ある1週間の日記(2024.8.1〜)
木曜日
1週間の日記と言いつつ、木曜日から始まるのは今日が新しい会社の入社日だから。朝ごはんを双子と食べる余裕はなく、今日は研修デーで始業も遅いので、スープストックで朝ごはん。
オフィス街でスープストックを食べるとはなんたるOL感。これまで4,5年はフルリモート、うち3年は東南アジアに住んでいたのでとても新鮮。
新卒の時、表参道で働いていて、朝ごはんにスープストックに寄ることもあったからタイムスリップしたような、でも、独身でもないし子どももいる自分とのギャップで不思議な気持ちになる。
帰りは直帰せず明日使う自己紹介資料をビールを飲みながらちまちま作る。やはり双子と夫のことが気になってしまい、ちょいちょい見守りカメラを見てしまう。シッターさんもいるし夫も問題ないのだけど「大丈夫かな〜〜双子同士、父を取り合ってケンカしていないかな〜〜お風呂ちゃんと入るかな〜〜〜」と常日頃体験していることを今まさに私が以外の人がやっていると思うと落ち着かない。
オフィス街の夜景を見ながらすっかり日が暮れた道を1人で歩く。こんなことって久しぶりすぎる。なんだか自分に「働く」が戻ってきた気がする。
金曜日
昨日に引き続き双子②が5時起床。せめて6時まで寝てほしいけれど、5時に起きるおかげで余裕を持って電車に乗り、出社できている。育児においてすぐ愚痴を言ってしまうのでポジティブポジティブ。
しばらくは入社ハイで身体的な疲れが無効化されそう。こういうとき私は「落ちつかなきゃ」と不安になりブレーキをかけがちなのだけど、それもプレッシャーになるので、このまま味わおうと思う。
会社のチームは、個々人の得意・不得意ややりたいという意欲に基づいて仕事をするのが当たり前のようで、私は何をするかな〜と楽しみになった。
土曜日
水族館に行って、双子の昼間の合間にカフェで休んで、といつもの土曜日の過ごし方。寝かしつけで寝落ちする。
日曜日
図書館に行く。子どもたちは初めての図書館。すぐ飽きてしまうのかなあと思っていたけれど、図書館につくなりすぐに走り出し、「きりん!」「電車!」と知っているものを次から次へと口走っていた。
家では表紙が見えるように絵本を並べて、子どもたちは表紙を見て読む本を決めているので、背表紙だけの情報で絵本を次から次へと引っこ抜く姿が新鮮だった。字も読めないのでどういう基準で選んでいるのか不思議である。
私は小さな頃から本が好きだった自覚がある。図書館も身近だったし、何より両親が本を読んでいた。両親の本棚から本を選び読んでいた記憶が強くある。本を読みなさい、と強制されたことはない。
どんな欲求でもいいけれどその欲求を満たすための手段として本があることは人生においてとても重要だと思うので、子どもたちにもぜひその習慣をプレゼントしたい。
図書館の後はファミレスに行って、立ち飲みのクラフトビール屋さんに行って、帰りに行きで見つけたカフェでコーヒーを飲む。文字で書くと幼児の双子連れとは思えない工程を踏んで、大満足。
夫が「人生の幸せって食べ物より飲み物にあると思う。」と、コーヒーを飲んだ後にもかかわらずまだほろ酔いで言っていたのが深かった。その後にその言葉を納得できる具体的な事例を言っていたのだけど忘れてしまった。
寝かしつけの寝落ちから這い出して日記を書いている。明日、会社に行くのが楽しみ。4,5年はフルリモートだったので、隣り合わせで仕事をすることや話せる相手がいることが嬉しい。仕事そのものもこれからどんなことができるんだろうとわくわくしている。