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emoji(絵文字)は輸出商品

絵文字は、日本の特許商品である。

さて、きょうは絵文字についてお話したい。

漫画やアニメが欧米で人気を博していることは知っていた。が、絵文字まで人気であるとは、数日前まで知らなかった。

日本は、絵文字を特許商品して輸出しているそうだ。世界中で日本の絵文字が買われているかと思うと、誇らしい気持ちになる。考えてみると、こういう私も、LINEポイントで、絵文字を購入したことがあった。自分が使うためでもあったが、知人・友人にプレゼントするためでもあった。

私の社交生活を振り返ってみると、絵文字を使わない日はないかもしれない。それほど、絵文字は私を含めて私たちの社交生活に浸透している。

が、この絵文字を過剰に使うことの危険性も感じている。

「慰めてくれて、ありがとう😂♥」

こんな絵文字を使われたら、どうだろう。絵文字はうれし涙なのか、まだ悲しみが癒えないのか分からない。しかも、適当に♥マークを追加されたりすると、そのハートマークが何を意味するものなのか分からないだろう。

絵文字は書き手の感情を瞬速で表示できるので、ついつい使い過ぎる傾向にあるのではないか。アンビバレントな複雑な感情を絵文字一文字で表そうとすると、場合のよっては自らの感情をも騙すことになるかもしれない。

以上のような危険性を自覚した上で、社交ツールとして絵文字を使うことは一種の癒しになるのだろう。

世界中の人々は、癒しを求めているようだ。因みに、1日あたりの絵文字使用回数は延べ60億件を超えるそうだ。

きょうも、日本で作られた絵文字が世界中で使われている。





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フンボルト
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