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日常づくりの疲れに別れを告げて。ベトナムのお正月に思うこと
ベトナムのお正月、テトが始まった。ベトナムでは今日から1週間、全国的にお休みになる。
日本でいう大みそかや三が日はというと何もない。夫も1月1日以外は当然のように働いていた。
12月中旬にマレーシアからベトナムに引っ越して、新しい職場で忙しく働いていたので、やっと休みがきたという感じ。
旧正月というのは初めての体験で、今が日本でいうお正月だよと言われてもしっくりこなかったけど、やっとゆっくりできる嬉しさはこみ上げてくる。
街はというと、休みモードで静かなのかと思いきや、中心街はお祝いムード。
ホーチミンのメインストリート、グエン・フエ通りは、今年の干支である豚のモニュメントと春先のような色とりどりの花で飾られていた。
お祭り気分を楽しむローカルの人たちを見ているとこちらも楽しくなってくる。
まあ、道端のバイクの上で器用に寝ていたり、店先でお昼ご飯を食べたり、道端で鶏の親子が堂々とそぞろ歩きをしていたりと、普段の様子もじゅうぶん楽しいのだけれど。
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引っ越してからの1か月は、日常をつくる期間だった。
食品の調達場所が定まり、0が多いベトナムドンの支払いに焦らず、どこに行こうか困ったときに根をおろせるカフェも見つけた。
テトの大みそかが何日かわかっていないのだけれど、年末らしく、新しい国と職場と仕事で奮闘した夫と、私たちの日常生活を整えた自分をねぎらいたい。
そして、日常づくりの疲れをリフレッシュするために明日から旅にでる。
ベトナムに帰ってきたときには、また新しい気持ちでこの日常を楽しみたいと思う。