わたしは、森を歩く 花が揺れる森を 絵が佇む森を 文字が潜む森を 歩いてゆく 木々をくぐり抜けると 音が揺蕩い 人々が集う処がある 花と絵、音楽と文字という森 はじめに 5月19日 花屋の拠点とする“よるべ”とその敷地一帯で、藝能を楽しむためのイベントを企画、運営した。 昨年の6月に開催した『揺蕩う-花と音-』と、昨年の11月に開催した『しののめ藝能舎』のコラボイベントとなった『花と絵 音楽と文字という森』は、私としても記憶に深く残る催事となった。 その記憶を
令和5年9月22日金曜日 秋分の日前夜 【夜遊びする、そんな日があってもいいよね】 夜遊びしましょう そうしましょう花と絵と食を楽しむ、大人の夜遊び あれは、まだ夜も暑い夏の日に、ぽつりと出た言葉からはじまったのだと思う。 >夜にイベントやりたいですね。なんか夜遊びみたいな。 私が拠点としている古民家の一角にある納屋【よるべ】に灯りをともし、花と絵と食を楽しむひととき。 花を選んで、フローリストが束ねる 紙に絵やメッセージを描いて、花を包む その花束は、
僕、そこで演奏してみたいです。 2023/06/24 県北のちいさな町、 涌谷町にひっそりと佇む花屋と、その敷地内で企画されたイベント。 『揺蕩う-花と音-』 はじまりは、4月の気仙沼大島でのふたり展のとき。 昨年からお世話になっていた うつわと喫茶nagame。 私、やっと店舗兼アトリエを構えるんです。 ちいさな町で、何もないところですが、 遊びに来てくださいね。 そんなことを話していた。 そうするとnagameの店主が言った。 ササキさんのお店で、 花と音のイ
こんにちは…本日お花を束ねさせていただきます。 ササキと申します。 11/19.20 和歌山県の美浜町 煙樹の杜 花と菓子を楽しむ事を大切に、企画されたイベント。 秋の限りに菓子と花を、自分のために。 会場となったのは、松林の中にある、まるでショーケースのようなガラス張りの箱型の建物。 今回、会場の装飾と、お花を束ねる人として参加させていただきました。 はじめての和歌山で、同世代のパティシエさんとファーマーさんとのイベント。 結果から言いますと、心の
山小屋の植物のお店のお話を。 敷地内に車を停めて、建物へ向かうと、大きな木に吊られたのれんが迎えてくれる。目に留まるのは、小さな野草の鉢や盆栽、蔓で作られたリースやランプシェード。手作りと思われる、白い木製のテーブルと“いらっしゃい”の手書き看板。 入り口から見える店内にはセレクトされた生花と自然の植物。小さなスペースに配置された花たちの後ろの壁には、年期の入った道具類が掛けてある。上をふと見上げると、根ごと掘り起こされた草や杉の皮が天井や壁に吊られている。杉の皮のランプ
こんばんは。お久しぶりの更新です。 あれよあれよと時間が経ってしまっていました。 9/16.17に石巻のセキスイハイム展示場で開催された“いしのまき循環生活アパートメント~地域のみんなで作るサスティナブルな場~”についての備忘録です。 初めての参加だったこちらのイベント、素直な感想は...暖かくて元気をもらえるイベントでした。 石巻というエリアで循環をテーマとし、住宅展示場を活用する取り組み。緩やかにサスティナブルって何だろう?と考えさてくれる場所でもあり、情報
日々の中に すてきな音楽と 美味しいごはん、 豊かな自然がありますように。 ひそかに 私が 気に入った音楽を その時の気分で選ぶ 月間プレイリスト 今月の音楽をシェアします ササキハルカ
2021.11 昨年の冬に書いたあれこれです。 今さら公開しようとおもいます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー お久しぶりな更新です。 さて、毎年恒例 年の瀬につくるしめ縄とリース 今年のリースは藁だけでワイヤーなしの 土台を作ってみることにしました。 なんでワイヤーなしなのかといいますと、 自分用に作ったリースを 処分する際、分解するのがまあ大変だった 記憶が多々ありまして(笑) もういっそのこと、全て自然に還るものであれば 良いじゃないかという浅はかな考えで
