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「まだ水曜日…」とため息をつくあなたへ。IKIGAI思考で自分らしさを手に入れよう!

ぷろぴのひろば第181号(2024年10月16日)、ルヴェール長谷川さんからバトンを受け取ったささりゅうです!よろしくおねがいします!

まだ水曜日?

毎週のように「まだ水曜日」というtweetが大量発生…
仕事がただの「やるべきこと」になってしまっていて、気持ちがついてこない。そんな状態で、一日一日を過ごしていませんか?

私自身もかつてはそうでした。もう5年ほど前ですが、仕事のストレスで体重が8キロ落ちた経験があります。会社の統合がきっかけでした。それまでは、役員に直接自分のやりたいことを提案し、実行に移せる環境にいましたが、統合後は部長が週報の先の存在に変わり、降ってきた作業指示をこなすマシーンになり毎日が苦痛でした。

しかし、自分の「好き」や「得意」を活かして行動を続けたところ、環境が変わり、今では自分のやりたいことができる状態になっています(ちなみに体重もしっかり戻って、何なら増えましたw)

今回はそんな考え方「IKIGAI思考」についてのお話しです。
ほんの少しでも視点を変えることで、もっと自分らしい働き方や生き方ができるかもしれません。



Will-Can-Must?

「Will-Can-Must」という言葉、聞いたことあるかたも多いかもしれません。
気づくとMustだけがどんどん大きくなって、やってきたことがCanになり、Willはどこかに置き去りにされてしまっていませんか?
しかし「いきなり、Willを考えろって言われても難しい!」という声をよく聞きます。
だからこそ、まずはハードルを下げて「好き」や「得意」からスタートしてみましょう。

「得意」って言っても、別にナンバーワンになる必要はありません。自然に、苦なくやれていること、それで十分です。日程調整や会議室の予約、事務処理など、自分にとっては「当たり前」のことでも、誰かの助けになるかもしれません。実際、私はそれらがすごく苦手です(笑)。


あなたの「当たり前」は、誰かにとっての「スペシャル」

ここで一つ、覚えておいてほしいことがあります。

先ほどお伝えしたとおり、あなたの「当たり前」は、誰かにとっての「スペシャル」かもしれない、ということです。

日常で自然にやれていること、いつも無意識にやっていること。そんな「当たり前」のことが、他の誰かにはものすごく価値のあるスキルかもしれません。
だからこそ、何が「得意」なのか、何が「好き」なのか、まずはそこに意識を向けてみましょう。周りから評価されること、感謝されること、その一つひとつがあなたの「スペシャル」を表しています。


生きがいじゃなくてIKIGAI?その違いとは?

IKIGAIという言葉、実は海外で注目され、日本に逆輸入されたものなんです。KAIZENやWABISABIなどと同様、IKIGAIも海外で広く受け入れられている概念です。ただ、WABISABIと同じように日本人がイメージする「生きがい」と「IKIGAI」はちょっとギャップを感じるかもしれません。IKIGAIと合わせてよく紹介されるのが、「好き」、「得意」、「需要」、「お金になること」の4つが重なり合うところがIKIGAIというベン図です。


現代社会におけるIKIGAIの重要性

変化する働き方と人生の価値観

今、働き方や生き方が大きく変わっています。かつては「安定」が重視されることが多かったかもしれませんが、今は変化が激しく正解のない時代。価値観も多様になり、自分らしく変化に適応することが求められます。「自分らしさ」を持ちつつ「環境に適応する」という価値観が、今の時代にはとても大事になってきています。

心理的成功と自己実現のつながり

心理的成功とは、外的な評価だけでなく、自分自身が「充実感」や「やりがい」を感じながら仕事や人生を送ること。IKIGAIを通して、自分の「好き」や「得意」を社会や仕事に結びつけることで、外的な成功と内的な充足感を両立させることができます。

組織におけるIKIGAIの価値

企業や組織も、多様性や従業員のエンゲージメントが重要視される現代において、従業員が自分のIKIGAIを見つけ、それを組織の目標と統合させることが、組織全体のパフォーマンス向上に寄与します。

IKIGAIは、従業員が自分の「好き」や「得意」を組織として「お金になる」「需要がある」ことと重ね合うことで押し付けではない働き方につながります。

IKIGAIを見つけるためのステップ

IKIGAIを見つけるには、まず自分自身を表すキーワードを抽出します。これは過去~現在の仕事や趣味、家庭など人生の中でやってきた動作行動の共通点を見つけることから始めます。自然とやっていることや、その行動の源泉となるものがどんなことなのかをキーワードとして抽出します。

次に、そのキーワードを組織やプロジェクト、市場などに当てはめ、どう重なり合っているかを考えていきます。「好き」「得意」「需要」「お金」の4つの円を使って、あなたのキーワードがどこに位置しているのかを見つけていきましょう。

IKIGAIチャート完成イメージ

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おわりに:IKIGAI思考で自分らしく

まずは自分自身を表すキーワードを知る。
そして相手(普段の仕事であれば所属組織やプロジェクト、新規事業であれば社会や市場)が求めていることを知る。
そして自分自身と相手の重なる場所を見つけ、自分なりの小さなアクションをしてみる。
この考え方「IKIGAI思考」で自分の人生を自分の手で運転し、自分らしくIKIGAIにあふれた日々になるきっかけになることを願っています。

次回は第183号は野崎寿子さんへバトンをお渡しします!!


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