【詩】うつぶせで布団にくるまって
ふと詩を書きたくなった
何年も前、流行ったホームページに
友達と二人だけで詩や日記を綴っていた
誰に見せるわけでもなく
ただ二人で何気ない日々を
やりとりしていたのに
大人になっていくにつれて
棚の奥に忘れられた本みたいになって
気づいたら Not found
今さらじっくり読むには
きっと恥ずかしいようなことが
書かれていたのだろうけれど
今さら思い出したあの時の言葉の破片に
きらきら きらきらと心をつつかれ
集めて紡いでまた読みたいと思ってしまった
だから、
"くるまる言葉" by茶寮かんみ
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