【デレステをもっと上手くなる】~難易度Master入門~
おはこんばんにちは、デレステ5年もやってるのにいまだ未プレイのDEBUTやREGULARが大量にあるSasakiです。
前回までの記事では、どうにかライブカーニバルをもっと白熱させたい思いでペンを走らせましたが、そもそも論としてある程度リズムゲーム慣れしてないといけない部分もあるとも書きました。
ゲーセンに足を運ばなくてもよく、スマホやタブレットが筐体となるリズムゲームや音ゲーと呼ばれるものが世に出回って久しいですが、まだまだどうにも敷居が高く感じます。
動画サイトで検索すれば超絶技巧のフルコンボ手元動画が出てきはしますが、肝心のそうなれる・上達するためのプロセスについて語られることは稀で、下手は下手のまま一向に上手くならない、上手くならないから楽しくない…となってしまいがち(だと思います)。
上手い人が教えないから悪いんだ!ということでもなくて、慣れが出てくると難しい譜面以外は体感難易度があまり変わらず、難しさの理論的な説明ができなくなってくるんです。
なので今回からは、上手くなるためにどうすればよいのか・上手い人は何をしているのか等々、そんなに上手くなかったけど何とか努力して上手さを手に入れた「平民階級出身」的プレイヤー目線で、デレステを分解していきます。今回は「難易度Master入門」と題し、高難易度へ挑戦する意義、基本的な譜面の構造その他もろもろから入門曲「お願い!シンデレラ」までを解説していきます。
高難易度の楽しさ~Masterはいいぞ。~
ことデレステに限っては、ゲームよりシナリオやアイドルで楽しめた方がQOLが上がりそうではありますが、どうせ音ゲーやるなら上手くなった方が良いって思いませんか?…少なくとも僕はそう思ってやってます。
基本的に「人間のために作られたものなら絶対クリアできるはず。だって僕も人間なんだもの。」というようなスタンスで高難易度に挑んでいるので、こういう人も居るんだなくらいに思ってください。それを抜きにしても、難易度Masterに挑むことにはメリットがいくつかあります。
その1.報酬が美味い
言わずもがな、スタージュエル。
Masterだと、達成が簡単な所でスコアS到達・コンボS到達・プレイ回数1回到達でそれぞれ50個もらえます。
今や曲の数はインフレの一途をたどり(至極当然)、約300種類を数えそうになるくらいには増えています。
仮に150個満額いただけたなら、150×300=45000
ガシャ換算で180連分のスタージュエルが貰えます、やらん手はない。
その2.ライブパーティで優位を取れる
ここ最近で「ライブパーティ」をプレイするとき、違う難易度の人同士でマッチングできる「カジュアルマッチ機能」が搭載されました。これによってDEBUTからMaster+まで全難易度が混ざるかわりにマッチング速度が改善されました。
そして、カジュアルマッチでは低い難易度を選んでいる人より高い難易度でフルコンボもしくはそれに近い活躍をしている人が高い順位を取りやすい傾向にあります。
順位が高ければ高いほど貰えるメダルも多くなるので効率がよくなるというわけですね。低難易度でパーティを回す人には若干申し訳ないですが、高難易度でアドバンテージがあるのは確かです。
その3.リズムが取れると気持ちがよい
かなり物欲的な利点を先に言っちゃいましたが、本懐はこれですよこれ。
Proより下位のレベルはどうしてもMasterからアイコンを間引いたものが多く、リズムに乗るというよりはタイミング良く画面をタッチ・スライドするという側面が強いです。
もちろん練習や慣れるためには必要な要素ですが、せっかく沢山良い曲が無料でできてしまうんだから、ノリノリでやりたいですよねぇ。
「Orange Sapphire」のMasterとか、「2nd SIDE」のMaster+とか…いっちょまえに出来ると脳から変な汁が出てきてそうなくらい気持ちいいです。
そんでもって、その「ノリノリにプレイするためのやり方」が具体的に示されてないから、上手くなれないって話なんですよね。
僕が知らないだけかもしれませんが「こういう譜面はちょっと難しいがこうしたらクリアできる!こうするためにはまず~…」みたいなサポートを公式的にやってるリズムゲームを見たことがありません。
全部言っちゃったら考える楽しみを奪ってしまいそうですが、初見で「トリル」とか見ても分からんじゃん…といつも悶々としてます。
