ポジティブでいることはとてもいいことだ。 いつも前向きな気持ちでいられたらどんなにいいだろう。 きっと万事が上手くいく。 というより、たとえ上手くいかないことが発生しても「次はきっと上手くいく」というポジティブマインドフィルターを濾過させ、自己肯定感も下げずに前へ前へと進んでいけるだろう。 本物の前向きな人というのは、たとえ失敗や挫折があったとしても、心折れることなく進んでいける人のことを言うのだろう。 しかしだ。 このポジティブマインド野郎、たまに自分のそれを他人の喉元
ちょっと思い出話をさせてください。 Dior ヒプノティックプワゾン。 この香りを初めて知ったのは17歳の頃。 頭でっかちの生意気な小娘だった私は学校へ行くのにこのフレグランスをなんと3プッシュも纏っていました。 この香りを嗅いだことのある方ならご存知でしょうが、こんなに重い香りもなかなかないぞというくらいずずーんと重く重く甘い香り。 オリエンタル系もしくはグルマン系と分類され、バニラやアーモンド、ジャスミンなどの濃厚なエッセンスが凝縮されたシンクロノート。 付け方
化粧品売り場にて。 「カワイイ〜!」を連発する。 キラキラ輝く上質そうな手触りのパッケージ、眩しいほどのパールにラメラメ、丁寧にメイクを施した美容部員さん、シャンデリアのような装飾が施された華やかなドレッサー。 なんもかんもかわいい。 そしてパートナーによく言われる。 「その『カワイイ〜!』は犬とか猫とか赤ちゃんとか見たときの言い方だよ」と。 確かにそれに近しいものがあるかもしれない。 ふわふわきゅるきゅるのワンちゃんを見たときの今すぐに!抱きしめたい!と、 ツヤツヤピカピ
「色の白いは七難隠す」 いやいや、7どころか。 清潔感、透明感、柔らかさ、甘さ、儚さ… 白く光る濁りのない肌は、私の憧れる全てを含んでいるように思えた。 小学生の頃。 白雪姫が転校してきた。 とても色白で滑らかな肌の持ち主である彼女は、たちまちクラスの人気者になったし、男の子からもモテモテだった。 もちろん肌が白いから人気者、ということではなかっただろうが、彼女を褒めるときには必ず「色白いしねぇ」というのが枕詞のようにつけられた。 美白全盛期の時代だったからというのも