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初めての京都音楽博覧会2024 初日 備忘録

夢だったような...
いや、体の節々が痛み、夢ではなかったと教えてくれている。
ぼんやりした頭で京都音楽博覧会2024初日を回想。
音楽に関してはうまく言葉にできる自信がないので主に音楽以外を。

初めての京都音博。
それどころか屋外音楽イベント自体生まれて初めて。
準備は調べに調べて準備万端!のはず...
音博は雨の確率が高いと聞いていたので、雨対策も用意していたけれど、
「日々、徳を積んで音博晴れろ!」の行動が功を奏したのか晴れに晴れた。

天気予報は最高気温27°、最低気温16° 晴れ。寒暖差が大きいので服装が難しい。
インナーダウンを持っていくか最後まで迷って、流石にいらないと判断して結局、上半身は半袖Tシャツ、その上に長袖シャツ(薄手)を羽織り、夕方から寒いようなら薄手のパーカーを羽織る作戦。
日焼け対策に帽子、フェイスカバーとネックカバーも。
結局、直射日光にさらされる時間が長かったので、これがとても役立った。

自宅から京都駅まで、おおよそ2時間。
京都駅から梅小路京都西駅までは距離も短く本数も少ないので激混みとの情報。
ならばと京都駅から歩く。Googleによれば徒歩13分。
京都駅は3連休初日とインバウンド効果のせいか人・人・人…
人でごった返した京都駅を八条口から脱出。梅小路公園を目指す。
途中、間違って逆方向のイオンに行ってしまったけれど、
JRの線路下を潜ったところに音博の案内係の方がいて、
音博会場の梅小路公園までずっと、その係の人をたどって行くことができた。
混み合った電車やバスに乗るより、ワクワク・ソワソワな気持ちを抑えつつ、
日差しは強いが、日陰に入ると心地いい秋風を感じることができたし、
歩いて正解だった。

会場である梅小路公園に着いたのは、11時前になっていた。
仕事に行く日と同じルーティンで朝食も軽くしたので、
会場の梅小路公園に着く頃には腹ペコ。
飲食ブースに直行したいのを堪え、音博シートをなるべく前方に敷くべく
会場へ入場することを目指す。
電子チケットをリストバンドに交換し、いよいよ入場!
(※リストバンドをつけていれば、入退場自由)

会場入り口 入ってすぐにリストバンドチェックがある

前方が良い・悪いは好みですが、私達はが目指したのは、
スタンディングエリアに行けなくても見えやすく、
同行の夫が持病でトイレが近いので、出入りがしやすい場所を目指しました。
時刻は11時前になっていたけれど、選ぶのにもまだまだ余裕がありました。
希望の前方左エリアの端に敷くことができ大満足。
ここをホームに、スタンディングエリアに行けたら行くというスタンスで
楽しもうと思います。

さすれば次こそは腹ごしらえ!といきたかったけれど、
物販も人気の物は無くなるというのでまずは物販ブースへ。
あっ、隣でファンクラブ限定のくるりチャレンジが〜!
これはレッツチャレンジ!
まるでお祭りの出店のよう。
2つのゲームがあり、私は「糸をくるくるり」チャレンジを選択。
ラップの芯?を地面と平行に持ち、その芯に毛糸の先端がくくりつけてあり、
2m位?の毛糸を10秒以内に巻きつけ、
毛糸の先端に付いたぬいぐるみが手元まで来ればゲームクリア。
私と私の次に受付した女性とでチャレンジ開始。
毛糸結構長いんでない?
これは全力チャレンジ案件です!
やってみると自分の手首のスナップはこんなにトロいのかと絶望しつつ、
係の方のカウントダウン「1」で無事にぬいぐるみは手元に!
全力で挑みました。
隣でチャレンジしていた女性と健闘を讃えあい、ステッカーを無事Get。
参加賞のくるり直筆メッセージ付きポストカードも貰い、物販へ。

全力でGetした直筆ポストカード&ステッカー

ここで長蛇の列。
やばい・・・
11:55〜のくるりの開会宣言を聞きたい。
12:00〜のCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN(チョコパコチョコキンキン)もできればスタンディングで聴きたい。その時点で11時はゆうに過ぎていたと思う。焦る中、何を買うかをほとんど決めていなかった私達は並びながら、
相談してくるりブースでネイビーのくるりTシャツと、水色のくるりタオルを買い、音博ブースでハンドタオルと手拭い、トートバッグを購入する事に。
まずはくるりブース。
順調に進んでいた。私の前の前の人までは。
私の前の男性が求めた色柄のTシャツのサイズが見つからない。
係の人2人が対応して段ボールの中のTシャツを探しに探すがない・・・
時間をかけて探したが、ないと言われ男性も諦めて別のものに変更。またそれもサイズがすんなり出てこない〜!
気の毒だが、こういうのも音博のいい思い出になったりするよね。
後ろで一部始終を見ていて、「探すの手伝いましょか?」と応援に出向く事も考えたが、そんな事許されるわけもないので大人しく時を待った。
私たちの注文はすんなり通り、音博ブースでもスムーズに購入。
よしっ!やっと飲食ブースへ!