譜面デザイナーだっているんだろうから「ここは曲の盛り上がりに合わせてアイコンを敷き詰めて…」とか「ステージのボルテージの高まりを縦連で表現しました…」とかコメント出してもいいのになぁ。
前置きが長くなりましたが、次の項から「お願いシンデレラ」を用いて、難易度Masterを「気持ちよく」やっていけるようなアドバイスができればと思います。
リズムゲーは覚えゲーに非ず
本題に入る前に、リズムゲームそのものについて話しておきます。
表題の通り、この類のゲームは覚えゲー(意識的に記憶することが必要になるゲーム)ではありません。
どんな譜面が来るか覚えておいてそれに対処するというよりは、プレイ経験によって蓄積されたノウハウを活かすゲームです。
もちろん記憶した方がよい場面というものはありますが、自転車の乗り方のように一度覚えたやり方は忘れることは稀で、それを他所で応用できればどんどん上手くなっていきます。
なのでリズムゲームというものは「各所に乗り方の違う自転車が置かれていて、それをどんどん乗り継いでいくゲーム」とも言えないか…
フルコン!シンデレラ
おねシンを解説するにあたり、画面のキャプだけですが自前の動画を録画したので譜面とタイミングの参考にしてみてください。
ちなみに今回解説する譜面はミラー無しのMaster Lv20です。
お願い!シンデレラ
作詞:marhy
作曲・編曲:BNSI(内田哲也)
ギター:後藤貴徳
バイオリン:越川歩
トランペット:鈴木正則
コーラス:marhy
序盤 ~アイコンを取る・見極める~
曲が始まってすぐに左始まりの画面横断フリックが出てきます。
Masterでは頻出する形ですが、Pro以下の譜面にこういうフリックってありましたっけ?なんにせよよく見る形なので取り方を一定にしたいところ。
取り方はだいたい3つくらいあって、
1.左手ストレート取り
2.右手ストレート取り
3.左右接続取り
のどれか、自分に合った取り方をすべきだと思います。名称は今考えました。
上2つは言わずもがな、片手の指1本を使ってストレートに判定を取りに行く正統派な取り方。左手で取る場合は終点が右端なためそのあとの左側の対処が遅れる懸念が残りますが、始点が左端なため取り始めの安定感は抜群でしょう。
逆に右手で取る場合は取り始めにある程度「取りに行くぞ!」っていう準備は要りますが、終点で右手の定位置に戻れるのでその後の対処が安定します。特に人間の場合は右利きが多いので、大きく指を動かす場合は右手の方が安定するかもしれません。親指プレイヤーは端末も支える必要があるので、各自取りやすい方で取ってみましょう。
そしてこれら2つの折衷案が「左右接続取り」です。
「左2つは左で取って、そのあと3つは右手で取る」というように、分業することで手の動きを最小限に抑えるのがこの取り方の利点です。
ただフリックの性質上、判定円(アイドルの顔が映ってるところ)から左右のどちらかに動いたと判定されなければ接続失敗の危険もあります。接続失敗の原因はこれがトップだと思います。
なので接続する場合は「判定円と判定円の間」で接続することを心がけてください。そしてなるべく指同士をぶつけて動きを止めてしまわないように。
初っ端5コンボつなぐだけでこんなにも考えさせられることがあって中々奥が深いですねぇ。勿論これらも一度身体が覚えてしまえばもう忘れることは無いので、覚えゲーでは無いんですよね。
輝く日のために~ デデデデッ
その後歌詞がはじまり、一区切りがつく「輝く日のために~」の後。「デデデデッ」と音が入るところがありますが、こちらを見てください。
これは上記の「デデデデッ」の譜面です。真ん中にあるリ1個のズムアイコンが始まりの「デ」です。
一方その後ろに2・3個目の「デ」である同時押しが見えますが、これがこうなります。
4つ目の「デ」の同時押しも見えてきましたが、先ほどだいた同じポジションに見えていた2・3個目の同時押しがいわゆる「2・4」の同時押しと「1・5」の同時押しになっているんです。譜面を文章で伝えるとき、左の判定円から1とし順々に右端が5という風に呼ばれたりします。これ、豆な。
このようにデレステでは譜面予告の軌道が一定ではなく多彩に変化するため、単純な目視だけだとミスを誘発しやすいです。
この場合は、「2・4」の同時押しが2回続くと思っていたら、2回目からは「1・5」になっているので手が追い付かないということが想定されます。
こういうところは、難しいと思うなら覚えるべきです。
「「デデデデ」の後ろ二つは左右両端!」ぐらいの簡単なモノで良いので。
