フォークソング(など)の言葉たち No.9
~大人だって泣くぜ 大人だって恐いぜ 大人だって寂しいぜ 大人だってはしゃぐぜ・・・
大人だって愚痴るぜ 大人だって逃げるぜ 大人だって遊ぶぜ・・・~
この詞は「フラワーカンパニーズ」の『元少年の歌』の中に出てきます。おじさん4人組のロックバンド。ほんと、かっこいい!そう、みんな子供だったんですよね。でもいつのころからかそんなことさえ忘れて大人になってしまう。でもこのバンドはいくつになっても少年の心を忘れない。素敵な、心に深く刺さることば達で、そして忘れられないメロディで聴くものの心底まで直球で入ってくる。
この『元少年の歌』に限らず、SMBCグループのCMソングになっている『深夜高速』や『ロックンロール』『大人の子守唄』など最高のロックンロールナンバーが沢山あります。ここまで少年の心を歌い続ける大人バンドはほかにいないんじゃないだろうか?と思います。
もう一節、こんな詞もあります。
~閉じかけた心は 無理矢理じゃ開かない
北風と太陽なら 太陽になりたかった~
いいですね~。その通りですね。もし近くに心を閉じかけている子供たちがいたら、フラカンのこの歌を聴いて声をかけてあげたいですね、太陽になって。先生も親も、そしてただそばを通りかかっただけの大人たちも。
毎日悲しいニュースが多すぎて。子供たちが犠牲になっている。大人の都合で。みんな昔は子供だった。フラワーカンパニーズの歌を聴くと、子供の頃の自分を思い出す。今の子供たちがもっと幸せになりますようにと祈っています。
~大人だって泣くぜ 大人だって遊ぶぜ 大人だって逃げるぜ~
岡崎体育さんはじめ多くの人にカバーされている『深夜高速』のこの言葉
~生きててよかった~。
今の子供たちも、かつての子供たちもみんながそう言える世の中になってほしいですね!