インテリアは4つルール抑えれば80点まではいける説
僕がわりと大切にしている考えとして、
●世の中でセンスと呼ばれている内の8割くらいは単に知識or経験の集積なので後天的に習得可能。(残り2割はガチセンス)
●言語化されているものは再現できる。要は、本を読んでその通りにやるとセンスがなくても「センスがありそうに見えるソコソコのレベル」には到達できる。
というのがある。
ということで、このnoteではインテリア本に書かれている原則(ルール)を忠実に実践した場合どうなるかを、自分の部屋を例として紹介していく。
センスがある方はそっ閉じ推奨、センスない方は読み進めると多少参考になるかも。
色数を抑える
出落ち級の大原則。インテリアに限らずデザインの初歩として、色数は3色以内に抑えた方がまとまるというのはよく言われる。
自分の部屋も黒(グレー)、茶色、緑の3色を基本とした。
実際にインテリア作ってみて配色関連で一番思ったのは、全体の色味の印象はシンプルに面積比で決まるなということ。つまり壁紙超重要。
各アイテムを配置していったものの、賃貸の白壁紙だとイマイチ感がぬぐえず1面だけアクセントでグレーの壁紙入れたら急に締まって見えるようになった。
ちなみにraschの壁紙をネット購入し、貼ってはがせる壁紙用のり(スーパーフレスコイージー)で貼りました。作業時間は1面で3時間弱。
入り口の対角線上に見せたいモノを置く
人の視線の動き方として、まずは入り口の対角にあるものを見る。
よってオサレアイテムは入り口の対角に置くと良い。
ということで、部屋の対角にはおしゃれ突っ張り棒ことdraw a lineを配置し、ドライフラワーとバッグをかけた。
このスペース、全く機能性も意味もないが、おしゃれに意味を求めてはいけない…
小物の3点置き
アクセントとなる小物類は1点ドーンでも良いが、近距離に3つ配置するとバランスがよくなるらしい。
3点置きがバランスよくなる理由を自身の理解でもう少し言語化すると、
●視線を注目させる場所が明確になる
●要素の整列がされる
あたりなのかなと思う。
ということで、小物類は教科書通り3点置きしてみた。
3つ並べたエアプランツ
デスク右側に小物を3点
とりあえず緑を多めに配置する
手軽におしゃれに見せたかったら観葉植物が便利。
●ある程度のボリュームがある(面積比的にアクセントになりやすい)
●適度に複雑性がある
●自然色なのでインテリア問わず馴染みやすい
あたりがポイントなのかなと。
観葉植物は水やりが面倒という方は、ドライフラワーやフェイクグリーンがオススメ。
写真左と手前はドライフラワー
右はニトリのフェイクグリーン
以上。
インテリア初心者でも本読んで原則通りに実践すれば、写真で紹介したくらいの80点部屋なら作れるかなと思います。
-----------キリトリ----------
読んだ本の紹介
インテリア雑誌なんかも見たけど、この本1冊読んでおいた方がインテリア初心者にとっては得るものははるかに大きいと思った。何をどうするとそれらしく見えるか、初心者向けに言語化がしっかりされていて参考になる。
ちなみにこの本ではおしゃれ、あか抜けるという感覚を「見るべきところが明確」と定義している。色を3色以内に抑えるのも、入り口の対角にポイントを作るのも、小物を3点置きするのも、要は見るべきところを明確にするための手段だと理解すると合点がいく。