SK様:瞑想が導く内なる世界
こんにちは。先日は大変お世話になりました。毎回、細やかなご配慮をいただき、心から感謝しております。
初めてSK様のジャンマクンダリーを拝見した際、短時間の鑑定だったこともあり、どこか消化不良のまま終わったように感じました。そして今回、再び拝見した際にも、同様の印象を受けました。なぜ読み解きが難しいのか、私なりに考えたところ、いくつかの要因が見えてきました。
まず、惑星が北東に多く配置されていることに気づきました。そこで、クンダリーの反対側、南西の領域から説明いたします。南西は、「彼女がどんな価値観に基づいて行動しているか」「どのような活動で活躍しているか」「その活動に対する評価や利益」など、他者から見て理解しやすい人生の側面を表しています。
対して、北東は内面的な側面、例えば彼女のものの見方や育った家庭環境、自尊心や自負心といった親しい関係性でしか見えてこない繊細な領域を示しています。これにより、短時間の鑑定ではSK様の全体像を捉えるのが難しいと感じたのかもしれません(他のジョーティシ•占星術師は異なるアプローチで解読できるかもしれません)。
ただ、南西に惑星がないからといって、彼女が外的な活躍ができないということではありません。なぜなら、10室(行為)や11室(その結果)の支配星が、別の場所で力を発揮することがあるからです。
また、ダシャー(期間)や惑星のトランジット(運行)によって、行為や結果に関するテーマが浮き彫りになることもあります。しかし、SK様の場合、行為そのものよりも、その背後にある感情や思考に焦点が当たっているようです。
現在、SK様は土星のダシャーにあり、興味深いことに、この期間は行為とその結果が人生の大きなテーマとなっています。新たな挑戦や、多くの情報を吟味する模索の時期かもしれません。(出生時間が正確でないため、分割図を参照できないのが残念です)。少し複雑な解説になってしまいましたが、次回お会いした際に詳しくお話しできればと思います。
ここでは今後の出来事について少し述べさせていただきます。今春から来春にかけて、お金や不動産に関するトピックが浮上しそうです。パートナーやご実家、パートナーシップに関わる可能性もあります。また、来年の秋冬には海外での旅行を楽しむ機会があるかもしれません。この予測について、次回お会いした際にぜひお聞かせください。
クンダリーでは良い瞑想をしていることが示されています。今後も、ご自信の内側を知識で照らし、より良い思考を深められることを願っております。