詳しくはこちらをどうぞ。
興味本位で、『十全大補湯』という中医学薬膳料理を作ったこともあった。
チャイナタウンのガチ中医薬店で『十全大補湯』と漢字で書いたメモを見せたら、店主の方が
「おお!おっけーおっけー」
と持ってきてくださったハーブミックス(と呼んでいいのか・・・?)と鶏肉を、ひたすら温める。
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二度とは作っていないし、これから先も作ることはないであろう・・・。
家中が大変なにおいになってしまった、ほぼトラウマ案件
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詳しい顛末(薬屋のおじさんとのやりとりや、夫の反応など)は、この記事をご覧ください。
ポン酢醤油がなければ、どうなっていたことか・・・。
カナダを去る時に手放したのだけど、私、スロークッカー好きだったなあ。
具材をぶっ込んどくだけで勝手に美味しくなるのが最高だった。
なんかそういうやつ好きなんだよなあ。
骨付きラム肉の王冠ローストとかも作ったことあったけど、あれも楽しかったなー。
ただ塩とハーブでマリネした肉なのに、オーブンでじっくりローストすると、とてつもなく美味しいお料理に大変身するのだ。
↑こういうやつ。めっちゃ豪華に見えるのに、実はそんなに難しくないの。ただ、でかいオーブンと時間が必要なだけです。
今、家にオーブンを持ってないので・・・カナダの時は、キッチンに巨大オーブン(ローストターキーとか出来るサイズのやつ)がデフォルトでついていたので、楽しくていろいろやったなあ。
美味しいものを作るのに、時間をかけるのはたいして苦ではない、という自分を発見した1日だった。
私が何が苦痛かって、
・みじんぎりとか、野菜を細かく切ること
・調味料の分量をいちいち細かく測ること
・いろんな調味料を入れないといけないこと
・冷めたものを食べること(特に野菜炒めの冷めたのは本当に嫌)
なので、
『肉にただ塩とハーブとオリーブオイルを
てきとーにすり込んで漬けて焼くだけ』
とかは大丈夫なんだなあ。
スロークッカー、買おっかなあ・・・。