世界史学びなおし:本当の世界史 古代編 ①
今日は世界史学びなおしについて
世界史は中学では好きだったが、高校では暗記問題が多過ぎてつまらなくなった記憶がある。だから学びなおし。ただ私たちが習った世界史は、ウソではないものの、欧米と中国中心のもの。
そこで、今日の参考書は倉山満さんの「日本人だけが知らない本当の世界史古代編」
倉山満さんはこの本で初めて知ったけど、まあまあ過激な内容(笑)。
倉山満さんの歴史を勉強することの意味を次の通りとしている。
1.正しい事実が分かる
2.現在の自分の立ち位置が分かる
3.未来に何をすべきか見えてくる
4.他人の嘘を見抜けるようになる
5.頭が良くなる。
この中で特に 2.現在の自分の立ち位置が分かる は共感できる。何故自分はここに生きているのか?何故自分は今こういう状態なのか?等少しだけ分かるようになる。というか、私の場合は気がする程度だが(笑)。
また倉山満さんが、繰り返し言っているのは、日本では世界の歴史の中心は西欧と中国だと習うが、実際には西欧(ヨーロッパ)はここ数百年のことであり、本当の中心はオリエント(中東)であったということ。戦いでも西欧はずっとオリエントに負け続けてきた。勝ったのはアレクサンダー大王等実は少ない。
また中国は、三国志が日本では美談で語られて人気ではあるけど(本には書いていないが最近ではキングダムの影響もあり)、実際には賢人はそう多く無く、裏切りと殺し合いの連続でよほど日本の歴史の方が素晴らしいことも書かれている(ニュアンスは違うかもしないが)。
後日本は農耕民族で、西欧は狩猟民族と植え付けられてきたけど、それも違うと。日本も狩猟民族であった時代が長いし、農耕が始まっても長く侍文化があった。単に日本人はむやみに人殺しをしてこなかっただけだと教えられた。
私も社会の授業で「日本はたいしたことない」「戦争で世界に多大な迷惑をかけたことを反省し続けないといけない」「ローマ帝国はすごい」「中国はすごい」と暗に教えられてきた。
実際には、日本は世界に誇れる歴史の上に成り立っていること、戦後それを奪われたことが沢山ある ということである。それを私のような年配者が払拭していきたいし、海外に騙されない、取り込まれない知恵と信念を持った国民性に変わっていくべきと強く思っている。
ということで、これから倉山満さんの本を紹介しつつ皆さんが世界史に興味を持ってもらえるよう何話か書きたいと思います。
以上ありがとうございました。