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仕事と生活|2024年8月報

皆さま、こんにちは。佐々木ののかです。

突然ですが、気にかけてくださっている皆様に向け、月に1回、仕事とプライベートに関する報告をしていくことにしました。公人でもないのにご報告なんて、とも思ったのですが、北海道の田舎で(私だけが特別とは言いませんが、)決して一般的とは言えない生活をしていることで、現状について捉えにくく、お仕事や遊びのお誘いなどの外の世界と接点を持つ機会を失している気がしていたからです。

5月、トナカイさんに家族写真を撮ってもらいました

馬1頭、猫2匹、人間の子ども1人と暮らし、畑の野菜を獲って料理したり、家事をしたりしながら、1日中書き物をして生計を立てる。私は今の生活が気に入っていますが、言葉にしたときに浮かぶ牧歌的なイメージと、この生活に対する私の体感に大きな乖離があると感じています。穏やかで幸福ではありますが、毎日が時間との戦いで、牧歌的というよりは非常にパンクなattitudeです。数年前であれば、「私の生活はそんなにのほほんとしてないのに!」と息巻いていたようなような気もしますが、年をとったせいか、私の体感に近いかたちで現状を理解してもらうことに関心がなくなりました。ただ、家を建て、馬を迎え、知らぬ間に子どもまであらわれた、突っ込みどころ満載ながら非常に突っ込みにくい(そっとしておいてくださってありがとうございます)私の日常をSNSで知った方々からは「仕事を振っていいのかわからない」「もはや書く仕事を辞めたのではないか」というお声をいただくことも多く、それは生活の存続に関わるゆゆしき事態と危惧しております。そこで、SNS上と実際の溝をもう少し埋めていくべく、まずはnote上の月報というかたちで皆さまに広く近況をお伝えしたいと考えた次第です。
※よりプライベートな日常については別のかたちでのお知らせを考えています。

とは言え、本日は8月19日と8月も中旬。月報と言いながら、毎月書けるかもわからないため、一発目から“ほぼ月報”となる予感がぷんぷんします。したがって皆さまも気が向いたとき、ご無理のない範囲で、お付き合いいただけましたら幸いです。それではどうぞよろしくお願いします。

仕事

「お仕事ぜったい邪魔し隊」のちい(左)ときい(右)

2024年2月に子どもが産まれましたが、生活への不安から、産休・育休は取得せずに働かせていただいておりました。分娩台の上に乗ってからも陣痛の合間にスマホで原稿を書くことをやめられず、産後1時間から「子どもも無事に生まれたし、仕事にも穴を開けなくてよかった~」とるんるんでパソコンに向かっていた私はさすがに気が狂っていたと今となっては思いますが、事情を知っていた数少ない取引先の方が私の身体を案じながらも、生活への不安を汲んで、お仕事を振ってくださり続けたことに、改めて感謝申し上げます。おかげさまで、精神と生活が安定しております。よろしければ今後とも、ご一緒させていただけますと幸いです。

8月までの仕事

2月から8月までは、以下のようなお仕事に取り組ませていただきました。

・インタビューの記事構成(音源をいただき、文字起こし~記事執筆まで)
・SEO記事執筆
・取材記事(質問案作成~記事執筆まで)
・新聞書評
・某webツールの利用ガイド作成
・某コーポレートサイトのリニューアルにあたってのテキスト執筆
・某プロダクトへのコラム寄稿
・SEOのキーワード分析
・文字起こし/企画書作成などのマイクロタスク
など

記事執筆に関しては、インタビューや記事構成、SEOの記事執筆がメインです。ほとんどが無記名なので、ご紹介できるお仕事がないのですが、直近で公開されたクレジット付のお仕事には以下のようなものがあります。

また、ご覧いただいてわかるように、SEOキーワードの分析や文字起こし/企画書作成など、執筆以外の仕事にも携わっています。こうしたお仕事は「今、手がいっぱいいっぱいなんだけど、こんなことできる?」というご相談から始まったお仕事です。執筆のお仕事にはなりますが、freeeのフリーマガジン『pathport』の巻頭漫画の原作執筆も「こんなことできる?」といったご相談をいただいて始めたお仕事でした。

私の思想や興味に紐づくお仕事や執筆のお仕事ではないときに、「こんなことをお願いしてすみません」と言っていただくこともあるのですが、私でお役に立てることなら、どんなお仕事でも喜んで承ります。初めてのツールを使用するお仕事は慣れるまでに時間はかかりますが、相談しながら進めさせていただけるようでしたら、ぜひお引き受けしたいです。Zoomでのご相談も可能ですので、お気軽にお声掛けください。

これからやってみたいお仕事

8月中旬以降から新生活(後述しますが、子どもの保育園が始まりました)がスタートすることに伴い、予定を空けていたため、比較的リソースが空いております。9月からは書籍の執筆補助のお仕事も始まりそうで、これまで携わってきたお仕事はもちろん、未経験の領域にもチャレンジしていきたい気持ちです。

