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物の管理は思考の整理にも繋がる

 ご無沙汰です。すっかり涼しくなってきた今日この頃です。
暑い時期は色々と作業をするにもやる気が出なかったりで更新がおろそかになってしまいました。暑いのが嫌いな身としてはようやく活動しやすくなった時期がやってきました。

さて、前回は物の整理について少し触れましたが今日は深掘りしていきます。

物を減らすメリット

そもそも私は物が多い環境で育ってきました。決して裕福な環境で育ったというわけではありません。ひとりっ子であったので大人たちの愛情を十分受けていたのでそれが物としても現れていた証拠でもありますね。何より私の家族は物を所有するのが好きな人間ばかりだと引越しをして実感しました。
現在住んでいる家は祖父が建て直した家ですが、その立て直す前に使っていた暖房器具やベッドの枠、以前使っていた食器棚や食器、タンスや衣類等上げればきりがなく、それらを小屋や空いたスペースにずっと保管されていました。我々が引っ越すまで住んでいた人が誰も捨てることなくずっと取ってありました。物を大事にする事は勿論良いことですが、マットレスがないベッド枠やフローリングである今の家に昔使っていた床暖機器は誰がどう考えたって必要ありません。それれは立て直しの際に捨てるべき物だったのです。残された人が片付けるという事は仕事で言えば残務を押し付けられているのと変わりありません。
これを引越しをした際に経験した時に、自分に置き換えると色々と見えてきた景色がありました。

物を減らすメリット

うちの小屋には他にも様々な物があり、それらはお金になるものから誰にも使われないであろう物(いわゆるゴミ)まで沢山眠っていました。
例えばそれがきちんと管理されていてまだまだ使える物だとしたら人によっては価値がある物として重宝されたかもしれません。100個あれば100個管理して価値を生ます、素晴らしい事だと思います。価値を生む=お金を稼ぐ事になります。
しかし100個も管理し続ける事はランニングコストとして考えると効率良い物とは言えないと思います。1個のものに管理する時間が1分だとしても100分かかることになります。1日の中で100分も管理することに費やせる人はなかなかいないと思います。それであれば最善策とれば価値があるうちに手放す、まぁ人の役に立たなくて手放すことが悪であり後ろめたいことでもないので、一般的には自分に取って不必要な時に捨てたり譲ったり、お金になると所に出す等をするかと思います。
つまり、物が最初から無ければ処分する時間や管理をしようとする時間やコストが減る事で違う事に時間をかけて費せる事になるのです。
先に述べた様に私の家は物を多く所有する事が好きな人ばかりでそう言った環境で育った私もそれが当たり前であり、捨てる事が後ろめたかったり物に囲まれることが満足感が得られる人間でした。しかし、管理し続ける事で時間を浪費したり劣化により一喜一憂したりし無駄なストレスを抱えたりしてきました。
私にとって大事であり宝物であっても他の家族からするとゴミでしかないものを所有し続け、例えば明日私が死んだ時、残された家族はそれらを処分しなければなりません。つまりそれは私が引越しした時に経験した不必要な物を処分する行為そのものというわけです。
勿論、そう言った行為はどの家庭にも必ず来る物ですがそれらの物が100個と1000個では大きな違いがあります。それならば自分が最初から物を減らして、あわよくば価値がある内に価値を生んで家族に還元できた方が自分の所有欲の満足度より家族の幸福度が上がるお方が自分にも返ってくるという事です。

管理におけるストレス

管理をする物において、年月が経つと劣化する事は避けて通れません。劣化によってものは価値が下がったり使えなくなったりと様々なデメリットがあります。そうならない様に物を管理する時は掃除をしたり保管場所を確保したりするとおもいます。それらには必ずコストがかかります。しかし、それらを本来管理する必要が無ければ保管場所や掃除をする時間等が他の目的に使える様になります。
保管する場所や保管する収納器具も立派なコストです。収納スペースだけで家が狭くなり、掃除しにくくなると結果的に大掃除するとき以外は収納場所なんて掃除しないと思います。冷蔵庫や洋服タンスの上を毎日、毎週掃除しますか?
しかし収納棚がもし無ければそこには床が見えるので床を掃除するだけになります。棚だと中の掃除や棚の裏など隙間等が存在してしまうのでその分管理するのに時間やコストがかかるというわけです。
私の場合、子供が3人いるわけですが子供たちからすれば私の宝物なんてただのゴミであり、触ろうが壊そうが本人たちの遊びで起きたことでしか無いので怒られたとてそこに物があること自体が子供にとっての妨げでありストレスとなります。物があることでお互いがストレスを引き起こしてしまいます。しかし、それらが無ければ子供は怒られることがなくなり、管理者は物をどうかされる度に一喜一憂する必要もありません。

思考の整理

見出し思考の整理とはこれらの管理をしなければストレスを感じず、ストレスを避ける為の管理方法を試行錯誤してそれに伴うストレスに対しての対策etc…
部屋が散らかると片付けをしなくてはいけません。物が溢れていると整理整頓する。思考も同じであれこれ考える事があれば整理整頓しないと永遠と管理し続けなければなりません。物の整理は思考の整理にも繋がるというわけです。

思考も時間も有効に使って、仕事や家族の時間を大切に。
無駄な思考を費や無いことでストレスが減り、思考も環境も綺麗に整理整頓される事が自分にも周りにも幸せなもっと優しく、余裕のある行動ができる事につながります。
物に溢れる事も幸せな事である事も理解していますが、その周りの物、本当に自分にとっても周りの人よりも大切でしょうか?


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