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フォークソング(など)の言葉たち No.8
~もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい? 燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい~
この詞は「かりゆし58」の『オワリはじまり』のはじまりの部分です。ラジオから流れてきたこのフレーズを聴いてびっくりしました。そんなこと、滅多にないのですが本当に驚きました。調べると「かりゆし58」の曲でした。怖そうなボーカルのお兄さん、なんて素敵な歌をうたうんですか(笑)
「もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい」いきなりこう問われるともう毎日やり残したことだらけです。そして次に「友」と「恋」について具体的に聞いてくる。そして次はそれも含むのでしょう、抽象的に「一生忘れないような出来事」に出会えたかい?と聞く。そして最後は「かけがえのない時間」を胸に刻み込んだかどうかを聞いてくる。うーん、天才的な言葉の選び方だ。
青春真っただ中の中学生や高校生全員に聞いてほしいのです!教科書に載せてほしいのです。くだらない、大した役に立たない上っ面の勉学に励むより、青春の時間は少ないよ!と教えてくれるこの曲を子供たちが心に刻むことの方が大切だと思うのです。
この曲最後の方で「一生なんて一瞬さ 命を燃やしてるかい」とさらに問うて、そしてラストはもう一度「かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい」で締めくくる。もう一点の無駄もない歌詞、大好きです。
かりゆし58は『アンマー』も泣いてしまいますよね。『流星』も深いですね。