旅行するならF型を連れて行け
※この記事は実体験を元にしたものですが、偏見も混じっていますので、不快な方は途中で読むのをやめて下さい。特に自分含めたT型の皆様方へ。
TとFのバランスが大事
結論から言うと、旅行に行くメンバーはF型がいればいるほど楽しめるだろう。自分にとってst型やnt型の人間はドライな人間が多くて、一緒にいて落ち着く。居心地が良くて安心できる存在である。しかし自分含め共感が苦手な人間、もっと言うと無理して感情を引き出している人間もたくさんいるので、st型やnt型が集まって旅行するのはあんまり向いてない気がする。
実体験
去年と今年の9月、地元の友達と共に北海道旅行に行った。あまり自分は旅行に普段行かないのもあって、行く前はとてもワクワクしていて寝れないレベルなのであるが、行った場所が同じなのと、計画もあまりせずそのまま突っ込んでしまったり、任せっきりにしたのもあって、特に今年はあまり充実したとは言えない旅行になってしまった。もっというと、行ったメンバーの6人のうち1人しかf型がいなかったのが、適当に旅行することや集団で行動せずにマイペースに1人で動くのが主体になっても許される、それが当たり前の環境になってしまった原因であるとも取れると友達と話した後は考えている。
メンバーのMBTiは自分がENTPで、他はINTJ,INTP,ISTJ,ESTJ,INFJなのだが、見てわかる通り、めちゃくちゃNTとSTに酔っている。ESTJの子はある程度Fにも合わせたりできるのだが、素が今回のメンバーの中で多数派なT型で、自然とそっちに流れてしまっていた。自分としてはそういうメンバーは居心地が良くて落ち着くのであるが、せっかくの旅行なので刺激が必要だと今では思っている。みんな根がドライすぎて、景色を見ても感動しなかったり、旅行なのに一人一人で勝手に行動したりと、なんで旅行来たん?レベルだった。まず自分含めnt型の3人は金欠で、あまり金を出せなかったのと、この3人みんな自由人すぎてとったホテルを抜け出して現地にいる彼女とラブホに行ったり、写真を撮ろうとしても写ろうとしなかったり、笑顔を見せなかったり、神社や博物館に1人で行こうとしたり、旅行先のホテルで1人で読書したり勉強したり、1人だけ(自分)夜更かしして夜の札幌を散歩しまくって13時に起きて過ごせる時間を短くしてしまったり、とにかくフリーダムすぎた。ISTJの子も面白いのだが、北海道に来てやることがパチンコとかジムとか1人で風俗とか、正直旅行の意味が薄れていたと言えるだろう。INFJの子は車取ってくれたり運転してくれたり積極的に写真撮って景色を満喫しようとしたりと、ちゃんと旅行をしているのだが、日本人同調圧力には飲まれやすいといったところか、後半は自分達に対して諦めの気持ちで接していた。去年はもう1人f型(INFP)の子がいて感情表現豊かな旅行になったのだが、今回はあまりに個人の自由を優先しすぎたがためにまとまりのない無機質な旅行になってしまった。後自分みたいなわがままを言う人間がいてもそれに同調して場をかき乱す原因になったり、多数派になるべきではない、マイノリティであったほうが楽しめる場において私達が多数派になってしまったことで起きてしまった現象である。正直相当自分はひねくれているので、この旅行以前はFとか邪魔な能力じゃねー、女性ならいいけど男性ならいらねーだろ、とか思っていたのだが、旅行とかは純粋に感情が動いてこそ楽しめるものだし、分析とか競争みたいなドライなものは旅行にあんまり必要ないと思う。せっかく思い出を作りに来ているのだから、もう少しみんなが共感できるようにバランスの良いメンバーにするべきだったし、このメンバーでも楽しかったが、もう少し感情が動くように札幌に留まらず色々なところに行くべきであったと今は感じている。ある種の強制力が、"楽しさ"を引き出すことができるということに、全く気づいていなかった。計画を練ってくれたESTJの友達や、楽しませようと頑張ってくれていたINFJの友達には申し訳が立たない。こういう協力が必須な場面で、自分はクラッシャーというか、"悪魔の代弁者"的なポジションにいつもなってしまうので、そういう計画を練ってくれるひとたちのことを労いつつ、その人たちも自分も楽しめるような旅行をみんなで作っていくべきだと感じた4日間だった。ここにいたメンバーの深掘りもいずれはしたいと思っている。次特に焦点を当てたいのはINTPの友人である。彼は生粋の論理学者で、昔はそんなことなかったのだが、今は正直身近にいる人間でダントツでNT型そのものという感じがする。自分も笑ってしまうくらいドライになってて正直びっくりした。次回は一要素しか変わらない自分との違いも含めて、じっくり解説していきたいところである。旅行は計画とメンバーの性質に気を払って楽しむことが大事だと実感した経験であった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?