ストレスが溜まっているので、BL小説を読んだよ
現在進行形で、ス・ト・レ・スが溜まっています☆
おちゃらけているけど、マジです。人生、ままならないよね~。
「疲れた~」「ムカつく!!」って言うと、余計疲れてムカつくので、ここだけにしておきます。
さて、ストレス解消をしよう。
なにでーーーー???
\ \ BL小説で!!!!! / /
その中でも、時代ものや獣人もの、異世界ものを読んでいます。
時代ものは戦国~明治にかけてぐらいが多いですかね。
テッパンのシチュエーションは「受けが姉・妹の身代わりを含めた諸々の事情から、男ではあるが女として、権力・お金を持っている攻めの下に嫁ぐ」というもの。
受けは攻めに嘘をついている+女ではないので、後継ぎを生むなどの期待に応えられない後ろめたさを抱え、悩んでいる。
そして、受けは攻めが好きだが、女ではないから、想いを伝えられなかったり、密に身を引こうとしたりする。
しかし、攻めは受けが男であると早々に知っているし、でもそんなの関係ねぇ!傍にいろ!的な。
受けのことを全部ひっくるめて溺愛なんですよ。
時代ものは上記のような”型”があり、展開は割と見えているのですが、その型自体が好きで、型の安定感が実家にいるような安らぎをくれます。
もちろん、作品によって細かい(時には大きな)違いがあるので、色々読んでも飽きません。
獣人ものは違う種族同士でカップルになるものが多いので、相手の習性を理解して寄り添い合う2人や逆にそれに抗う2人が尊い……
基本攻めが優位な種族なのですが、攻めは受けを守るだけではなく、受けの気持ちや意思を尊重してほしいな~と思います。
受けは弱い存在ではなく、攻めと受けはあくまで対等で話してほしい。
むしろ、攻めが受けにメロメロで、受けの方が精神的に優位なのも有り。
まぁ、愛し合っていれば、オールオーケーです(笑)
違うからこそ魅力的に映るのは、リアルの人間関係でも一緒なんですかね。
(人間関係で悩んでいるときはそう思えないが、そう思いたいと願う自分がいます。)
あと、耳や尻尾のふわふわ描写も好きです。
そういう表現はぬいぐるみをぎゅっとしているときと同じ癒され効果を持っています。(個人の感想です。)
異世界ものはザ・物語ですよね。
一応、私が読んでいる小説はフィクションなので、現実とは違いますが、背景描写がリアルとリンクすることはざらにあります。
一方、異世界ものはオリジナルの世界観を一から構築しているので、がっつり小説の世界に浸れます。
カップルはその世界の王族など結構上の身分と平民とか、別の国の王族同士とかのパターンが多いですかね。
身分差、立場の違いのせいでしがらみは多いが、それを乗り越えるという王道展開が期待できます。王道展開、好きです。
そう、ストレス社会には現実と距離のある世界観を持つBL小説がいる。
(個人の意見です。)
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☟各世界観でおすすめの作品を紹介します。
【時代もの】
・「公爵は愛妻を攫う」間之あまの
ある事情から大店の呉服問屋・伊勢屋の「娘」として育てられた楓は、反物を届けに行った先で公爵家の跡継ぎ・東笙院清雅に見初められる。恋などすることなく一生を終えるのだと思っていた楓だったが、清雅と逢瀬を重ね、人柄を知るにつれ惹かれてしまう。しかし、秘密を打ち明けられない楓は、清雅からの求婚を受けることができなくて……。
・「そらのだいじな旦那さま」野原滋
難産の末に母が亡くなったせいで父に疎まれ、双子の姉の身代わりに人質として新興の小国に嫁がされた捨(すて)。しいたげられた生活の中でも捻くれることなく無垢なままに育った捨は、強く優しい夫の高虎に「空良(そら)」という名前を与えられ初めて生きる意味を見つける。高虎の役に立ちたいとけなげに振る舞う空良だが夫婦の契りに関しては知識がなく……?
