【チーズのある風景】4/1は長女のプチ成人祝い?
こんにちは。
おうちチーズアドバイザーJunko(笹井純子)です。
4/1から成人年齢が18歳に引き下がりましたが、これはちょうどその翌日(土曜日)のこと。我が家の長女は「わーい、今日は成人のお祝いだよね~。だって私はもう大人になったんだよ~」とアピールしてくる。笑ってるけど、半分冗談まじりの軽いプレッシャーをかけられておりました。
いやいやいや・・・こういうのは、誕生日とか、成人の日のお祝いにやるものでしょ?と思いつつも、こんなにアピールされると母は弱いのだ~。それに、何かしら家族のちょっと嬉しいことがあるのはいいものです。我が家はお祝い好きなのです。
もちろん盛大なお祝いは成人式にとっておくとして(笑)、今夜は週末でもあるから、お祝い気分を少しだしましょう。そしてたいていこういう時は、チーズプラトーがちょこっとあれば大満足なのです。食事の後に、チーズを食べながらまったりと過ごすのが大好きな子供達ですから。(多分この日はそれだけの理由な気がします。。)
冷蔵庫のあまりものチーズとお庭のハーブでもりつけました。すっきりした印象に。
さて、この日のメインは夫のチーズハンバーグ。
いつも豆腐をいれてくれてふわふわに作ってくれるのに、言われなければ豆腐入りとは思わないくらい旨味ぎゅぎゅっとつまっています。
こんな風に週末は夫が食事作りをしてくれるので、私はチーズプラトー担当として集中しましょう。
といっても、あまりものチーズを冷蔵庫から出して、作れる範囲で盛り付けていきます。今日は頑張りすぎません(笑)
フルーツは何かあったかしら?
ーあら、レモンしかないわ(苦笑)
ということで、副食材はアーモンドとクラッカーがわりに「ココナッツサブレ」をそえることにしました。子供達のおやつ用に買い置きしておいたものです。個性の強い白カビだと似合いそうにないけれど、優しいミルキーな味わいのブリーチーズ(白カビ)なら、ほんのり甘さのあるビスケットもおいしそう!
そこに蜂蜜をお好みでかけても、食後のスイーツみたいでいいかもしれません。それに、プレートに蜂蜜の器を盛り付けると少しアクセントにもなります。
今日はフルーツもないので、お庭のミントを摘んでチーズの白にグリーンを添えて「いきいきとした印象」にしましょう。白×グリーン…新緑の季節をイメージさせるような、小さな葉っぱに秘めたパワーを感じさせてくれます。この色合い大好きです。
この日のプラトーはかわいいイメージではなく、すっきり仕上げていきます。色も抑えていきます。
真ん中にクラッカーとハードタイプのコンテチーズを並べて、縦線をつくります。その対称に2種類のチーズを盛り付けました。この時に、全ての余白が同じくらいだと美しいですね。端は額縁ですから、そこまでめいっぱい盛り付けないようにしましょう。
オレンジ色のチーズはチェダーチーズ。セミハードタイプですが、製法上、組織がボロボロと崩れやすい特徴があります(厚みのある包丁ではカットは難しいです)。ですが、それもチーズの持ち味なので、そのまま盛り付けても大丈夫です。ハード系にはナッツが似合うので、アーモンドを添えて。お庭のローズマリーでアクセント。
ということで、あという間に完成です!
最後にワンポイントアドバイス!
盛り付けていて、バランスがいいのか悪いのか、なんだかわからなくなってくることがあります。娘はアーティストなので、そういうのは得意なのですが、母はどうもセンスがなくて…
そんな不器用な私が、チーズプラトーを美しく盛り付けるコツとして、「カメラからのぞいてみる!」ということがあります。
カメラからのぞいてみると、「一枚の作品」としてプラトーを見ることができます。そこで最終チェックです。そこで見たものが「インスタにのせたい!」と思うかどうか?「ここに何か足りないかも」「色のバランスが…」色々気付きがあると思います。
こんなことを繰り返していると、少しずつ体が覚えていきます。楽しみながらぜひチャレンジしてみてくださいね。
とはいえ、正解はありませんのでこの辺りは自由です。
大事な事は「楽しむ」こと。家族とのだんらん用なら、すこしくらいバランスが悪くても、へっちゃらです。チーズが盛り付けられている!だけでも、きっと盛り上がること間違いなしです。
これから入学式、GWなどなどイベントが多くなる季節です。
スーパーで手に入るチーズでも十分です!副食材と一緒に盛り付けて、おうち時間を楽しんでくださいね。