梅小路京都西駅を出てすぐ飲食ブースが並ぶ

飲食ブースも混み合って、10分位は並ぶのかと思いきや、
まだ時間が早かったのか、ほぼ並ばずに購入することができた。
私は牛タン専門店久兵衛さんで牛タン丼、夫は金沢めし北前船さんで金沢カレー。
飲食ブースの支払いは現金かpaypayのみ。
paypayで素早く支払い、時間は11:40!!
片手に牛タン丼、片手にレモンサワー(リユースカップで洗って使いまわせるから2杯目からは100円割引に)、肩からはグッズが入ったトートバックを下げ、
会場に急ぎ戻り、間に合った〜!
自分達の音博シートの上で司会の野村さんのMCも聞けたし、
くるりの開会宣言も聞けた!

12:00からのCHO CO PA CO CHO CO QUIN QUINが始まって、急いで牛タン丼を食べ、(もうちょっと味わって食べたかった〜)夫は行かないというので、
1人でスタンディングエリアへ。
フジロックのYouTubeで見てから気になって、気になって。
長くなるから、最高に良かった!なんでだかずっと聴いていたい。
とだけ書いてく。

CHO CO PAが終わって、休憩タイム。
暑い、はしゃぎ過ぎたか?
直射日光が肌に突き刺さる。
日陰を求めて会場外へ。
トイレ休憩もしておきたい。
暑くてアイスでも食べようと思い、梅小路パークカフェに。
注文に長い列ができていたけれど、クールダウンしないと持たない。
列に並びアイスではなく、かき氷にした。
暑すぎると人間はアイスよりかき氷を求めると何かで言ってたな。
テラスの日陰を確保。
日陰でしばし休む。
ラストのくるりまでもつのか私…不安がよぎる
かき氷、美味しい…シロップ+練乳かけて500円て良心的。
よし!元気復活!
パークカフェでは待つ事なくトイレ休憩も済ませることができた。
穴場かも。

会場に戻るとKIRINJIさんが始まろうとしていた。
菊池亮太さんチラリとも見れず、聴けず後悔…
でもあの時は仕方なかった…と、いつか、またいつか聴ける時が来る!と
今も言い聞かせている。

この後はKIRINJIさんスタンディングで参加。
音博初参加とのことでしたが、なんと馴染む声、音。
酔いしれました〜来年もぜひ!
(MCで直射日光で暑いとおっしゃってたな)
終了→音博シートに戻って休憩

羊文学は人気でスタンディングエリアは満杯!
スタンディングに行こうとしたら一足遅く、直前で入場規制がかかってしまった。
最初入場規制の列に並んでいたけれど、これは並んでいても入れないと踏んで、
音博シート上でスタンディングする事に。うん、音博シート上でも楽しっ!
羊文学後半からはだいぶんと日差しも和らいで、夕陽が出てきていた。
羊文学、カッコ良かった〜!よね!?
塩塚さんが、「くるりのHOW TO GOが好きです」と言って去っていった。
歌っている時のかっこよさとは別人の可愛らしさで!

そしてついに!
Daniele Sepe & Galactic Syndicate

「普段洋楽とかあんまり聴きません」な私。
そう、英語も喋れないし苦手分野。
しかし、今回くるりの新曲「La Palummella (ラ・パルメッラ)」と「Camel(‘Na Storia)(キャメル(ひとつの物語)」を
このステージで一緒に演奏するとのことなので、
スタンディングエリアに、それも中央に夫も一緒に立った。
楽しい!言うてることは分かりませんが、ナポリの風・音、感じました。
くるりも一緒に本当に楽しそうに演奏してた。
スタンディングエリアも雰囲気が違った。
ここは内気で、恥ずかしがり屋で、周りの目を気にする民が集う日本ですか?
と思うほど、皆さん踊り楽しんでいた。
私も楽し過ぎ、はしゃぎ過ぎ。
終了→音博シートに帰って休憩。

