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自分だけの森を育てる
暮らしの中に、
人間以外の生き物を招き入れて1年半。
自分の生活だけでアップアップしている中で
植物のちょっとした変化に癒されたり、ハッと我に返らせられたりしている。
植物への水やりや間引き、土の入れ換え。
手入れをしているささやかな時間が生活のリズムを作っていたりする。
私たちは曖昧に過ぎていく日々の中で
成長したり、停滞したり、老化したりしながら、
時を重ねている。
ちょうど植物を育て
過ごしたことがないはじめての時間
いま、世界中の人々がこれまで過ごしたことがない、
はじめての時間を過ごしている。
Stay home.
ひとりひとり置かれている場所や時間、役割が異なるから、stayできない人もhomeにいられない人もいるだろう。
どうかめまぐるしい日々の中でも
一時だけでも
自分の心の中のhomeに戻って
ホッと一息つけますように。
home、
そこはおうちじゃなくていい。
身を潜める秘密基地であり、
とるかとられるかの追いかけっこ。
子供のとき、勝負事が苦手だった。
定期テスト、部活の大会、クラス対抗の球技、席替えじゃんけん、受験。
自分に自信がなくて
ひとと比べられるのが嫌で
ひとより劣っているのを目に見える形で受けとるのが怖くて。
いつもできていることもできなくて
ことごとく
いまひとつな結果を重ねていたように思う。
社会人になってからも勝負事だらけだった。
私生活、仕事、持ち物、ライフイベント…。
多方面からく
溢れるいいね!に問いかける。
いま、いいね!が周りに溢れてる。
美味しいご飯
綺麗な街並の風景
おしゃれなお店
楽しそうな友人との姿
ふと考えたことの呟き
映画の感想
自分の価値観や感性や生活で感じたことを
文字や写真などのかたちあるものにして
世界に問いかけ、共感を得られる時代だ。
例えそれらが日常のいいところ、見られてもいいところ、見せたいところ、だけを切り取っていたとしても、
垣間見えるその人らしさに興味が惹かれ、
既読スルーにノックする。
私が小学生の頃、交換日記全盛期だった。
あの子とあの子と3人で回すノートと、また別の子とふたりで回すノートと…、一体何冊あったのか思い出せない。
順番が回ってきたら書いて、書いたらまた次の子に回して。
中学生に入ると手紙と家電と少ししてからメールのやりとりが始まった。
憧れの先輩との手紙のやりとり。仲良しの先輩が間に入って届けてくれたのだけど、ちゃんと手に渡ったのかドキドキし、返事がくるまでの