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仕事と生活(と創作)|2025年2月報

みなさん、こんにちは。佐々木ののかです。
大寒波からスタートした2月、皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。

▲1月は春のような陽気だったのに……

不定期でお送りしている月報「仕事と生活(と創作)」ですが、2025年2月報はたくさんお知らせがあります。長くなりますが、よろしくお願いします。

仕事

昨年秋ごろ~年始にかけて携わらせていただいたお仕事がつぎつぎと公開になりました。書籍の執筆協力や新たに立ち上げるサイトのコンテンツ制作、論考の寄稿などのうれしいお仕事もたくさんあったので、見てみていただけるとうれしいです。

ヤマハ発動機さま「Re PLAY」のコンテンツ制作

ヤマハ発動機さんが中心となって立ち上げた「地球がよろこぶ遊び」の探求プロジェクトのサイト「Re PLAY」のコンテンツ制作をいくつか担当させていただきました。編集は日向コイケさん(Huuuu)です。

執筆させていただいたコンテンツ

“困りごと”の見せ合いから共創が始まる。ヤマハ発動機のバッテリーサーキュラーエコノミー|安居昭博×米田裕一対談

各プロジェクトの概要

自然を“遊び場”とするモーターを作ってきたヤマハ発動機さんが“地球が喜ぶ”活動を“遊び心”たっぷりに取り組まれていて、プロジェクトの概要をお伺いしながらワクワクしていました。まだまだ始まったばかりのプロジェクトということで、今後の展開が個人的にもたのしみです。

『何も持ってないのに、なんで幸せなんですか? 人類学が教えてくれる自由でラクな生き方』執筆協力(2025.2.25販売)

人類学者の奥野克己さんとニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんの対談集『何も持ってないのに、なんで幸せなんですか? 人類学が教えてくれる自由でラクな生き方』(2025年2月25日発売)の執筆協力を担当させていただきました。編集は内藤寛さんです。

著者のお二人が東南アジアのボルネオ島に滞在し、そこで暮らす狩猟民・プナンの人々の生き方から幸福とはなにかを考え、語り合ったものです。文化人類学の視点をベースとした知的好奇心がくすぐられるお話でありながら、ときに酒場で隣り合った人の話を聞いているような親しみやすさも共存している本だと思います。予防医学研究者・医学博士の石川善樹さんや、アダルトビデオ監督の二村ヒトシさん、マルチタレントの佐伯ポインティさんなど、ゲスト出演回ではそれぞれの視点からプナンの幸福の秘密に迫っています。私はもともと奥野先生の読者なので、こうして携わらせていただけて、まさに“幸福”でした。

本の一部にはなりますが、Podcast番組でもお二人のお話が聞けます。
音声派はぜひこちらからお楽しみください。

ユリイカ2025年3月号 特集=自炊(2025.2.27発売)論考寄稿

2025年2月27日発売の青土社の芸術総合誌『ユリイカ2025年3月号 特集=自炊』に論考を寄稿させていただきました。タイトルは「〈私〉との逃避行――自己理解、療法、創作としての自炊」、お声かけくださったのは熊谷優里さんです。

現在は一家の大黒柱としてお金を稼ぎ、あるいは保護者として(馬と)猫と子どもの食事を作る日々ゆえに、“自分のために”料理を作ることの尊さを身に沁みて感じていました。振り返れば私の“回復”の傍らには料理があったことを思い出しながら書いています。生活の延長線上に作品があるといいなと常々思っているのですが、仕事をする以外で自分の自由になる時間がほぼなくちょっと手の込んだ料理を作る時間が贅沢、という希少な生活の余白から、論考に接続できたことがとても幸せで、お声かけいただいてとても光栄でした。もしよろしければ、お手にとっていただけるとうれしいです。

Web記事

編集 荒田ももさん、友光だんごさん(Huuuu)

編集 exwrite、CINRA, Inc.

その他

企業のSNSアカウント運用や建築会社の新卒採用サイトのコンテンツ制作、北海道内の環境系コンテンツの記念誌作成、大手食品メーカーのオウンドメディア記事作成、婚活系SEO記事コンテンツ作成、デザイナー向けのクリエイティブツールに関する取材記事などを担当させていただきました。

3月からのお仕事について

  • 創作に本腰を入れていきます(決意)

  • エッセイや論考、書評などのお仕事、うれしいです

  • コアタイムを月~土(祝日除く)の9:00~17:30とさせていただきます

  • 文字起こしのみのお仕事の受注をしばらくお休みします

  • 記名の(もしくはお仕事実績として公表できる)お仕事“とくに”歓迎です

創作に本腰を入れていくと何度も言いつつもくじけ、また立て直し…を繰り返してきましたが、定期×大型案件に携わらせてもらっていることでスケジュールが組みやすくなり、少しずつですが環境が整ってきました。

