給食実習の先生は怖いほうが良い【シン・32日目】
本日の話題は,専門によった話です
わたくし,給食経営管理実習を担当していて,調理法から作業フローの書類の作成,そして大量調理の実習まで担当しています
3名の教員が担当していて,各教員が役割分担をしています
で,給食の実習 (大量調理) を担当する教員あるあるだと思うのですが,「結構怖めの先生が担当していることが多い」
怖いからと言って暴力的だとかそういうことではないです
これ,ずっとなんでかなぁと思っていたのですが,自分が担当してみてわかりました
大量調理の実習は,時間との勝負で,決められた時間に喫食者に提供しなければなりません
すなわち,時間管理が重要になります
大量調理の作業フローに慣れていない学生は,時間管理ができない
つまり,作業が滞るので,時間通りに作業が進みません
となると,喫食予定時間に間に合わないわけです
このとき,教員は時間に間に合わせるために学生を急かすわけですが,小さい声では全く学生に指示が通らないので,大声で学生に檄を飛ばすわけです
したがって,声が小さいと大量調理の作業でわちゃわちゃしている実習室(調理場)において全く機能しないので,声が大きく学生を動かす能力が必要になるのです
こうなると必然的にわりとおっかないおばちゃん先生くらいのほうが実習を進めるためにはちょうどよくなるんだろうな,と思うんですよね
昔は,おたまを持って学生をどつきながら実習をしていた,なんて話も聞きますが,当然近年はそんなことはしないでしょう(笑)
栄養士,管理栄養士養成校あるあるは意外とありそうなので,たまに書いてみようかなと思います