#8 化学や数学が苦手なら受験生に戻って教育系Youtuberの動画を利用しよう

栄養士・管理栄養士養成校 (以下,養成校) の学生の中には,生物,化学を選択してなかったり,数学が苦手という層が一定数います

大学のシラバスによりますが,基本的には1または2年次に生物 (基礎) とか化学 (基礎) みたいな選択授業があって選択できるようになっています

必修の大学もあるかもしれません
生物,化学,数学が苦手 (またはとっていなかった: 数学はとってると思うけど) という学生は履修しない傾向があるように感じます (あくまでも私の感覚)

これ,絶対ダメです
苦手だからといって生物,化学を履修しないのはもったいないし,学生生活の今後に結構影響します (している学生を多く見ています)
どういうことかというと,「養成校の授業の多くは生物,化学,数学がわからないと高確率でつまずく」からです

栄養学に関連する授業は,生物や化学の発展的学問である生化学と解剖生理学をある程度理解できていると,頭に入りやすい

生化学や解剖生理学は,生物,化学の基礎知識があると理解しやすいです

では,数学は?といいますと,栄養士は献立作成時に影響計算しますし,調理実施時には濃度計算もしたりします
その他,対象者から得られたデータを処理することもあります
PC使えればいいでしょ?と思うかもしれませんが,「なぜそういう計算をするのか?」を理解していなければ,出てきた数字を理解することはできません

つまり,高校で生物,化学を学んでいなかった (科学基礎?はやるのかな?),数学が苦手であまり勉強しなかった,という養成校学生は,栄養学に関連する授業で結構な割合でつまずくことになるということです

すべての学生がそうであるとは言いませんが,「生化学わからない」「モルって何」「濃度計算できない」という学生がいます

栄養士,管理栄養士で濃度計算できないってやばいですよ?
たとえば,みそ汁の最適な塩分濃度は?と聞かれて,自分が立てた献立の塩分濃度 計算できなかったらやばいじゃないですか?
ゼリーに入れるゼラチン濃度ってどれくらい?って聞かれて,適当にゼラチン入れますか?って話じゃないですか


そういうことなんです


で,今大学の授業,特に栄養学,生化学,解剖生理学などでつまづいている学生は,一度受験生に戻ったつもりで,高校の生物,化学,数学を勉強し直してみるといいと思います

ここで使うのがyoutube

私は,Youtubeは作業用BGMとしてほぼ毎日利用していて,
ヨビノリさん
ただよびさん 理系文系
パスラボさん
鈴木貫太郎さん
CASTDICE TVさん (最近見てないかな)
ちょっと変化球?
はなおでんがんさん
積分サークルさん

を流してます

この理由はまた後日書きます

学生に聞かれたときにわかりやすく教えるためにはどうしたらいいかなぁという研究も含めて見ています

この中でも,ヨビノリさんとたたよび・理系さんは養成校の学生にはもってこいだと思います

化学と数学の学び直しには最適です

濃度計算ってどうだっけ?モルってなんだっけ?原子って何?みたいな感じの学生は,一度受験生に戻って,上記した教育系youtuberの動画を利用しながら学び直しをして,大学の授業について行けるように時間を使ってみるといいのではないでしょうか

youtubeを利用するなら,適当に見るのではなく,目的を持って見るとより良い時間をすごぜると思います
結構使えるツールですよ

ちなみに,私の夢はYoutuberになること (詳細は後日)

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