また、スケジュールがひっ迫する理由がいくつか見えてきました。(あまりに当たり前のことすぎて恥ずかしいのですが)そのうちの1つが短納期の案件や急な頼まれごとを同時期に受けてしまうことです。もともとスピードを売りにさせてもらっていたこともあり、自分自身でも「速く書ける自分」を(僭越ながら)自負していたのですが、子どもの体調不良や夜泣き、不便な山奥に住んでいるがゆえの天候不良などなどの変数により、自分の頑張りだけでは対応しきれないケースが増えてきました。そのため、コアタイムを月~土の9:00~17:30とし、それ以外の時間を当てにしないスケジュールを組むようにしています。

(…と言いつつ本当に間に合わないときは子の寝かしつけで途切れても徹夜する&〆切の2~3日前には提出するよう心掛けているので、)現状では〆切を延ばしていただかなくてはいけないような事態にはなっていないのですが、今後即時修正対応・急ぎの納品ができないことも増えてくるかと思います。特急案件や「こんなのできる?」といったふんわりご相談は引き続き承るのですが、時期や状況によってはスケジュールをご相談させていただくことが増えるかもしれないこと、ご了承いただけましたら幸いです。そのうえで、ぜひ今後もお気軽にご相談くださいませ。

また、限られた時間で次につながる仕事をしたいという想いから、文字起こし単体のお仕事をしばらくお休みさせていただくことにしました。同じ理由で、(これまでどおり無記名のお仕事も喜んでお引き受けするのですが、)記名式もしくは仕事実績として公にご紹介できるお仕事は“とくに”歓迎です。

いつもありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

生活

我が家の3大破壊神、眠っているときだけ天使の顔。
食事をセットして仮眠していたら、子どもにやられていた。しかもこういうときに限ってトマト味。
リビングに作業台兼テーブルを導入。お気に入りを探す時間がまだないので間に合わせのものですが、悪くない。
子どもから逃げる猫の待避所に
我が物顔のきいちゃん

子どもが1歳になりました

子どもはまだ歩けない&言葉を話せないながら、だいぶ意思疎通ができるようになってきて、なんとなくですが、チームワークのようなものが芽生えてきている気がしてうれしい日々です。

お馬にだいぶ安定して乗れるようになりました

週に1回、馬のレッスンに通っています。
人を乗せるのに慣れたベテラン馬さんに乗せてもらってバランス感覚を養う練習です。あたたかくなったらペリートに乗って、外乗に出かけられたらいいなと夢見ています。

射撃練習に参加できてうれしかった(2025年1月)

狩猟免許を取って共猟会には出かけていたものの、場数が少なすぎて狩猟者と名乗るのも恥ずかしいほどだったのですが、母に息子を預けて射撃講習会に参加させてもらい、今さらながら構えの基礎を学びました。

アマチュア無線局開通の手続きも無事に完了したので、あとは山スキーを買って3月に開催予定の共猟会に備えます。そうこうしている間に、銃の所持許可の更新年に。次の更新までにはもっと猟に行けるといいなぁ。

急に思い立って東京へ(2025年1月)

観た展示は、ルイーズ・ブルジョア展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ(六本木・森美術館) 不在:トゥールーズ=ロートレックとソフィ・カル(二重橋前・三菱一号館美術館) 新藤早代写真展「盲目な門出」(西荻窪・喫茶カネラ)の3つ。新藤さんの写真展では新藤さんにお会いできて、子どもとの2ショットを撮ってもらいました。宝物のような1枚です。

創作

この日常においては腰を据えて執筆するという環境が確保できず、「やります」と言いながら動かせていない企画も多いのですが、散らかしながら、できるものから進めていきたいという所存です。ひとまず「呪いの弔いカルタ」は牛の歩みながら確実に進められている企画ですので、こちらを初夏にリリースできるよう頑張りたいです。そのほか、温めている企画含めて、この場に広げてみたいと思います。

【継続中】呪いの弔いカルタ

読み札を引き続き募集中です。
皆さんの“呪い”をお待ちしております。

【継続中】地獄のシスターフッド

序文を書いたきり4か月が経とうしていることに唖然としておりますが、生きている企画です。確定申告が終わりましたら着手したいと考えております。忘れた頃になるかもしれませんが、大切にお届けします。

【予告・やりたい】TONCHIKI オシャレ BOOK(仮)

へんてこかわいい(=TONCHIKI)ファッションが大好きで、たびたびSNSに掲載しているのですが、本業の書き物を大きく超える大反響にお応えして「TONCHIKI オシャレ BOOK」を刊行したいと考えています。こちらは小さな雑誌のようなビジュアルメインのものにする予定で、それとは別に、2022年に出したミニエッセイ集『わたしと服』の続編にあたるようなエッセイ集も作りたいなと考えています。こちらも初夏くらいに出したい!合言葉は「LOVE TONCHIKI! YES, TONCHIKI!」

おわりに

ここに書いた以外にもやりたいことが山ほどあって、それに対してやれることが少なすぎて気が狂いそうですが、思えば四季の中で最も狂気の似合う季節・春の訪れももうすぐ。皆さまもどうぞよい春をお迎えください。


Cover Photo 新藤早代さん


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佐々木ののか
最後までお読みいただき、ありがとうございました いただいたお金は好きな文章を書く時間に充てさせていただきます 今後とも応援のほど、よろしくお願いいたします!