小説の様に自分の歩んで来た人生を書き出して行きます。 下手くそですが、是非読んでみて下さい。 気分が乗れば書いて行きます。
僕はその生活を続けた。 サッカーをしながら悪友と遊び、タバコに喧嘩、万引き、バイクの窃盗に無免許運転。思い付く事は全てした。 その頃はそれが楽しかった。 小学四年になる頃には学校で悪友以外で僕に関わろうとする人は居なくなった。 それでも良かった。 サッカー仲間と悪友が居たことが心の支えだった。 だが、それを良く思わない別のグループが居た。 この出会いが初めて学校側と家族に悪事を知られる原因となった。 僕達グループと別グループは仲が悪く、お互いに関わる気もなかった。 それが得
母親には新しい彼氏が出来たらしい。 相手は某組織の枝の組長。いわゆるヤクザと言うやつらしい。 小学三年の僕でもわかる。 ヤクザとは怖い人だ。 幼いながらも僕は確信した。 「次こそ殺される」 だが、現実は違った。 その人は凄く優しくしてくれた。 初めて知らない男性に優しくしてもらえたが、この優しさがいつまで続くのかが不安の日々だった。 ただ、母の暴力は相変わらずだった。 数ヵ月が過ぎた頃、母は家に帰って来ない日が多くなった。 そのヤクザの彼氏の組事務所に入り浸っているからだ。
続きは夜にでも書きます。 宜しくお願い致します。
幸せな日々が1ヶ月程経ったある日、家に祖父母がやって来た。 そしてそのまま不動産屋に連れて行かれ、新しい家の話がトントン拍子に決まっていった。 引っ越し日は半月後。 契約など諸々が終わり、家に帰宅した。 母は笑顔で僕に、「引っ越しの準備しなくちゃね」と言った。 僕は笑顔で頷き、母に抱き付いた。 このまま時が止まればいいのにとさえも思えた。 引っ越し準備が終わり、引っ越し当日になった。 今までの住み慣れた家ともお別れだ。 この家には悪い思い出しかない。 新しい家では楽しい日々
祖父母の家で過ごすようになって二年程経ったある日、突然母親と姉が僕を迎えに来た。 家族で1からやり直したい。 北海道に引っ越しをする。と言うのだ。 当然祖父母は猛反対をした。 だが、母は折れなかった。 泣きながら僕に頭を下げ、抱き締めてくれた。 僕はずっと求めていた愛に触れ、泣いた。 泣いて泣いて泣き叫んだ。 本当に嬉しかった。やっと母が僕を愛してくれたと思った。 その光景を見た祖父母が二、三日待ってくれと言った。 その間に僕と話がしたいと。 僕は頷いた。同時に母も頷いた。
僕は何時ものように夜中に家を抜け出しては 暗闇が広がる街に安心を求め彷徨っていた。 その時に出会ったのが地元の1つ歳上の先輩だった。 先輩も同じ境遇だったようで、自然と意気投合し 毎日一緒に待ち合わせしては遊ぶようになった。 その先輩は不登校で学校では顔を合わせた事はない。 何故か秘密の関係のような気がして楽しかった。 そして、人の温もりを初めて感じる事が出来たのだ。 笑顔がとても素敵で、本当の家族の様に話を聞いてくれた。 そうして過ごす内に、家族から受ける暴力に耐える力
僕は自分の本当の父親の顔を知らない。 僕が三才の頃に離婚したからである。 僕と姉とは父親が違う。 姉は三つ歳上。 二人姉弟なのだ。 僕が最後に見た父親の姿は、母に向かってガラスのコップを投げつけている場面だ。 それだけは今も僕の記憶の中に鮮明に焼き付いている。 それから母はおかしくなった。 男をコロコロ変え、家に住まわせる日々を送った。 母は僕を殴る。 それを見て彼氏も同じ様に僕を殴る。 僕は暇潰しのオモチャの様に扱われていた。 その反面、姉は可愛がられている。 幼い僕で
僕は幼少期から愛に飢えていた。 愛が欲しかった。 愛を感じたかった。 何故自分はこんなに愛されないのか。苦しかった。 家族からの暴力が僕の歪な愛への欲求を形成していく。 自分は愛される事も、必要とされる事もない人生を歩んで行くのだと確信する。 まるで感情の無い人形のように。。 二段ベットに殴り書きの様に刻まれた無数の「死にたい」の文字は小学1年生の僕からの精一杯のメッセージだった。 毎日が苦しく、呼吸が出来ない感覚だった。 次第に歪な欲求は外に向かっていく。
初めて書く事にした。 今までは本音をさらけ出す事が怖くて逃げてた。 だから誰にも相談出来なかった。 と言うよりしなかった。 楽しそうに生きてる人達を見て偽って生きてる自分自身を不快に思っていた。 僕にはない笑顔。僕にはない幸せ。僕にはない家族。 生きていくだけで精一杯だった。 他人からは鼻で笑われた。自分の居場所は自分で見付けて自分で作るものと言われた。 でも、それが出来ない人達はどうすればいいの? 1人で抱えて頑張ってる人達はどうするの? それはきっと、