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ユーチューブは面白い

テレビをたまにつける。キャスターもコメンテーターも、おとなしい発言に終始している。安全運転忖度発言が目立つ。つまらない。

一方、ユーチューブ番組は実に面白い。日本保守党のユーチューブ番組は、お笑い番組より遥かにユーモアがあって、何度も笑ってしまった。

弁護士の北村晴男チャネルを覗く。そこでは、いま話題の石破総理の裏話が披露されている。石破氏が、防衛大臣だった時、イラク派遣の自衛官が命を張って仕事をしているから、一度激励に行って欲しいと、部下に頼まれたらしい。石破氏は、「はい、分かった。」と軽い返事をして、土壇場になるとドタキャンをしたと言う。ここまでは、よくあることだと思って聴いていた。再びイラク行をセットした。石破氏は、ここでもドタキャンを繰り返した。次は3度目である。その3度目も、直前になって石破防衛大臣はキャセルを告げた。

この話を聴いた防衛庁幹部はあまりの無礼さに呆れ果てたというのである。イラク派遣隊長(いわゆる髭の隊長)が、石破防衛大臣の3度のドタキャンに髭色を震わせたであろうことは、容易に想像できる。

「何故に3回もドタキャンをされるのですか」と石破防衛大臣に訊いた人がいる。それは、そうだろう。命を張ってイラク派遣に行った隊員が大勢いるのだから。それを見送った家族・親族が何百人といるのだから。

石破防衛大臣の答えは以下である。

「防衛大臣の私がイラクに行って殺されてしまったら困るだろう。」

それなら、1回目ドタキャンする時に言えよ。私はそう思う。

こういう話は、テレビではけっして出てこない。

ユーチューブの時代である。


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フンボルト
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