この「譜面予告の軌道」のトリックとはこの先ずっと戦っていく課題になるので、しっかり譜面を引き付けるまで目視を怠らないなどのプレイ意識が必要です。
中盤 ~みんな大好きトリル登場~
「キュート!」「クール!」の掛け声をし終わったら、次は「パッション!」なわけですが、ここで音ゲーマーが大好きなアレが出てきます。
そう、「トリル」です。トリルとはは音楽用語の一種らしいですが、こと音ゲーに関しては「左右交互にタップする譜面」全般のことを指します。
ここで出てくるトリルは「8分のトリル」だと思います。これは8分のトリルなんだとステレオな覚え方をしたうえに、音楽への造詣が浅いので「思います」としてます。誰かおしえてください(無責任)
ともかく…左右交互に叩くのは「トリル」と覚えておいてください。
なぜなら、知らないと対処できないからです。知らずに押していたら指がもつれるばかりでリズムが取れないので、目視して「トリルが来た」というのが理解できて「左右交互に押すんだ」とわかるようにしておくのがベストです。
そして、トリルを攻略するうえで最も大事なのが「始点と終点を把握する」ことです。
把握とは「どちらの指から始めればよいか」この1点のみです。
前述した「指がもつれる」というミスは「左右交互に押す」というバランスが崩れている他にありません。
そのためには今出てきているトリルが「左・右・左・右…」なのか「右・左・右・左…」のどちらか、そして終点は左右どちらで終わるかをしっかり把握する必要があります。
おねシン中盤で現れるトリルは、
「アップデイト 無敵なパッション くじけ心 更しん 私に出来ることだけを 重ねて」
上記の太字になっている部分3ヶ所です。
一回目は「右始まり左終わり」
二回目は「左始まり左終わり」
三回目は「右始まり左終わり」です。
これらのトリルはほとんどが歌詞のリズムに合わせて降ってきているので、曲をしっかり聞いて押せばリズムを狂わされることも少ないハズ。
慣れてくると簡単なトリルは意識しなくてもできるようになりますが、
始点と終点、特に乱れの原因になりやすい始点は必ず抑えるようにしましょう。
そしてサビに入る直前、また左端始点のフリックが現れます。
同じ譜面内で進研ゼミができる点は良いですね。
終盤 ~そしてフィナーレへ~
さて、サビはそこそこに難しくなく、それを越えたらもう終盤です。
しかし、おねシンの中で一番難しいと思われるのも終盤であります。
「変われるよ 君の願いとリンクして ~」のフレーズが終わった後、同時押しラッシュが始まります。
ここは先ほどのトリルよりもワンテンポ遅い「4分」のリズム(のハズ)なので、「タンタンタンタン…」と落ち着いて押してください。
そしてその最中、右側に2ヵ所だけ単一のタップが混ざっています。
「みつけよう! My Only Star 探し続けていきたい 」
上記の太字の部分で挿入されるので、指がもつれないように
リズムとしては「タンタンタンタンタンタンタタタン」で
同時押しが8回あるうちの7・8回目で単一タップが挟まれます。
ここを計2セット繰り返せば、後はフィナーレ。最後のロングアイコン終点のフリックを忘れなければ、フルコンボ出来ます。
フルコンボだどん!
フルコンボが取れたら、スクショを撮ってSNSにばら撒いてやりましょう。お褒めの言葉を頂いて次のフルコンへの活力にするのです。
(ちなみに僕はスクショを撮るとき、必ず曲のジャケットが正面になるように意識してます。綺麗さは大事)
しかし世の中にはフルコンボだけでは飽き足らず、全てPERFECTで取り切る「AP オールパーフェクト」(非公式用語)なるものも存在し、これを求める者も少なくありません。初めてフルコンした人にとってはまだまだ前途多難ですね。
しかしながら、フルコンボは必ず次のレベルへのステップアップの兆しになってくれます。Lv20ができたらLv21へ、またその上へ…というような形で。
逆に言うと「お願い!シンデレラ」だけフルコンボできても「-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律」は到底クリアできません。階段を飛ばし過ぎです。挑戦してみるのは良い事ですけどね。
なので、次回からは段階を踏んで挑戦すべき曲を攻略していければと思うので、MasterLv21~22帯を解説していければと思います。
このレベルにはあの問題の曲もあるので、ご期待ください。
ここまで読んでくださりありがとうございました。次の記事でお会いしましょう。