Kick Japan Ranking Virtual May. 2023 Vol. 010 Ver. 1.52
Ver. 1.50: KANA vs Amy Pirnie 消滅
Ver. 1.40: 注目の一戦、大﨑孔稀 vs 寺山遼冴追記
Ver. 1.30: KANA vs Amy Pirnie 消滅か?
Ver. 1.20: 注目の一戦に与座優貴、KANA追記
Ver. 1.00: 注目の一戦
Ver. 0.90: ONEChampionshipに期待する
Ver. 0.80: RISE 54 kgへの疑問
Ver. 0.70: 武尊 vs ロッタンを今からシミュレートする
Ver. 0.60: Impact in Paris 追加カード発表
Ver. 0.50: 格闘技団体エンタメ度ランキング
Topics
KANA vs Amy Pirnie 消滅
KANA vs Amy Pirnie 消滅か?
注目の一戦の記事は2023年5月25日に書かれたものだが、翌26日に本人によると見られるInstagramで、発表された時はまだ交渉中で、インタビューはフェイクであり偽造記事であるとした。これが本当だとすると大変に大きな問題になりかねない。新生K-1からの発表を待とう。
ONEChampionshipに期待する
これはONEChampionshipに出場する柔術家のマイキー・ムスメシに送付されたドーピング・チェック陰性の書簡のようです。
チャトリ氏はちゃんとやってくれているようですね。
全ての選手の陰性証明を公開することを希望します。
ONEチャンピオンシップ (シンガポール) Pte Ltd.
デュオタワー
3 フレーザー ストリート、#14-24
シンガポール 189352
添付対象: マイキー・ムスメシ 検査結果
日付: 2023 年 5 月 22 日
親愛なるマイキーへ
ご無事であることを願っております。テスト用のサンプルを提供していただいたことに感謝し、クリーンなスポーツへの取り組みを評価します。この手紙は、2023 年 5 月 5 日の試合後の検査結果が、世界反ドーピング機関 (WADA) の禁止および禁止リストに掲載されている物質に対して陰性であったことをお知らせするものです。
スポーツの誠実さを維持するための皆様のご協力とご努力に深く感謝いたします。コメント、提案、お問い合わせについては、wwang@lonefc.com までご連絡ください。
心から
ウォーレン・ワン医学博士、医療サービス担当副社長
RISE 54 kgへの疑問
この変則的なウェイト設定に対して、発表時から疑問があった。
何の為、誰の為か意味が分からないからだ。
そもそも55 kgの下の階級が52.5 kgではなく53 kgなのはなぜ?
同じ事は65 kgの下が63 kgなのもRISEの不思議の一つだ。
ついでに言えばなぜ70 kgがスーパーウェルターじゃなくてミドル級なの?
ルールブックが閲覧できないのもRISEが妙な団体である事を示している。
メンバー、カードは以下のようなものだ。
一番分からないのは55 kgの世界王者志朗がなぜこれに出るのかが分からない。恐らく志朗選手が本命になるだろう。志朗は前の試合でムエタイの強豪ディーゼルレックを完全KOしているのでペッシラーもムエタイ王者とは言え、RISEルールでは厳しいと思われる。ましてや階級下のクマンドーイ選手も志朗とは差があるだろう。疑問はまだある。なんと一度行われたKazaneと政所仁をリザーブマッチでまた戦わせる。53 kgの兄が出て、55 kgでやらされている大﨑孔稀が出られないのは可哀想すぎる。事情通のRISEファンはもっとアホかと怒ったほうが良いのでは?
Impact in Paris 追加カード発表
2023年5月17日追加カードが発表されました。
これはKJRVとしては意外なメンバーでした。
武尊が最強軍団を構成すると考えていたのですが、
今後の展開と、PPVの売れ行きを考慮するとこうなるのでしょう。
新生K-1には発言力がある武尊は他団体を優遇する必要があるでしょう。
PPVの売上を意識すればイケメンで既存ファン数の多い選手を集める必要もあったでしょう。これはAbemaの意向でもあるでしょう。
3戦全勝もあれば全敗もある世界。
勝てば官軍、負ければ賊軍。
3選手には何が何でも勝ってもらいましょう。
次の話はそれからです。
2023年6月24日、武尊がISKAタイトルに挑戦!
少し古い情報となりますが、時系列で残す為にISKA挑戦から順に記します。
ISKA 61 kgと言うことはアダム・ブアフフ選手とほぼ同じウェイトですが、
上から階級を下げての対戦です。上の階級では原口健飛選手が対戦予定だった、ザガリア・ゾウガリー選手とも対戦しており、敗北を喫しています。
今なぜ?と言う疑問の答は、復帰戦だからと言うしかなさそうな相手。
勝って、次にロッタンとやってもらいたい。
フランスでは他の日本人選手の対戦も組まれているらしい。
武尊がONEChampionshipと契約!
