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弱点から逃げるな。という話
Feから目を背けるな。周りを見て助けろ。
またバイトの人からもらった言葉で、店長からもらった言葉なのだが、それが今の自分にはものすごく刺さった。いくつかの記事で書いたように、自分はバイトでの出世欲が自他共に認めるレベルで凄いのだが、店長曰く、自分に関してはわざと昇格を遅らせていたらしい。理由としては昇格に執着しすぎ、だからだそうだ、あくまでその人の基準ではあるらしいが、店のことや他の従業員さのことを考えて動くことのできる人間には自然とスキルが身について、昇格させなければならない"タイミングが自ずとくるものだと感じてい流、とのこと。自分が早く昇格したいのならば、むしろ昇格のことなど忘れて、周りの為にどうするべきかを考えることが大切なんだと、それを考えて周りのためにどうするべきか考えて行動することで、きっとこの先何をするにも活かせるスキルが身につくはずだと、そう言ってくれた。これはものすごく今の自分に刺さる言葉で、先日の記事でも書いた通り、自分は当初から経験者という理由から、周囲に舐められたくなく、側から見たら相当嫌な奴として捉えられる言動、行動をしていた。なんでも"俺が俺が"という気持ちが前面に出ていて、他の人の仕事を奪って自分の手柄にしようとしたり、悪態をついてしまったり、周囲のことは全部どうでも良く、自分自身が昇格できて気持ちよくなれればいい、と本気で考えていた。しかし時の経過と共に自分の無力さに気づき、周りがどれほど心優しくて、自分に気を遣ってくれていたかを知ることで、今までの自分の態度が恥ずかしくなった。権威を欠いた権力には価値がない、つまり、立場や権力を持っていたとしても、それを誰が持つかでその権力は180度プラスにもマイナスにも働く、ということである。もし何かの偶然で自分がガンガン昇格できていたとしても、皆の人望という観点では絶望的だし、行けるところまでは行けても、限界があったように感じる。そして、周りのことを考えて動けない人間には、永遠に周りのことは見えないものだ。バイトの中ですごいと感じる人間ほど、周りに対して気を配れるし、とても優しいし、何よりいて周りを安心させてあげられる存在に、"自然と"なっているのだ。これは異常な速さで昇格している人、俺に仕事を教えてくれた人、ベテランの人、そしてこの店長を見てきて自分が気づいた、気づけたことである。自分が入って8ヶ月経った中で、新人がたくさん入って、自分がトレーニングをするも中で自分に今足りないものが見えてきていたところだったので、余計これを痛感した。実力もまだまだ足りないし、もし実力的な余裕があったとしてもその中で周りを見て、助けてあげられないなら、その人達の実力を上げてあげられないなら、昇格した肩書きだけあってもそれは飾りにすぎないし、"この人みたいになりたい“、"実力上がった時にこの人をサポートしたい"と思うような絶対的な存在にはまだなれてないのだと、そう感じた。そして、それをクリアするには、単に上昇志向だけが単体で存在しているだけでは到底無理で、困ってる周りを助け切ることができるだけの実力、そして自分に何より不足している、周りのことを考えて周りのために、どうするべきなのか、何ができるのかを考えて行動すること、自分が上にいきたいとかは忘れること、上にいる奴は積み上げで自然と"なってるもの"なのだと、気付かされた。昇格にこだわっているうちは自己中な部分が消えないまま、永遠に1人でもがいている裸の王様として周りから哀れまれるだけの悲しい存在であるのは間違いない。自分が今やるべきことは、周りを助けられる強さ、にシフトして周りのことを考えて動けるような人材になることである。そして感謝と助け合いのスパイラルを自分から生み出す事こそが、全体の底上げになるのだと思う。それが誰の目から見ても達成できている時、自分は従業員としてだけでなく人間として1段階上のステージに上がれているだろう。足りないFeと向き合う事こそが、今の自分の人生にとって最も必要な事なのだと実感させられる出来事が最近は多い。周りに目を向けて、いるだけで安心させられるような存在になってみせる。人がついてくる奴というのは、何より人を大切にする奴なのである。