人生ではじめての展示を終えて 気仙沼大島の、うつわと喫茶nagameさんで 七月のはじめからスタートした展示 山から海へと漂えば -花と写真と ヒトとウミ- が無事終了しました。 今回のこの展示は、 本当にたくさんのご縁が よいタイミングで繋がって 形となったものでした。 いや、展示が何とか形となって 本当にほっとしています。 私の中の感覚だったり、 暗い部分の感情や、 見てきた自然を形にする イメージ、気持ちをどれくらいの人に 伝えられたのかは、分かりません。 が
InstagramやFacebookでは 簡単に新年のご挨拶はしていましたが こちらではまだでしたね。 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 さて、年を越して早くも1週間が過ぎました。 昨年よりnote.を更新しよう、しようと思って溜まりにたまった下書きたち…。 6つほど溜まってます(笑) これではいけませんね。今年はひとつずつ丁寧に参ります。 今年はどんな年にしようか、ぐるぐる考えててやりたいことリスト(やらなきゃリスト)を書き出しましたらまぁそれはたくさん
ふと思い出して ここに書き留めます。 どうやったらお花が上手くなるのか?” 当時、花屋歴2ヶ月の私が勤め先の社長にした質問です。 返答は “本物を見なさい。本当に良いものをだけを見て自分の目を肥やしなさい。”というものでした。 技術云々も、もちろん大切だけれどそれは自分の努力でどうにかなる。 本物を見て、自分の基準を高めなさい。 そうすれば、花の良し悪しは分かるようになるし、バランス感覚、感性が磨かれる。 当時、19歳だった私は“へぇ~そうなんだ”くらいにしか思って無
相対する人が、驚き、頬を緩め、感極まった表情を、感情が揺れる様を目にすることはなんとも尊いことだろう。 花屋をしていると、こんな場面に幾度となく出会いますが、先日の出来事は、間違いなく私の花屋人生で後にも先にも色濃く残ることでしょう。 お花を“贈る人”の想いを最高のカタチで花束に込めて“贈られる人”へと繋ぎます。きっと言葉で伝えることよりも複雑で難しく、でも伝わってしまえばなんとも愛おしく思える気持ちの伝え方。 私には知りえない“贈る人”と“贈られる人”同士の記
つなぐ、つむぐ。 その言葉の意味を深く考えていたつもりでも 第三者の“つなぐ”の意味や想いを知ったとき 自分はなんて浅はかなのだろうと 思ってしまった、そんな日。 花の仕事で頑張ろうと志した19歳のあの頃から ただ、がむしゃらに頑張って 求められたり、求めたりしながら 今の私が形成されました。 私がなりたいと想い描く花屋の形も 誰かから、何かしらを 紡いでもらった結果の形であり、 私がゼロから作り出したモノではないのだと 今さらですが、考えさせられました。 誰かから繋
久々の更新になりました。 2021年4月22日は、地球の日と呼ばれる地球環境を考え、行動する日だったそうです。地球環境を考える日と言われて、どれほどの人々がどれくらいの関心度で地球の事を考えてるのかわかりませんが、地球に住まう一人の人間、生き物として、ここに私が思ういろいろを長々と残しておきたいと思います。 宮城県は県北に位置する町、涌谷町。そこが私が生活している町であり、生まれ育った故郷でもあります。昨年の2月に東京での生活を終えて、生まれ育った場所へUターンしてきま
とても久々な更新になってしまいましたね。 時々、言葉を並べて下書きまでは進むのだけれど、公に見せることなく自分だけの言葉になっていていました。 マイペースな私ですが、今年もよろしくお願いします。 花と写真と生活のいろいろや私の想いを綴っていけたらと思っています。