武尊、チャトリ氏、両者気の強さを見せた会見
武尊は実直な悪ガキキャラ。常に子どもたちの手本になるようなキャラを意識している。正義を振りかざすイメージを避ける為か、敢えて普段はエロさを隠さず、真面目嫌いのディスり好きアンチへのサポート意識も持ち合わせている。完璧な武尊であればあるほど嫌うアンチを気にする事は無いと思うのだが、それを無視できないところが武尊らしさでもある。
武尊は強さが正義の代表的格闘家だから、勝たなければならない。
勝てなければ全ての説得力を失うタイプの選手。
プレッシャーの中でフランスで勝利し、ONEChampionshipでロッタンに勝利すれば、世界の武尊、格闘技界の神になれる。
ロッタンに勝てば、そこで辞めて良いと思う。
当然、簡単な事ではない。だからこそできた時に価値がある。
チャトリ氏の那須川天心ロッタン戦への批判は武尊の性格を露出させたと考えれば、批判はあれど会見としては面白かった。
武尊は自分がやるべき事をやってくれればいい。
KJコラム
武尊 vs ロッタンを今からシミュレートする
この対戦が滞りなく行われる事を、まず祈ろう。
この戦いは単に強豪の対戦と言うだけではない。強豪なら他にもスーパーレックやらハガティやらいくらでもいる。これはキック界では珍しくドラマのある戦いなのだ。もう何年越しになるだろう。初めて那須川天心が武尊に対戦を迫り、ようやく実現した試合は変則的な前代未聞のウェイト要求を武尊が受け入れる事で実現された。那須川天心側からすれば体格で劣るのだから当然の要求だったが、戻しの設定は予想外の結果を招くには十分なハンディキャップだった。
ONEのCEOチャトリ氏が那須川天心のロッタン戦に言及したのは、本当はロッタンが勝っていたのだからロッタンに勝てば、那須川天心に勝った事になる。武尊がロッタンとやる意味を伝えたかったのだろう。もしそうなのであればうまく伝わっていなかったが。何れにしろ武尊がロッタンに勝つことは、那須川天心戦に置いてきた忘れ物を取りに行く、必要な作業なのだ。
こうしたドラマが付いてくる戦いはキックボクシングではそうそう無い。
ここまで注目されるのはあの那須川天心戦での武尊の敗北が怨念のように武尊を成仏させないからだ。
武尊はこのロッタン戦で勝たないと成仏できない訳だ。
今度もルールが勝敗の鍵を握る。
まず、ONEChampionshipにはムエタイとキックの2つの種目がある。
当然武尊がムエタイでやるはずがない。やれば飛んで火に入る夏の虫になるだけだろう。ここはキックルールで考える。
武尊はそれほど変わった戦い方をするファイターではない。最近ではカーフを取り入れたが、インロー、ミドル、テンカオ、左右フックの非常にシンプルな戦い方をする。特徴はとにかく前へ出る、相打ち上等で打ち合う戦い方。だから相手のパンチもよく貰う。思い切りの良さで、肉を切らせて骨を断つ戦い方をする。
苦手はサウスポーで小澤海斗や大雅、村越優汰にも苦戦している。そして那須川天心には派手にダウンさせられた。幸いロッタンはオーソドックスの選手なので武尊のパンチが当たらない事はなさそう。
しかしロッタンの持ち味は打たれ強さにある。
普通の選手ならダウンするようなパンチを貰ってもケロッとしている。
これは長年の経験で培ったものなのだろう。
ただ、武尊には必殺技がある。後頭部や頭頂部を叩くパンチ。
頭蓋骨や顔面の角を叩くと効果的に小脳が揺れる。
こうした頭部へのパンチが武尊は得意だ。だから拳を傷める。
たぶん武尊はロッタン戦で拳を傷めるだろう。早い回で終わらない限り、高い確率で拳を傷めてしまう。OFGで頭蓋骨を殴るから。
武尊には地味な武器もある。パンチの間にテンカオを挟む。武尊の場合、これで倒す事はないのだが、これによって顔面へのパンチが当たり易くなるのだろう。
しかしこれまでの戦い方でロッタンは倒れるのだろうか?
