猫に元旦の概念はない。
あけましておめでとうございます。
近年、正月感ってどこで感じるかって、スーパーやコンビニで例の琴のBGMが聞こえてきた時くらいです。
男一人、仕事以外は閉じこもっているような生活が長いと、もう音でしかそういった季節感を感じられなくなってきたように思います。
子供の頃を思い出すと、季節ごとに色々な「匂い」があったような気がします。
正月休みだからって二度寝していると叩き起こされて、眠い目を擦りながら食卓についたときの、お雑煮に入れられた磯海苔の香り。
正月と法事でしか会わない、よく知らない親戚のおじさんに今日だけと飲まされる、日本酒の匂い。
そしてよく知らないおばさんの服からする、強烈な押し入れの臭い。
あ、お正月が来たんだなぁと。
それが今はどうですか。
単なる365分の1ですよ。
よって今年の抱負はこれです。
「2020年のお正月は、正月感Maxで過ごせるように努力する。」
今年は、家庭を持つ!とまでは言えないですが、もっとコミュニティを広げて色んな人と関わっていこうってことですね、要は。
人が集まるところには季節感が必然と発生すると思うので。
あ、でもどんなに友人が増えたところで、正月は家族と過ごすっていう人が多いのか。
うん、まぁいいです。
「努力する。」なんで、そちらの方向に向かっていこうとする姿勢自体が目標なんで。
なんかすごい凡百で曖昧な抱負なんですが、結局、人間は人間と関わらないと生きていけないなってことが昨年一年を通して身に染みたんですね。
関わる人によって自分が全然違う人間になるんですよね。
いやー、楽しみです。
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