無題
海外では、国ごとに日本人が密集して住むエリアがある。
マレーシアでは、モントキアラ。ベトナムでは日本人学校がある7区だろうか。
マレーシアでは、日本人もその他の国の人もまばらでローカルの人が大半のエリアに住んでいた。
ホーカーでラッサムアクサを食べ、カフェでコピオコソンを飲む。
街と人に溶け込み生活をしていることに心地よさを感じつつも、喧騒の街でふとものすごく不思議に感じることがあった。
この気持ちは本当に「不思議」という言葉以外の表し方が見つかっていなくて、どうやったら伝わるのかわからない。
なんのつながりもないこの街で、普通に生活している自分が、ふと不思議に思える瞬間があるのだ。
ベトナムではいうとそんな気分になったことはまだない。
まだまだ観光客気分が抜けない。住んでいる場所は観光客がよく遊びにくるエリアだから、なんだか感化されているところもある。
ベトナム人はよく道端でフォーをたべ、お茶をしているんだけど、そんなローカルなお店にもまだまだ挑戦できていない。
道端の店は決まってイスがものすごく低い。座ると道行く人のひざがちょうど目の前の高さ。
道端で楽しむローカルの人たちと目線をあわせることができたら、マレーシアで感じたような「不思議」を感じられるのかもしれない。