恐らく急所を掠めるようなパンチが当たれば、武尊なら倒せると思う。
ただ、それで10カウントを聞く事はないと思う。
そこで普段ならコンビネーションとして用いているテンカオをフィニッシュできる技として改良してみてはどうだろう。最近では朝倉海選手がRIZINで見事に決めていた。武尊のテンカオは位置が低いのか、これまで相手がダメージを受けたような記憶がない。下から真上に蹴るようなテンカオで相手の意識を下げる効果はあるが、ダメージを奪う、倒すテンカオではない。
これを不意打ち的に少し角度を付けてレバーやミゾオチに叩き込めば、ロッタンが崩れる様子が頭に浮かぶ。
倒れたことがないヨーキッサダーを倒したように、ロッタンを這いつくばらせて欲しい。武尊ならできる。
タイトルマッチで5回戦になるのか、3回戦になるのか、そこもポイント。
ロッタン戦前に一戦挟んでタイトルに挑戦するのか、スペシャルマッチにするのか。どうせやるなら5回戦でやって欲しいが、長い戦いにはならないような気がする。
やれば必ず死闘になる。
格闘技団体エンタメ度ランキング
C RIZIN
1 Breaking Down
2 プロレス
3 ムエタイ(タイにおいて)
4 KNOCK OUT
5 シュートボクシング
6 RISE
7 新生K-1
8 ONEChampionship
9 UFC
10パンクラス
11ボクシング
12修斗
番外 アマチュア競技
最近Breaking Downが格闘技かそうでないかと言う議論があり、
僕はルールがある以上格闘技だと主張していました。
その後細川バレンタイン氏の格闘技は強さで評価されるものだから、
人気が最重要とされているBreaking Downは格闘技ではないとする考えにも共感できる部分がありました。
結局僕は格闘技度と言うか、エンタメ度の違いが格闘技と認めない人の
論拠になっていると気付きました。
プロである以上は、全くエンタメ度が無いものは皆無です。
エンタメ性が少しでもあれば格闘技ではないとしてしまったら、
プロ格闘技は存在できません。
格闘技度の度合い、言い換えればエンタメ度の違いが団体の特色なのです。
現実を見れば日本ではRIZINが最も人気があり、稼ぎも良い。地上波では問題とされた事もAbemaになって箍を外した。もうそうなるとエンタメ度はプロレスに近いものになっている。階級を無視したり、日本人選手の和彫を解禁したり、ある意味プロレスを超えている。そこにプロレスよりは格闘技度を高めた試合をメインにする。現実を見れば、これが日本のファンが一番喜ぶ形態だと結論付けている。
過去を振り返れば日本の格闘界は力道山対木村政彦のガチもどきから始まり、これもガチもどきの沢村忠のキックボクシングがスポーツ大賞を獲得したりもした。その流れでリングス、旧K-1と、もどきは続き、新生K-1のほぼガチに辿り着いた。ここで「ほぼ」を付けるのは選手達には失礼だから説明を加えておくと、マッチメイクの時点でガチではないからと言えば、新生K-1の選手や詳しいファンには納得していただけるだろう。結局、アマチュアでない以上、完全なガチをプロでやれば経営が成り立たないのが現実であり、そこから遠く離れた事をするほど、儲かる現実があるのです。それが格闘技ビジネスの真実です。
身も蓋もない話になってしまいましたが、このコラムはガチですから。
注目の一戦
与座優貴 vs アーロン・クラークの一戦はランキングには関係無いが、この男の戦いだけは注目したい。原口健飛選手もあまりぱっとしない外国人選手とやるなら、RIZINでもどこでも良いので鈴木千裕選手や与座優貴選手とやって欲しい。
結果:アーロン・クラークが雑魚だと言うコメントがAbemaにあったが、どこに目をつけているのだろう。与座の攻撃をあれだけ受けて倒れないのを見れば実力者である事が分かった。バックブローもきちんとしたガードでなければ倒す力のあるものだった。与座は原口健飛と鈴木千裕くらいしか相手がいない。
Kick Japan Ranking Virtualとは?
4団体統一キックボクシングランキング
ヒジ無し、掴み制限有りルールでのランキング
(RISE 新生K-1 シュートボクシング KNOCK OUT)
ゴンナパー選手は試合が無い為、番外に移動しました。
≦ 65.0 kg
1 Chadd Collins
2 Tihiro Suzuki
3 Hiroki Kasahara
4 Yuki Yoza
5 Kento Haraguchi
6 Kan Nakamura
7 Taiju Shiratori
8 Tetsuya Yamato
9 Katsuki Kitano
10 Daizo Sasaki
番外 Kongnapa Weerasakreck
≦ 55.0 kg
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