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欲しくて欲しくてたまらないもの
ここ2週間、カンケンバッグ
(スェーデンブランドのリュック)
が猛烈に欲しくなっている。
カンケンを取り扱っていると
ウェブ上で公式に出ているのは、
マレーシアではsolewhatだけ。
出かけた先にあれば、
必ず夫が見るお店だったから
「確かにあったな」と、店舗に壁掛けされた
四角くてカラフルな様子をぼんやりと思い出す。
「ほしい!」と意識して
初めて「あんなに身近にあったのか」と思う。
○
いざ行ってみると取りあつかっている
色・サイズともに少ない。
私はミニサイズのブラックが欲しいのに。
先週はワンモントとミッドバレー
(どちらもマレーシアのショッピングモール)
のsolewhatを1日でハシゴした。
solewhat以外にも
「セレクトショップには置いてあるはず!」と思い
でも店名だけではバックパックが
売ってそうなお店かわからず
広大なショッピングモールを歩きまくる。
今日は、サンウェイピラミッドの
solewhatに行くもやっぱりなくて。
(収穫もあった。同じくマレーシアでカンケンを探している同志のためにシェアしたい。wakaiというお店は今まででいちばんサイズと色が豊富だった)
次なるはマレーシアの本丸、
パビリオンを探索する予定。
(マレーシアで最も都会なエリアにある最も有名なショッピングモール。日本でいう六本木ヒルズみたいな位置付け?雰囲気は新宿)
○
日本だったらね、すぐ買える。
どこに売ってるかわからないなんてことはなく、
表参道か新宿の店舗に行っておわり。
1日もかからず、5分でおわり。
東京でこんな恋い焦がれて
かけずり回る欲しいものがあっただろうか。
(マレーシアでもネットだったらすぐ買えるけど実物をみて買いたい。そして手に入らないからこそ、余計欲しくなってる感ある。)
「あーあ、たかがリュックでなんでこんな歩き回って、時間かけて、なかったら『ここもだめか…』なんてガッカリしてるんだろ」
と思うのだけど、気づいた。
ものすごく欲しいものがあったほうが楽しい。
マレーシアでのショッピングって
ウィンドウショッピングすらない。
もう一通りみて、自分が欲しくなりそうなものが
売ってるお店はないとわかってるから。
欲しいものがあって
それを買おうと目的を持って入るのも
目的もなくふらっと入るのも
無印良品かダイソーかzaraぐらい。
(元気があったらSPRITとかMANGO見るかな)
四方八方に店舗が立ち並ぶショッピングモールも、そこらへん覗けばもうやることがない。
でも、猛烈に欲しいものができて、
出かけるの楽しい。
バッグを探す道すがら
「あれ、こんなお店あったんだ」と
新しい発見をしたり、
夫といるときは入らないような
ド派手な入り口のファストファッションを
見てみたり。
(実際そこでめっちゃステキなワンピースに出会えて買って帰ってホクホクしてる)
未だに欲しいものは見つかってなくて、
見つかるアテもないのだけど、
疲れつつも「あれ?楽しいね」って
感じているカンケンバッグ探しの旅。
自分のキャリアが〜とか夫がいつでも会社辞められるように〜とか働く理由は様々あれど、思考停止したらこの鞄たちを自分が役に立った対価としてもらったお金で誕生日とか関係なく好きなタイミングで買いたいから働き続けたいとこある pic.twitter.com/Dx5t6CwlRh
— ささくれ (@sasakuremomoko) August 23, 2019