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D700は名機だった2

前回に続きD700の思い出話を。

本来は風景のためでなく競馬撮影用に購入したD700。当時は僕がドイツ競馬界における唯一の日本人プレスで、デュッセルドルフ競馬場とケルン競馬場を中心に、ドイツ国内であちこち撮影していました(たまにフランスも)。

焦点距離でドイツの競馬場の狭さがわかる

これはキットレンズの28-300mmで撮影。実は高倍率ズームレンズでも十分撮れます。D700の最低感度が200だったことが懐かしい。

パドックにて

その後、シグマの70-200mm F2.8(手ぶれ補正なし)を中古で400ユーロで購入。描写に文句なし。拡大してまじまじと見るのでなければ、現代でもまったく問題のない画質。

今はなきフランクフルト競馬場

1.4テレコンを投入して撮影。解放F4.0で撮るとさすがに甘さがだいぶあったものの、この秋のパドック写真のように小さいサイズで見るなら気にならない。

そうすると、現代のカメラやレンズを使うメリットはどこにあるのかと。それは新しいメカを使いたいという少年のような気持ちを満たすためです笑 というのは半分冗談ですが、プレスとしては歩留まりを少しでも上げたいというのが一番では。

今のところ最近はカメラの話をメインにしていますが、そのうち競馬場での撮影についても記事にするかもしれません。それではまた。

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