Kick Japan Ranking Virtual Aug. 2022 Vol. 002 Ver. 1.2
Ver. 1.2: 安保瑠輝也選手について
Ver. 1.1: 今回の注目選手、ペットパノムルン、チャド・コリンズをランクに加えました。
いつまでも続く風邪フィーバー。解熱剤などの風邪薬は飛ぶように売れ、在庫切れらしい。補助金頼みの日本の産業は再生できるのだろうか。格闘技業界も政治家に手をすり合わせるだけの情けなさ。エアロゾル感染とされ、当初言われていた飛沫感染ではなかったのだから、もうマスクは無意味と分かったはずだ。人間の呼吸、空気の中にウイルスが有り、空間に漂っている。顕微鏡で見れば、大きな網目のマスクは何の意味も無い隙間だらけ。非科学的な論拠も何も無いマスクをして会場に集まる様はバカとしか言いようがない。子供達や外国人に馬鹿を晒して、恥ずかしくないのだろうか。興行を行う業者こそ、自由に大きな声でファンが声援を送れるように国にかけあう位の根性を見せて欲しい。選手にはそんな事は求めないが。
格闘技業界は伝統的にアンダーグラウンドな人達と親しい。格闘技の父と言われる人も、金欲しさに壺を売ったりもしていた。話題にはなっていないが、統一教会とも非常に関係が深い。ドーピングチェックの実施は言うまでも無く、もう「押忍」や「無条件」と言わせる、隷属の仕草も撤廃したほうが、この時代にはイメージアップに繋がると思う。
少しずつ改善して行けば、キックボクシングはMMAより分かりやすく、面白いから必ず残る。だが、現状のように何も考えないトップでは衰退は免れない。
今月は歴史に残る事件があった。タイ国技ムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアムに三浦孝太がエキシビションマッチで上がり、女性ファンで満員にしてしまった。ブアカーオが相手をする破格の扱い。歴史は動いている。
今回の注目選手
三浦孝太選手は現在のところ、MMAの選手だが、今後キックボクシングをやる可能性が無いとは言えない。その意味では最も注目される選手と言っても良い。今回からは日本で活躍する主要外国人選手もランクに入れた。ゴンナパー、イソンヒョン、チャンヒョンリー、ペットパノムルン、チャド・コリンズの各選手。まだランカーとの対戦は無いが、大﨑孔稀選手は55 kgで戦う事が決まっている。次回のランキングでは誰かが上がり、誰かが落ちる。楽しみ。70 kgにはT-98が初ランクインで6位に。65 kgは強豪外国人選手は3人もランクインする超激戦区になってきた。
なお、このランキングは現状5 kg区切りのランクになっており、各団体が採用している2.5 kg刻みではない。57.5 kgや62.5 kg、あるいは67.5 kgのお気に入りの選手が見えない事でお怒りのファンもいると思う。確かに安保瑠輝也選手のように高い実力の選手をランクインさせられないのは、こちらとしても残念。安保選手の場合、65 kgでやるなら1位なのですが、たぶん減量が難しい。かと言って70 kgでは実力を示していない。そんなところです。
≦ 60.0 kg
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?