続編も出ています。全部で3巻。一応、1巻1巻完結しているが、すべて読むのが吉。
【獣人もの】
・「春になるまで待っててね」伊達きよ
季節は冬、来たる冬眠に向けてせっせと準備していたリス獣人のリック。いざ明日から冬眠休暇……という日の夜、運悪く、住処であるアパートが火事になってしまう。家も、買い込んでいた木の実もふかふかの毛布もクッションも、何もかも失ってしまったリック。悲しみに暮れる彼を見かねて、ある親切な消防士が声をかけてくれた。「明日から冬眠休暇に入る同僚がいる」と……。大型熊獣人×小型リス獣人の冬眠BL。 小説投稿サイト「ムーンライト」にて人気を博した癒しの獣人BLがついに書籍化! 大人気漫画家・犬居葉菜先生のイラストで贈る、伊達きよ先生の最新作!!
もふもふです。BL小説はじめての人にもおすすめ!
・「狼への嫁入り~異種婚姻譚~」犬居葉菜(※コミックです)
異種ケンカップルの人外結婚BL。
異種な上に"いけ好かない"同士の婚約。狼族には"嫁体化"(かたいか)というしきたりがあったーー。
兎族の少年・楓は、村のために狼族の名家に嫁入りすることになった。人身御供のような結婚に腹を立てながらも持ち前の負けん気で前向きに婚約者と対面した楓だったが、跡取り息子の練は、なぜか冷たくつっけんどん。
しかも着いて早々、「異種間で番(つがい)になるためにお前の体質を変える」と楓は"嫁体化薬"という薬を飲まされ、指で後孔を抉られた。
それが、正式な婚儀まで1ヶ月間施される〝嫁体化〟の始まりだったーー。
冷たい跡取り息子狼族×隠れ強気な村育ち兎族。
「春になるまで待っててね」のイラストを担当していた先生のコミック。
要するに、私は犬居葉菜先生の描く獣人が好き。
【異世界もの】
・「獣の誓いと水神の恋」野原滋
人間の父と獣人(猫族)の母の間に生まれたリュエルは猫耳と長い猫尻尾を持つ奴隷の少年。反抗的な態度が元であちこちたらい回しにされたあげく、あるキャラバン隊に買われた。水の調達に長け、奴隷もひとりの人間として扱うこの隊での生活は楽しく、用心棒のエイセイとは何かと喧嘩をしながらも親密になってゆく。だが旅を続ける中、どうやら隊とエイセイには商売とは別に秘められた目的があると気づいたリュエルは?
受けは獣人なので、獣人ものといえなくもないが、世界観とキャラバン隊のガガリ隊長が魅力的。
・「嫌われ神子の8年間」伊達きよ
神子として召喚された圭は、王子と恋に落ち、幸せな日々を送っていたが捨てられてしまう。そして逃げるように神殿に入るが、待ち受けていたのは周囲からの冷たい視線だった。神子の心が天候を表すと知らず、国の天候を荒らしてしまっていたのだ。以降、神子の務めを必死で果たすが、孤独な生活を送ることになる。数年後、隣国の公子に侮辱的な言葉をぶつけられた圭を、神武官・テスに思いがけず庇われる。圭は困惑し、過ちを犯した神子が嫌われるのは当然だと伝えるが、テスは「貴方の苦しみにも気付いていなかった、不甲斐ない俺をお許しください」と跪き…?
・「花降る王子の婚礼」尾上与一
武力を持たない代わりに、強大な魔力で大国と渡り合う魔法国──。
身体の弱い姉王女の代わりに、
隣国のグシオン王に嫁ぐことになった王子リディル。
男だとバレて、しかも強い魔力も持たないと
知られたらきっと殺される──!!
悲愴な覚悟で婚礼の夜を迎えるけれど、
王はリディルが男と知ってもなぜか驚かず…!?
忌まわしい呪いを受けた王と
癒しの魔力を持つ王子の、花咲く異世界婚姻譚!!
読み終わったら作者のTwitterをのぞいてみましょう。
小ネタとSSが置いてあります。
続編も出ています。