都会から車で1時間。1年を通じて自然の美しさを楽しめる丹波篠山
兵庫県丹波篠山市。神戸から高速で約1時間に着いたこの地は、六甲山を超えたあたりから、どんどん景色が変わっていきます。
篠山口インターの出口の看板の文字を目にして、まず飛び込んできたのは、一面緑の田んぼ。到着してドアを開けると、稲の先が右に左と波のようにゆれて、さわさわと耳心地のよい風の音が聞こえます。それを囲む景色もまた緑。そびえたつようなビルがなく、向かってきた風が遠くまでながれていきました。
丹波篠山市を囲むのは500~800mの多紀連山や深山山地で、なんと市の75%が山地や丘陵地です。市街中心は盆地で、年間の寒暖差が大きく、霧がかなり深く立ち込めます。この寒暖差が「丹波黒」と呼ばれる特産の黒豆を育てるのには、必要不可欠なのだそうです。
神戸市出身で、西明石から引っ越してきた5月下旬、この地形と気候が織りなす景色に目を奪われました。春は桜、夏は緑、秋は赤黄、冬は白。それだけでなく、1年を通して季節のさまざまな移り変わりが如実に表れるこの地は、都会の喧騒を忘れ五感を刺激する要素にあふれています。
一歩散歩に出れば、まっすぐな一本道が続き、
季節の花や生き物がたくさんいます。うるさくて嫌いだったセミの声も、ここではヒグラシの声がほとんどで、涼しげな自然のBGM。かと思えば、『かえるのうた』とは比にならないほどの、様々なカエル声の大大大合唱。文字どおり「霧がたちこめる」神秘的な景色。古民家飲食店やオーナーのセンスが光る雑貨店、歴史を重ねてきた建物やお城。格別美に美味しい食べ物、800年以上続く歴史と伝統の陶器。遊びに訪ねてきてくれた友達や恩師が「本当にいいところだね」と口を揃えて言ってくれました。昔、国語や音楽で習った日本の風景がいたるところで見られます。この地で息子を出産した私はワクワクしていました。この自然の中でどんな育児ができるんだろうか。
恵まれた自然に囲まれる丹波篠山市。しかし一方で、丹波篠山市の未来を脅かす問題があったのです。
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