次はASKAさん。
私、ASKAさんは音博シートエリアで座ってまったり、ゆったり聴きたいわ。

ASKAさんが始まる前の夕暮れ時

と音博シートエリアにいたのですが、夫が、前へ行きたいと…
夫はASKAさんに随分と思い入れがあるらしい。
夫には持病があり、サポートが必要な人なので私だけ音博シートエリアにいることはできない。
夫の希望を叶えるべくスタンディングエリアへ夫婦で向かった。
ASKAさんもすごい人気でスタンディングエリアに入れるか不安だったが、
なんとか入ることができた。
ASKAさんはツアー中で、喉を痛めているらしく調子は悪いが、
魂で歌うとおっしゃっていた。
夕暮れ時に気持ちい風と共にASKAさんの素晴らしい歌声…調子が悪くてこれ!?ご本人も「こんなもんじゃない」っておっしゃっていたけれど、
歌うために生まれてきた人なんだな。
神様からのギフトの歌声で私は癒された。
ご本人も「こんな気持ちいいステージ、また呼んで下さい」おっしゃっていた。

感動冷めやらぬうちに、お次は待望の「くるり」です!
もう、ASKAさんが終わってからスタンディングエリアを出て、
また入り直すのは無理なのではと考え、スタンディングエリアに居座り、
ステージ中央の後方でくるりを待ちました。
もう足は棒のように痛いけど頑張った。

くるり登場!
Daniele御一行、SHOW-GO、弦楽四重奏の面々も曲ごとに出てきて、
なんと豪華で、ボーダーレスな!!

始まりは「ばらの花」
(おおおおおお〜〜〜としか出てこない)

「ブレーメン」
(大好きだ〜!)

「Liberty&Gravity」
(えっ!これすんの!?めっちゃ踊る〜!クラップ覚えたよ!!)

「Time」
(すみません、知りませんでした。これを機にたくさん聴く事になるでしょう)

「California coconuts」
(わ〜い!やってくれた〜!!最近のヘビーローテーションです!)

「ロックンロール」
(ロックンロールが生で聴けた!もう思い残す事ないです!
 いや、もっともっと聴きたいです!!)

「潮風のアリア」
(涙が出る。大切で大好きな曲。
 Daniele達も演奏に入ってさらに特別な一曲に)

これで終わりの雰囲気に…
悲しい…
ついに私の京都音博が終わってしまったと思い、ふと時計をみると
19時まであと10分くらいある。
もしや、もう一曲!?

「琥珀色の街、上海蟹の朝」だ〜!!
(こんな曲、くるり以外ないよね!!
 サビのところでみんな手をカニさんにして、それはそれは楽しく踊る踊る)

終演。
岸田さんの終演の挨拶。
(演者、関係者、近隣の方々の協力に感謝と、観客の私達にも感謝の言葉を述べられていた…とうろ覚えです)

野村さんのMC。
(梅小路京都西駅は本数も少なく、混雑するので京都駅まで余韻に浸りながら歩いて帰ることをお勧めされていた。住宅街なので声などの音量に気をつけようとも。)

規制退場が始まり、スタンディングエリアは一番最後に退場する事に。
後ろの音博シートエリアの方々が順々に退場されていくのを見守っていた。
皆さん笑顔で帰って行く。「いい1日でしたね」と皆さんに声をかけたいくらい。音博シートエリアがガラガラになって、スタンディングエリアが退場。
自分達が敷いた音博シートを片付け、ペットボトルやリユースカップを
エコステーションに戻し、楽しい一日を振り返りながら京都駅まで歩く。
梅小路公園を出た所で皆さんがしきりに写真を撮られている。
何かと見てみたら…

そうだ、岸田さんが言っていた。
毎年恒例で京都タワーが京都音博カラーに染まると。
時々見える京都タワーを見ながら京都駅まで夫と今日の事を話しながら歩いた。
梅小路公園を出てJRの下を潜るまでは少し混雑していて、
時々立ち止まって進むのを待つ場面もあったが、その先はスムーズ。

お腹も空いたので、京都駅付近で食事をして帰った。
音博が終わる時間が19:00と早いので、飲食店やお土産を買うのにも困らず、
電車もJRの快速でのんびり座って足腰を労わりつつ大阪まで帰ることができた。
音博の音楽以外の素晴らしさをもう一つ体感した。

来年もその先もずっと続いて欲しい。
来年も行きたい。2日間あるなら2日間行けるよう頑張ろう。
来年はどんな「音」を「楽」しめるのか期待値はMAXです。

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