とくに「編集・校閲」は挑戦したいお仕事の一つです。

じつはライターを始めてからの9年間で、さまざまなジャンルの執筆から動画制作のPMまで経験したものの、編集を経験したことが一度もありません。興味はずっとあったものの、「自分はガサツで雑な仕事しかできないから……」と編集の仕事に自信がなかったのですが、ここ数年で「むしろ神経質すぎるくらい仕事が細かい」と言っていただくことが増えたので(そういった編集が良いかは別の話ですが)、ライター9年目を数える今年、編集にもチャレンジしてみたいと思いました。まずはトライアルからでも構いませんので、何か任せていただけそうなお仕事がありましたら、お気軽にお声掛けください。

※単発のほか、(お任せいただけるようなら)業務委託も視野に入れています。
もちろんライティングのお仕事も引き続き喜んで承ります。

それから、単著の執筆やZINE制作も地道に進めています。やるやる詐欺で宣言を踏み倒し続けて不甲斐ないのですが、少なくとも今年中に、2年前から取り組んできたちいさな作品を1つ発表できる予定です。そちらはまたお知らせさせてください。

生活

夏の間にぜったいにつくりたかったとうきびご飯

理想の生活を手に入れたね。

そう言っていただくことが多く、私も理想の生活を手に入れてこれで安寧……と思っていたのですが、まだまだ生活づくりは始まったばかり。というよりも次から次へと変数が増えて、すべて自分で納得して決めたことなのに、主体が自分ではないというか、(幸福ではあるのですが、それとは別に)巻き込まれているという感覚さえ覚えます。どうして私の家にはちいさくてかわいい人間の子どもがいて、この面倒くさがりの私がその子のためにせっせと昆布を水に浸してだしを取っているのでしょうか。子どもはかわいいし、世話をしているのは私なのですが、未だに状況がよく飲み込めていません。

また、家を手に入れた当初、新しい家具を買おうとワクワクしていたのですが、買ったのは必要最低限の家具だけで、ピンとくるものに出会えませんでした。最近になってふたたび家具や家電、備品を調達し始めたのですが、今思えば、家という箱はあっても、それを満たすだけの「生活」が私にはなかったからどの家具もピンとこなかったのだと思いました。現在は実用性重視でオシャレからかけ離れたモノやレイアウトを余儀なくされているので、取り急ぎ用意するものでも愛着を持てるよう、できる限り手作りやカスタムをして設えを整えていこうと思っています。

流れるというより転がるように展開していく私のドタバタな日常。半年間に起きた出来事を挙げればキリがないので、生活にまつわる直近の大きな変化を2つだけ、以下に書かせていただきます。

子どもが保育園に入園しました

実家の犬・ぷくと。

8/19から子どもが保育園に入園しました。
まずはならし保育からスタートし、順調にいけば9月からは月~土はフルタイムで保育園に行ってくれそうです。噂によると、1歳になるまでは風邪をひきやすく、週の半分は保育園に行けないと聞いていて戦々恐々としておりますが、できるだけご迷惑をおかけしないよう、これまで通りなるべく前倒しでお仕事に取り組んでいきたいと思っております。

8/19 16:11追記
子どもはミルクと離乳食にまったく手をつけなかったそうで、しばらくは3時間おきに授乳に通うことになりそうです。それでもまとまった可処分時間が増えるので、基本的には仕事の進度は以前よりも速くなりそうです。生活をつくるのは時間がかかりますね。どっしり構えてまいります。

ペリートと別居しています

木という木を齧りまくって不満を表現

家の隣でともに暮らしていた馬のペリートを乗馬クラブで預かってもらっています。直接的な理由は、ペリートが木でできた馬小屋の入り口を齧って壊してしまい、取り急ぎ脱走の危険があったからなのですが、子どもの機嫌や体調、天気と相談しながら、ペリートと遊ぶことが難しく、彼女との関係がだんだんと悪くなってきてしまったことも理由です。※関係が悪くなったこととは関係ないのですが、私の操作ミスで、6月に乗馬の練習中に落馬しました(笑)。

保育園がスタートして子どもの手が離れる時間が増えそうなので、これから、また一から、関係づくりを始めていきます。関係が一度できたら新たなしつけが不要な犬とは違い、常に良い関係を編み続ける努力をしなければいけないところが人間関係にも通じるところであり、馬との関係の魅力ですね。


本当はお盆休みに読んだ本の感想についても書きたかったのですが、お迎えの時間が近づいてきてしまいました。もしも時間ができたら、追記しておきます。

ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。
お仕事をはじめとした楽しいお誘い、いつでもお待ちしております。

sasaki.nonoka[at]gmail.com

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佐々木ののか
最後までお読みいただき、ありがとうございました いただいたお金は好きな文章を書く時間に充てさせていただきます 今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします!