双子育児振り返り #生後9ヶ月
生後9ヶ月の双子を育てています。双子のことと自分のことについて、生後9ヶ月を振り返ります。
生後8ヶ月の振り返りはこちら
指を5針縫う
1ヶ月半の里帰りから帰宅し、初めて実母のサポートがない生活が始まる。帰宅後すぐ、包丁で指を切るアクシデント発生。
一気に外部のサポート体制を整えた。行政のヘルパーさんを週3で予約し、それでも心配な時間には民間のシッターサービスを利用。
行政のヘルパーはこれまでも使っていたけれど、ありがたくもありつつ、ヘルパーさんが来る日はちょっと気持ち的に負担になっていたり。
ヘルパーさんがいる間は携帯触らないで子どもとずっと遊ばないといけないなーとか、ヘルパーさんとコミュニケーションとるの面倒だなーとか。
助かるし、いなかったら本当に疲れるんですけどね。でも今回はそうは言っていられなくなりました。
指を切ってしまったことは物理的にも精神的にもかなりの痛手だったけれど、実母や夫以外の頼る先を見つけ、環境を整えられたことはよかった。雨降って地固まる。
病院探しで軽く絶望
指のケガは日中のワンオペ中にやってしまった。見るからに深い傷でかなり動揺してしまい、仕事中の夫にも電話するほど。双子が起きている時間だったので必死に止血した。
「車椅子と同じ幅の双子のベビーカーが入れる病院探しからするのか。1階もしくはエレベーターがあって、土足OKの病院どこだ??」と絶望し、「そこから探すなんて無理無理」と諦めかけたけれど、双子がお昼寝の時間に傷を見ると、血も止まっていないし、今後のことを考えると早めに病院は行くべきだと判断。
幸い条件をクリアした病院が見つかり、双子の前で泣きながら指を縫われる。ワンオペながら冷静に判断・行動できて経験値があがったけれど、リスクが高いことはやめようと痛感した(冷凍の固い食材を無理やり包丁で切ろうとした😂)
民間のシッターサービスを初めて使う
指を縫った状態で双子をお風呂に入れる自信がなかったので、一気に外部サポートの手配をした。
お世話になっている産後ドゥーラさんにヘルプをするも急すぎて都合がつかず、深夜3時に携帯を開いてシッターサービスのリサーチ・比較検討から始める。エラい。
Twitterなどで口コミも確認し、「ポピンズシッター」に決める。子どものお世話だけでなく、家事もできるシッターを探せてめちゃくちゃ便利。家もキレイになるなんて最高。
双子ということもあり、保育士経験がある方がよかったけれど時間の都合がつかず、違う方にお願いしたがとても良い人でその後も単発で何回かお願いしている。
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離乳食を食べなくなる
9ヶ月に入り2週目に2人とも離乳食を食べなくなる。3回食を始めて1ヶ月経ったころ。
離乳食を6ヶ月で初めてから規定量かそれ以上、食材もほぼなんでも食べていたのでその落差にショックを受ける。
ハイチェアをやめてバンボに座らせてみたり、食材の硬さを戻したり進めたりするものの食べない。スムーズに2人が食べないこと、工夫してみても改善がみられないこと。自分にはかなりストレスだったようで、それを2人にもぶつけてしまったりもした。
食べることよりも遊ぶことの優先順位が高く、食事に全くフォーカスしていないことに気づく。
イスから立ち上がったり、テーブルの上にあるものを触ろうとしたり。手にスプーンなどを持っていると比較的落ち着くので、手づかみ食べをしてみたところ、前よりは食べるようになる。外出先でベビーカーの中であげるとこれまた食べるので、疲れているときは逆に出かけた。
が、真新しさがなくなったのか、あまり効果が得られなくなる。イスに座らせて、立ち上がったら戻して、クズったら抱っこして×2人分するのが面倒になったので、座らせずに床で食べさせてみると、座っている時よりはまだ食べる。食事中につかまり立ちしたり、うつ伏せになったり、おもちゃのところへ遊びにいったり。遊ばせながら食べるフリースタイル。
それでも食べないときもあって、食材ストックをつくることだったり、残したご飯を廃棄しないといけないことが負担になったので、おかゆも含めてベビーフードを2人合わせて1人前だけ用意することにした。
辛いことはすぐやめるのが吉。それで2人に当たっていたら本末転倒である。食事に集中させようとあれこれするのは疲弊したし、本人がやりたいように気がすむまで放っておくと食べたりするものだから、「食べさせようとする」「〜させようとする」って本当に無意味だなとこの件で学んだ。
食事中でもお尻拭きで遊んでいたり、シナぷしゅを見ていたり、何かに夢中なときは邪魔せず見守れるようになった。気が済むと口を開けてくれたりするんだよなこれが。
ジーナ式卒業
生後2ヶ月ごろから始めたジーナ式。始める前は日中は2人のぐずる・泣く・寝てもすぐ起きるがランダムにきて、1人が落ち着いたと思ったら、もう1人が泣き始める。「ワンオペが始まったらどうやって生活するの?できる気がしない・・・」と、途方に暮れていた。
夜に寝かしつけようとすると2人ともギャン泣きですぐ背中スイッチが発動するので「これまたワンオペになったらどうやって寝かせばいいのか・・・」と、これまた途方に暮れていた。
ネントレについて調べているうちに辿り着いたジーナ式。食事、睡眠、遊び。毎日決まったスケジュールで過ごす。
