ちょっとだけおしゃべりをしようよ
アイリッシュコーヒーを持ち込んでさ
ブランケットは猫のやつがいいよ
君がくれたアレだよ
もこもこしてて、幸せな気持ちになれるから
心が随分しょげきってしまってて
うまく笑えなくてしんどい気持ちになるんだ
つま先から頭の天辺まで
暗い気持ちで爆弾になれるんじゃないのって思うときは
温かいものを食べて、少し眠ることにしてるんだ
涙が止まらないのはいつものことで
すすり泣くのももう終わったよ
温かい布団の中で、今は少し落ち着いてる
気がついたらよく泣いてるし、
うまく呼吸ができないときもある
呼吸にすら罪悪感を感じてて
自分の名前が思い出せない時がある
精一杯やってるつもりなんだけど、多分、満点には程遠くて
80点もうまくとれてなさそうだな、なんて。
温かいミルクを飲もうと思うんだ
心が打ちひしがれきっているから
アイリッシュコーヒーとブランケット
君がくれたものを思い出すとまた泣いてしまうから
君を思い出さないように、ミルクを飲もうと思うんだ
僕の記憶は切れ切れで、君の顔だけがぽっかりとない
君を失ったことだけがあまりにも確かなのに
君が笑った顔だけがかすれきって思い出せない
君に会いたい
君に会いたいんだ
ひどく、それだけを望んでいるって言ったら笑う?
ねえ、僕は
僕は多分キミを好きだったと想うんだ
それだけは、それだけは本当だって信じたいのに
どうして僕はこんなに空っぽなんだろう
それだけがどうしてもどうしても、わからないんだよ
ねえ
わからないんだ
いつも同じことばっかり書いてる
きみのことを
君だけをひどく考えている
これがきっと愛でないことを、僕は知ってる
もう知ってるんだ
知ってるんだよ
それだけなんだ
それだけのさ