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クラス決め vol2 第5話

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クラスメイトの子、かく語りき
ここは市内の小学校6年生の教室、アンケート用紙が各家庭に配られた後、
クラスメイト同士の情報交換が始まっていたのだ

元気な女の子は尚も主張し続けたのだった

決めるポイントは人気じゃないの、有利、不利なの
いくら人気が高くっても、大勢いたら調整が入っちゃうでしょ、
この前は特例で2クラス分だったけど、今回はわからないじゃない、
だから、ちゃんと選ばないとだめなんだって

それに、説明会ってあるでしょ、すると、印象と違っていたり、やっぱり
先生変えようって話になって、また話変わっちゃうんだって

ああ~、なるほど
会って感想変わっちゃったんだ

そう、だからちゃんと見ないといけないんだぞ

説明会で、授業の方針とかテストの出し方とかも説明するんだって、
ここで聞いておかないと後で損するらしいよ

でも、やたらすることあって面倒くさいよな、
中学行くのだっていい加減プレッシャーだし

そんなこと言っちゃだめだぞ、引っ越して来る人だっているんだから
え、本当!?

本当、お姉ちゃん、言っていたんだからねっ、後で2人転校生が来て、
ここ自由だって聞いてきました、私も選ばせて、て言ってたんだって
おお~

級友たちは特に感心した訳では無かったが、歓声を上げて答えた

女の子の主張はまだ続く…

#小説 #コラム #物語 #中学 #学校 #担任
#こんな学校があったらいいな

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