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SNS放浪の旅2023

Fediverse Advent Calendar 2023第二会場の10日目の記事です。
Twitterからの移住を考えたいけどどんなもんか、と思ってる方がいたらこちらからいろんな記事が上がってるので是非どうぞ。私も他の人の投稿読んでます。
きのう9日目はkunimi53chiさんの「microblog型のSNSからしばらく離れてました」でした!

<当方の属性はサッカー札幌サポです。冬季スポーツ見るのも好きです。冬の方の羽生派。イラレ使用開始が1992年の老人会。>

2023、年明け早々1月の昼下がり。13日の金曜日だったと思う。お昼にTwitter見ようとして当時使っていたtwitcle plusを立ち上げたら最新の情報を拾ってこない。Twitter側の不具合かなあ、と思っていたそれがサードパーティとの今生の別れになるとは夢にも思ってなかった。

最初の一ヶ月の顛末は今年の2月に書いてました。
一年近く使ってきても基本的な感想は変わらないけど改めて。

Mastodon(私の場合はVivaldi Social/ビバ丼)に居を構えて来月で一年になる。
Twitter(Xとは書かずTwitter表記で行きます)の代わりになるかと思ってMastodonに潜り込んで、Misskeyにも潜り込んで、途中からスレッズが開始したからそれにも乗って、Blueskyの招待コード来たから一応登録して、タイッツーはスルーしたけど色んなところに登録してみてそれぞれの世界を眺めてた。結果それは単なる代替を探すのじゃなくって、「違う世界」を知る作業になってた。

Mastodonにアカウントを作って一番よかったと思ったことは「TwitterだけがSNSじゃない」って思えるようになったこと というほどに私は去年までTwitterにあらゆる依存をしていた。ニュースから速報からオタクトークから日常から災害から、そこに全部の情報を集めて眺めることを是としていた。Twitter=世界だった。今もそう思っている人は少なくないと思う。そんなところから飛び出すのは言うほど楽な作業ではなかった。

すでに多くの人が書いているけど、Twitterの代わりになるものはない。いまも公式情報はTwitterに多く集まっているし、人も多いからリアルタイムで何かを知りたい時にはやはりあそこが一番手っ取り早い。滅びるまではそれなりに眺めてはいると思う。でもそれだけ。普段使いする場所にはもうする気がない。

Mastodonには(Twitterに比して)数こそ多くなくてもいろんな人がおり、ビバ丼で言えばVivaldiが好きだ、Vivaldiユーザーである、という属性の方があの中では一番多いと思うけど、Vivaldiを後付で知った私にはそれは当てはまらない。趣味に特化したサーバーでなければ年齢も趣味も属性も違う人ばかり。えっ大学生若ッ…いや高校生?もしかして私場違いレベルの中年(遠からず高齢者)…?

でもいつか誰かが書いていたけど「Twitterだったらフォローすることもなかった、というかそもそも出会うことすらなかった」、そんな人達とご飯画像を共有したり、インターネット老人会の話が始まったり、17歳だと言い張ったり、((( ・ω・ )))プルルーンだったり、たまには野球の実況で盛り上がったり、おはようとかおつかれさまとか、そんな他愛もないやり取りをするのが新鮮でかつ懐かしく感じるほど、SNSの使い方が知らず以前とは変わっていたんだなって気づいた。

今も基本的にゆるく日々ワイワイと楽しくやっている。
とはいえそれなりに人の出入りはあるし、登録当初によくやり取りをしていた人がいつのまにか来なくなったりもして寂しいこともある。でも旅路の途中の出会いと別れはつきものだ。どこかで元気にしてくれていればいいと、僅かなすれ違いであってもそんなことを願うほどには心地よい時間を共有出来てた。これからもそれはそんなに大幅に変わらないような気がする。

Twitterと同じものはなかったけど、違っていてもそれはそれでいいものとたくさん出会えた一年ではありました。そしてあんなに楽しく使っていたと思っていたのに、こんなにTwitter(の中の価値観)に縛られていたのかとビックリする一年でもありました。SNSはいろんな話題を伝えてくるけど、それも世界の一部でしかないのだと、SNS放浪をしたらかえってリアルの大事さもわかって面白かったですわ。

ビバ丼とFedibirdには特にお世話になりました。どちらも末永く続いてほしいのでVivladiの布教活動は進めたいしふぇでぃばには募金活動を続けます。

2024年もビバ丼とふぇでぃばとスレッズ使って遊んでると思います。しかし他に新たなSNSが出てきたりすればそれはそれで乗りそうな気も。そんなふうに軽く行っちゃうよな、どこかひとつに依存しないことを学んだ2023年でした。来年もよろしくー!


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