スケジュールが軌道に乗るまでは大変だったが、スケジュール通りに生活することで、クズっている理由が特定しやすくなり悩むストレスが減ったり、寝室で2時間半程度お昼寝できるようになり、家事や自分の時間が持てるようになったり、スケジュールがあることで生活の見通しが立つようになり、本当に助かった。これで双子とワンオペでもなんとか生活できる、と思えた。
やめるきっかけは、乳幼児睡眠コンサルタントの方への相談。早朝覚醒や夜泣きで相談した際に、その子にはその子なりのリズムがあり、ジーナ式に限らず本通りにいかなくても大丈夫、と言ってもらった。ちょうどジーナ式のスケジュール通りにいかなくなってきていたので(特に朝寝の開始時間)、活動時間と本人たちの様子を見てお昼寝の時間を修正していくことにした。
ちょうど本人たちの様子から夕寝がなくなるかなくらないか、というタイミングの頃。生後7,8ヶ月のこと。ちなみに夕寝は生後8ヶ月の終わりに完全になくなった。
というわけで、ジーナ式は卒業!スケジュール通りに行かず病んだり、お昼寝の時間を気にして外出を控えたりと、「ジーナ式をしていなかったりもっと自由に子育てできたのかな・・・」と思うこともあるけれど、やっぱり助けてくれた部分も大きいので、良い悪いと評価せずにそうやって過ごした日々をそのまま受け止めることにする。一度ジーナ式を知ったらそうではない生活に戻ることもできなかったのだけど。
一緒にジーナ式で過ごしてくれた双子ありがとう。
双子が初めて風邪をひく
胃腸炎による下痢が3週間かかって落ち着いたと思ったら、今度は風邪をひいた。鼻水がずるずる、それが喉に回って痰がからんだような咳。
2人は寝入るときや寝ているときに指しゃぶりするのだけど、鼻がつまっているで指しゃぶりすると苦しそう。電動の鼻吸い器が大活躍。夜中や朝方に起きるようになり、その都度鼻を吸っている。
私の指の怪我の通院もあり、双子の通院と合わせて毎週毎週病院通い。薬をもらうまでに時間がかかるので、その間にドラッグストアでベビーフードを買ってカフェで3人でお昼ご飯、というルーティーンができた。
ずり這い、つかまり立ちで縦横無尽に遊ぶ
サークルを使っていないので、リビングからゴミ箱を撤去したり、テレビ台の角にコーナークッションを貼ったり、テレビや床に置いている加湿器が倒れないように滑り止めを貼ったり。
コンセントにはカバーをつけて、電気コードはケーブルカバーを覆う。
ストレッチポールや壁のガス栓のカバーを開けたり閉じたり。イスにぶら下がっているポーチのチャックを上げたり下ろしたり。必ずしもおもちゃで遊ぶわけではない様子を見て、このままサークルなしで過ごしていきたいなと思っている。
また、室内遊び場に行ったとき、2人ともハイハイをするように。目新しい場所で興味があるものがあり、そういった環境に促されてできた感じがある。
こういうのを見ると、やるやらないは本人の意思によるけれど、興味や関心、学びがある環境はしっかり用意したいなと思うし、用意はしてあとは本人に任せることを大事にしたいと思った。
双子①の変化・好きなこと
- 先月ずり這いができるようになり、今月はお座りができるように
- 壁や棚につかまって膝立ちするように
- 双子②とおもちゃの取り合いをしたときにいつもとられていたが、取り返したり取るように
- 手をハイタッチのようにあげると、真似をして手をあげる。最高に可愛い。手を合わせてパチパチすると喜ぶ!
- 床に置いた哺乳瓶を持って寝転んで飲むことができるように(ラクになった!)
双子②の変化・好きなこと
- つかまり立ちから座れるようになる
- つかまり立ちをして本棚から絵本を引っ張って落とすのが好き。そして落ちた絵本を触ったり拾うためにしゃがむ(複数組み合わさった行動ができるようになっている)
- 手のひらを差し出すと積み木など持っているものを載せてくれる。可愛い。
- 少し後追いが始まる。産後ケアで助産所に行ったときに私を追いかけてくる。いないと泣く!しばらくして戻ってくると笑顔でずり這い
終わりに
今回は生後9ヶ月が終わってから時間を空けすぎずにこの振り返りが書けてホッとしている。
最近、双子の変化や好きなことを書けないな、思い出せないな、と気が重たくなっていたんだよな〜。
離乳食を食べなくなったり、双子の体調が悪かったり、実母のサポートが初めてなくなったりと、私自身忙しく余裕がなかったからだなあ、と気づき、少し安心。
書けないということは、双子のことを見れていないということなのでは?と不安になっていた。
ご飯をあげること、看病すること、お世話をすることで時間がパンパンで、双子が自分たちで遊んでいるときは休憩したいし、ぐずったら機嫌を直してもらうために遊ぶ。という感じで、双子を観察する余裕はなかった。
そういえば、そんな私の様子を見かねて、夫が朝から双子が夜寝るまで1日外出させてくれた。
生まれたばかりのときは、1人で出かけても「またあの生活が待っているのか」と、帰ることが怖かったのだけど、もうそんなことは思わず、そんなことを感じていたことを思い出すこともなかった。
毎月ひーひー言っているし、今月は私の怪我に双子の風邪、離乳食を食べないなどハードな1ヶ月だったけれど、双子、夫が変わらずいることで充分花丸な1ヶ月だった。
それでは!