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坊主の絵を屏風に上手に書けなかった坊主
意気込んで毎日投稿すると宣言(勝手に)してからもうすぐ一カ月。
スタートダッシュはよかったが、気合が入りすぎて初日に2投稿して翌日の投稿で息絶えてしまって気づいたら一カ月。
三日坊主にも何坊主にもなれない自分に情けなくなるここ数日。
月も変わったし毎日とは言わずとも、ゆるゆると誰の目にも止まらないスピードで改めて始めようと思う次第(勝手にしやがれ)
さて最近の私といえば、良くも悪くも何もない日々を過ごしており、ありのままを書くとエルザが放つ雪以上に寒さをぶっ放すことになるので、
「我を語るには我が身を削れ」とありそうでないような名言を胸に、とりあえず「人と出会えるかもしれないアプリ」に初めて登録してみた。
「人と出会えるかもしれないアプリ」。。。オブラートに包んだつもりが透明で丸見えなことは置いておいて。(注:この先からは「人と出会えるかもしれないアプリ」略して「ひとり」と呼ばせていただく)
なぜ突然「ひとり」に登録したのか、もちろん「何もない日常に僅かなスパイスを!」と「投稿するためにネタを!」がベースではあるのだが、実際は「それでもし人と出会えたらラッキー!」だし「出会えた人と楽しく話せたらそれこそハッピーでスマイルになる!」と私の中のリトルアンミカを呼び覚ます為の方が真実だと思う。
意気揚々と口笛吹きながら「ひとり」をダウンロードして、もろもろの記入欄を埋めながら、まだ見ぬ人との出会いに思いを馳せ、
「会ったら何話そう~ご飯食べて他愛もない会話をしよう~♪」と気づいたらアナと雪の女王の「雪だるま作ろう」のメロディに乗せて頭の中で歌ってるくらい浮足たっていた。
大方記入が終わったところで、「ひとり」で一番大事だと思われる最大の試練、「自己紹介欄」で頭を抱えてまう。
自己紹介欄には「年齢、職業、趣味、似ている芸能人、休日の過ごし方」と予めこういうふうに書くといいですよ!と運営が親切に書いてあったが。。。
「ですよ」に反応してしまった私は「あぁぁぁぁぁいとぅいまてぇぇぇん」と親切にレクチャーしてくれている運営に対して失礼な謝罪を心の中で唱えながら自己流の自己紹介を書くことにした。(この時はこれが大きな過ちだったとは知らずに。。)
自己紹介全文を載せると長文になるのと、万が一それを見た人がいるとなると恥ずかしいので、端的にどういう自己紹介を書いたかというと。
「少し」ふざけた自己紹介文を書いた。
直球が恥ずかしいので投げれない変化球を投げてしまう自分の性格、もちろん投げれないのですぐ肩を壊すのだが。。
でもまぁ、真剣〇〇代出会い場!って感じでもない「ひとり」だったので、軽い気持ちで、それでも真面目に「少し」ふざけた自己紹介を記入していった。
そして信じられないぐらいのスピードで自己紹介文を完成させ、誤字がないか確認を10回くらいして(確認すべきことはそこじゃなかった)「これ、絶対会えてまうやん」否、「会えて舞うやん」と根拠のない自信でちむがどんどんしていた。
そしていつ撮ったかも覚えていない数少ない自分が写っている(その中でもよく撮れている方)写真を設定して完了。あとは投稿ボタンを押すだけ。
こんな気持ちはいつぶりだろうか。もはや投稿ボタンがもうキラキラして見える。
ポチ
投稿完了。
期待に胸躍らせ投稿後10分。
「メッセージが届きました」の通知
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
織田裕二がいなかったら自分が元祖になってたぐらいの
きたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
開きたくて震える手でひとりアプリを開く
その間もひっきりなしに
「メッセージが届きました」の通知
「えっえっ「ひとり」ってこんなにリアクションが凄いの?」と思いながらメッセージを開くと、通知のメッセージが全て1人の方からのメッセージということが判明
そのときはまだ「まぁまてまて今読んで返信するから」の気持ちだったかが、読んだ途端今までの気持ちが全て吹き飛んでしまった
まぁ簡単に言うと全部攻撃的メッセージだった。。。
昭和のヤンキーの勢いで「(ふざ)っけんじゃねぇ」てなもんのメッセージ見えてないけど竹刀ブンブン振り回している姿もイメージできた
ひとつひとつ読んでいくうちに私の中のリトルアンミカがどんどん倒れていった。
途中から薄目で読んで分かったことは、火種は「少し」ふざけた自己紹介文だった。
「その自己紹介だと後で後悔するから、今は運営の指示通り真面目に書いてしばらく様子みながら後からふざけよ~」って少しまえの自分の言ってやりたい。
その「少し」ふざけた自己紹介文が、虫の居所が悪かったところに目に留まって火がついて、火力MAXになったところで自己紹介文とは関係のない、その方の日ごろの鬱憤まですべて私のメッセージで吐き出した感じだった。
そしてようやくメッセージが終わったところで、こう返信した
わかったよ~(アナと雪の女王の「雪だるま作ろう」のメロディに乗せて)
送って返信を確認しないまま速攻「ひとり」を消して、また本当の一人になったのはいうまでもない。
「我を語るには我が身を削れ」
少し削られすぎたのはもう過ぎた事として何もない日々に感謝しながら、今回はこれにて。