2020.10.28 晴 13°/22° 寄せては返す土
毎朝車に乗って通勤してるときに、不思議な車がいるんですよね。追い越し車線で前が詰まっているのに、とにかく前に行こうする車。そして車線変更して抜き去っていく。わざわざ幅寄せとかして。
l今日のカバーは 日常。水やり です。
私は俗に言う良い車乗ってるわけでもないし、軽自動車だし。いい車に乗っている人の気持ちってわからないけれど。速い車?大きい車?良い車?にのると私も気が大きくなっちゃうのかしら。
私はせっせと畑で土寄せしてるほうが性に合ってるみたいだから平和よね。
そうそう。これこれ!
これが気持ちいいんですよね。三角ホーをつかってですね、ネギの周囲の地面を削りながら、ねぎの白い根元を隠していくんです。多分土に埋まっている部分は光合成?できなくて白いんだと思うんです。というか、そうなんだろうなって確信したんです。多分だけど。
土で根元を隠してがあげると、ねぎさんはですね。また上へ上へと伸びてですね、白い部分が見えるようになってですね。また私が土をかけてあげるんです。その繰り返し。また雨が降り続いたりすると、寄せた土が崩されてたりするから、それを直すのもまた楽しい。
最近は寒いこともあってね。土寄せしているのが、なんだかお布団というか冷たい風に当たらないように、土で覆ってあげてる感覚なんですよ。白い部分が見えてくると「お〜!風邪ひくぞ〜」って、勝手に親の気分になってる。お腹冷えると大変だからね。
大荒れ。しげしげ。
ここまで大きくなっているのに、数回しか収穫することができなくって。もうしげしげる君になってしまって、もう私のいうことを聞いてくれない。困っちゃうね。バッタとかキリギリスとかのご飯になってるぽいから。それはそれでいいことしてるのかな。
露に当たったお花
そんなしげしげの中に、可憐な白い花が開いている。ほんと真っ白。これが空芯菜のお花だなんて。ユウガオ科の作物なので、やっぱりそれ系のお花に似ておる。朝顔とかアサガオとかに。いつもだとここまで成長させる前に蔓を収穫しちゃってたから、初めてみました。この花を見るためだったんだね。
毒々しい色あい
これはモロヘイヤのタネが詰まっているであろう実。このサヤも、中の種も毒を持っている。知ってるだけにちょっと怖いよね。もうしばらくしたら枯れてくるだろうから、そうしたら収穫して乾燥をさせてみようかと。モロヘイヤ二世くんが生まれますね。命繋ぎたいです。
なんか虫喰い増えてね?
もうね。虫の気配を感じると。私の顔が見る見るうちに変貌していく。その様子は人間のそれではなくって、鬼なのか化け物なのか・・・私の作物を食い荒らす奴はただでおかないんだから。地獄の果てまで追いかけてく。延々と。永遠に。
というくらいに、厳戒態勢で見守っているんだけれど、ずっと畑にいるわけには行かない。結局虫さんたちの方が一枚上手。私の見えないところに潜んでいて、見つけた時には大きくなっているし、被害も大きくなっている。
私の心も見出されている分、意識がそちらに向きすぎて目の前にいる虫を見逃しちゃってるのかも。動じない心。平常心。大事です。
こちらも土寄せを
今日から少しずつ蕪と大根たちに土寄せし始めてる。一気に土寄せできるわけではないので、少しずつ少しずつ。そうしているうちに株間が狭くなってきて。心痛む間引きの時が近づいてる・・・。心を決めよう。
おっと。今夜もいい時間。そろそろ眠りにつかねば。
本日もお疲れ様でした。おやすみなさい。