アイアンマンマレーシア2019 レースレポート〜準備編〜
2019年10月26日開催のアイアンマンマレーシア2019に出走してきました。素人の状態からトレーニングを始めて約一年半、直近の成績はアイアンマン一ヶ月前に初ミドルの九十九里を完走したばかりという状態でしたが、自分のレベルアップを信じて見切り発車でエントリーしていました笑
今回はアイアンマンに向けての準備について振り返ります。
エントリー&トラベル
今回は初の海外トライアスロン、しかもアイアンマンということでツアーで行くことに。Google検索でヒットしたグッディースポーツツアーさんへ。Expediaなどでの個人手配と値段があまり変わらなさそうなことと、リーズナブルなプランがあったので早速問い合わせ。バイクの輸送など不明点を電話で聞き、丁寧に受け答えいただいたのでそのまま確定。並行してIronman Malaysiaの公式サイトからレースの申し込み。
過去の経験として、レースの前日などに話し相手がいると情報が更新されリラックスもできて助かることが多かったので、ツアーにしてレース前の失敗率を低めようという狙いもあり。
トレーニングと機材アップデート
スイム
カットオフが2時間20分で99Tからの予想タイムは2時間くらい。わざわざバイク持って行ってスイムカットオフは絶対避けたいので最重要項目とする。99Tではタイムがギリギリだったのと左肩が痛んでしまったことを踏まえ、巡航速度を上げて左右の負担を分散するため左右クロールでの巡行をマスターすることに注力。左のみでのクロールや左右クロールでのエンデュランスを中心に行い左右差をなくしつつピッチを上げる。また、今までになく酷使するであろう体幹を鍛えるために板キックを集中して行う。左右クロールに対応したヘッドアップも練習。最終の3.8km計測では市民プールで人を避けながら泳ぎ1時間30分くらい。
機材はウェットスーツ禁止のためスイムスキンを検討したが、サイズが合わないと余計にストレスなので三浦OWSと同じように海パンスタイルでいくことを決意する。なので海パンも高性能なものがないか探したらTYRが良さそうなのを出していたのでTYRの高速水着を採用する。
バイク
99Tが3時間17分だったので7時間くらいを想定。カットオフの可能性があるのはまずパンク、次に登りに負けて押し歩き大失速、次に落車、体調不良などなど。坂の大失速対策、減量はライザップサラダとサラダチキン中心のひもじい生活でカーボロードまでキッチリ行い、寝る前の限界スクワットで脚力を高め、近場の湘南平でトライアスロン装備のままヒルクライムをしたりした。DHポジションの維持は心配していないが、99Tではフロントボトルのストローが長すぎて邪魔だったため、もっと短いタピオカストローを買い装着することに。タイヤもディープリムをやめるか迷ったが巡行性能重視でそのまま。サイコンのupgradeも検討したが、慣れない電子機器によるトラブルは避けたいため安物のままにして、コースレイアウトを頭に入れて時計だけでも状況把握できる作戦にする。パンクが怖いのでとにかくチューブを沢山持って行ってスペシャルニーズに預ける。ウェアは99Tでお尻が痛くなったことと暑さ対策のため、白いバイクウェアとアームカバーを採用する。正直あまり直前期はトレーニングできてなかったが、シーズン最初のブルベやAACRの長距離ライド経験が活きてくると信じていた。
ラン
カットオフは6時間30分で予想タイムは6時間。残り2週間を切るまではLSDや5kmのスピード練をして脚を作り、残り2週間を切ってからはレースペース(キロ7分くらい、激遅笑)でのジョギングのみとする。スクワット100回からのランニングなどをして、疲れていても脚が死なないようにする。機材はランニングタイツの導入を検討したが、意図せずペースが上がり保護されてない足首を痛めるなど、今までにないパターンの失敗をする可能性があることと、ポケットがあると便利だったため、いつもの黒いトライウェアで走ることとする。遅くても脚が生きていれば完走できる!
パッキング
とりあえず馬鹿でかいバイクをどうするか。剛の者は輪行袋と段ボールでどうにかするようだが、それはさすがに怖いので却下。シーコンも検討したが仰々しいのと重さが気になるためバイクポーターを選択。マレーシア航空は重さ30キロ以内ならサイズの規定はないため、ハンドル外さなくて良いスタンダードサイズにする。実際にパッキングを試すと簡単にできたが、リアディレイラーが箱を傷つけそうだったので外す。申し訳程度にプチプチくんも入れる。現地移動用に折りたたみのキャリーも持っていく。専用のコロコロとケースはいい値段するので買わなかった。
参加賞でトライバッグが貰えるようなので、手荷物は湘南OWSの軽いバックパックにして帰りは畳んで帰ることにする。残りは普段使っているTYRのトライバッグに詰め込む。これで完了。
という感じで日本で準備しました。99Tが良いベンチマークになって、トレーニングプランにメリハリが出た(スイム中心)気がします。次はトラベル編です。
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