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頭を占領する声たち
並行を保った 左腕
常に頭の中を 電車が走っていなければならない
無限の流れ星達の登校時間 であるのならば
好きなことが 良いだろう
白いものたち 透明なものたち
汚れやすい 落ちたパンの屑もよく見える
黒く染まることは 悪いことではない
かけ放題のかき氷のシロップを 全て混ぜたような色
それが 悲しい色
液体は混ざる 脳や心はどろりと溶けているから 交わる
言葉と 音楽と 虹と わたしたち そして赤い記憶
生まれたばかりは皆 透明や白色に近い
透明だったわたしたちを 赤く染めたあいつを許さない
赤く染まった私たちを ピンク色に近づけることが出来たのに
放置し酸化させた あの人を憎んでいる
今でも毎日 頭の中で 響く 呪い
サイレント チルドレン サイレント ヒューマン
大人なんていない! 子供と大人の区別なんてできない
NO区別 NOランキングの世界では
どっちの方が優れている という考えではなく
わたしは これが好き あなたは これが好き
その人の 好き嫌い 大切を 守ります
わたしの大切を 一番 理解できるのは わたしだから
あんまり否定 しないであげてね 悲しいから
ケンカしないで 殺し合わないで お願いだよ
せっかく血の赤から ピンクを目指す わたしたちだから
世界は小さくていい 見えている 存在している
全てを世界と認識しなくていい
わたしの中の 脳と 心だけで十分 いっぱいいっぱい
かもを見に 散歩へ行きたい