sasami

好きなものは鶏のささみと俳句です。

sasami

好きなものは鶏のささみと俳句です。

最近の記事

わたしの好きは母にとって不老不死

帰省したらお母さんがサンドイッチを作ってくれていた。 私が子供のころ、お弁当はサンドイッチが良いって駄々こねていたからか、サンドイッチが好きだと思っているんだと思う。合っているんだけど。 早朝便で帰るために、朝1人で起きたら「さすが社会人やね」と褒められた。実家にいた頃は毎朝起こされていたしね。。お母さんのなかではずっと子どもなんだな。ちょっとくすぐったい。

    • 言えないから良い旅をと祈るだけ

      電車で外国人観光客の方によく聞かれるけど、 全部ジェスチャーで乗り切っている。 英語を一応勉強してはいるものの、言っていることはわかるのに自分の口から言葉として出てこない。 英語を人に話す恥ずかしさもある。 とりあえず今日から家での独り言を全部英語にすることにした。

      • プロレスマスクしたまま食べるんですね

        2024/10/11 フードコートで、プロレスマスクをしたまま ご飯を食べている方がいらっしゃった。 食べやすさよりもプロレスラーとしての イメージを優先させるプロ意識の高さ、すごいなあ ちゃんとプロレス見たことないことが ちょっともったいないなと思った。

        • セーターを着ているのは私だけ

          2024/10/09 私が勝手に秋なくなったと思っているだけなのかも。 私の服装見た人に「もう冬じゃないですか!」って言われたし。

          子に戻り紙を折り折り夏の暮

          会社の仲良しの人と休日に集まったら、 その中の1人が折り紙を持ってきてくださって、 みんなで黙々と折り紙折っていた。 格好良いやつ折りたくて、サイトに「でんしょう」ってカテゴリーに入っていた鳳凰を折ってみたら、水飲みまくっているキメラを生み出しちゃった。 金色の紙使わなくて良かった〜

          子に戻り紙を折り折り夏の暮

          部屋ひとり色爪吹く扇風機

          猫が亡くなってもうすぐ半年が経とうとしている。 「猫が嫌いだからストレスで食べなくて、ガリガリなんです。」 だから早くおばあちゃん猫だけのお家に連れて行ってあげたい、と保護猫カフェの人から言われて、私もあの子だから引き取りたいと思って引き取ったけど、家に来た日から体調が良くなくて、家でも次第に食べなくなった。 引き取って半月が経つ頃には週2で病院に行き、1ヶ月経った頃にはほぼ毎日病院に行っていた。 何かがおかしいと思って病院に行くのに、何が原因なのかわからなくて、病院もいく

          部屋ひとり色爪吹く扇風機

          春の夜やまろい空気が頬撫でて

           猫がご飯を食べてくれない。  2週間で500グラムも体重が落ちてしまった。  今月だけで10回病院に行っている。2月から続くくしゃみ・鼻水のための治療で行っていたら、抗生剤の注射でアレルギー反応が出てしまった。おまけにご飯を食べると数時間後には下痢をしてしまい、もともと平均15グラムほどしか食べなかった猫が、ここ1週間で固形物を数グラムしか口にしなくなった。  3、4日前からは吐き気が出てきたようで、口をちゃむちゃむ動かす仕草が多くなった。病院で吐き気止めも打っていただき

          春の夜やまろい空気が頬撫でて

          街中の人振り返す梅の香

           猫ってなんで場所によって匂いが違うんだろう。  日向ぼっこ終わりの背中はは干したてのお布団の匂いがするし、  口周りは小学校の時に飼っていた金魚の餌みたいな匂いがする。  お尻や脚の方はまろやかな匂いのなかにうっすらと獣にの臭いがする。  口の中は生臭い。  以前、猫がトイレで下痢をしながら吐いたことがあったので、動物病院で診てもらった。  そのときに「実はこの子は口が臭くて……」と伝えると、 「まあ、この猫ちゃんは年齢が年齢なので……」と先生に返され、私が猫の悪口を言っ

          街中の人振り返す梅の香

          上下する柳の如き尾っぽかな

           猫に抗生剤を打ってもらったところが、赤くなってしまった。猫もそれが気になったのか、注射された部分の毛をむしってしまい、2センチほどのおハゲができてしまった。  最初は病院に行き過ぎたストレスでむしっているのかと思い、猫が毛をむしろうとする仕草をしようものなら「やだやだやだ〜〜!」と駄々をこねて猫の顔と身体の間に腕を差し込んでいたのだが、そのうち猫も駄々をこねているだけでなく、やめさせようとしていると気づいたのか、 「え?ただ毛づくろいをしようとしただけだよ?」 と素知らぬ顔

          上下する柳の如き尾っぽかな

          ビロウドに春風吹きてひと撫でし

           私が里親になった猫は、11か12歳なのに手触りが良い毛並みをしている。  なめらかで、ふわふわで、少ししっとりとしていて、これまで撫でてきた防寒着についている合成繊維のファーとは比べものにならない。  昔親戚の家にいたアメリカンショートヘアーのゴン太は今うちにいるふわふわほど毛並みがやわらかくなかった気がする。子どもの手汗まみれの手で触っていたからかもだけれど。親戚の家は遠く、夏休みにしか行ったことがなかったから、汗をかいていない状態で触った記憶がない。  今はハンドクリー

          ビロウドに春風吹きてひと撫でし

          君の背の青のやわさよ春来る

           保護猫の里親になって3ヶ月経った。  いつから「うちの子」と呼んでいいんだろう。  いまだに気恥ずかしいのと、私の希望で里親になったので、猫に悪い気がして「猫ちゃん」と呼んでしまう。  いつか家族になれますように。

          君の背の青のやわさよ春来る

          毛を散らし衣を更るわたぐもよ

          今は換毛期らしい。会社の人に聞いたらそうだった。 抜けるなら抜けると言ってくれないと困る。正直抜けすぎて何か病気なのではと不安になった。 これから夏毛というやつに変わるのだろうか。 ふわふわがどんな質感に変わるのか楽しみ。

          毛を散らし衣を更るわたぐもよ

          ゴロゴロと遠雷響くやわい背よ

           保護猫が来てからもうすぐ2ヶ月が経とうとしている。私は猫との経験値が低く、最初は彼女が顔を洗っているのを見るだけで感動した。本当に顔洗うんだと思った。  彼女も慣れてきたのか、最近は撫でるとゴロゴロ喉を鳴らしてくれるようになった。大きく鳴らす時もあれば、胸の横に耳を付けないとわからないくらい微かに鳴らす時もある。こういう一つひとつの変化が嬉しい。  心配なのはご飯を食べる量が少ないこと。1日20g食べれば良い方。保護猫カフェにいたときからガリガリだったが、いつか健康を害す

          ゴロゴロと遠雷響くやわい背よ

          老猫の首に青挿す余寒かな

           灰色と白色のやわらかな毛並みを持つ11才か12才の猫の里親になった。猫と一緒に生活するのは初めてだから、若い猫のエネルギーにきっと追いつけないだろう…と思って、いわゆるシニアの彼女と暮らすことを決めた。おばあちゃんでも猫はかわいいし。首輪の色は私が好きな青色にした。猫は青色がよく見えるとネットで見たし。  保護猫カフェからこっちに移動する当日から下痢が続いてたり、高齢ゆえの体力の少なさだったり、不安がないわけではないけれど、彼女を看取るのは私がいいと思った。

          老猫の首に青挿す余寒かな